2004年から始めた1年のテーマを決める漢字一文字です。
ほんま、毎年それが現実になってるのが自分でも恐ろしい。

まずは昨年までの漢字を思い出し、結果を振り返ってみよう。

2004年は「遊」 自遊人と称し、自ら遊ぶ楽しみを造れる人。
仕事、遊び、すること全てを楽しく感じれる自分を目指した。


2005年は「愛」 人を愛し、自分を愛し、愛のある生き方。
 サブタイトルで「天上天下唯我独尊」というテーマを掲げて、
 その意味である生きとし生けるもの全てを愛すという釈迦の
 教えを肝に銘じて愛を持って接し続けた。


2006年は「道」 自分の進むべき道を決める年であった。
 大きな選択をし、自分の生きる方向性を考えて行動した。


2007年は「進」 昨年決めた道を突き進み、己を進化させる。
 確かに進んだし、進化したが空回りも多かったかな。


2008年は「動」 更なる成長を求め、躍動する事を目標に。
 一挙一動を大切にし精力的に動き、出会いのため動いた。

2009年は「盤」自分将来への地盤固めをし、吸収させた。
 積極的に局面(序盤、中盤、終盤)を見極めるよう動いた。

そして、昨年2010年は「働」を選び 、ほんまによう働いた。
昼間の仕事も長期間空くことなく労働日数250日。
それに加えてショットバーを3月にOPENすることができた。

やっぱ働くことで人は元気になるし、休みのありがたさを得た。

単純に働くことだけでなく、人への働きかけにも取り組んだ。
吸収したことを発信し、周囲を巻き込んでいけたかな?



さて、気になる2011年は、ほんま悩みました。


いつもなら1月3日~5日くらいにはまとまるはずなのに…

心に決めた漢字もあったのですが、高野山に行ったことで、
更に悩み、ようやく決まりました。


2011年、俺の今年のテーマは 『転』 となりました。

転には「うたた」という読み方もあり

ある状態が、どんどん進行してはなはだしくなるさま。いよいよ。

転じて、そうした状態の変化を前にして心が深く感じ入るさま。


ここ数年で思いが見えてきたように、その思いをどんどん深く強め、

転がるように自然に進んでいきたいと思います。


転寝(うたたね)というのもあるように、時には眠るつもりもないまま、

うとうとと眠ること、仮寝。

そう、一所懸命も大事ですが、時には休みます。


転楽し(うだだのし)とは、非常に楽しい。いよいよ楽しい。

人生であり、仕事、休み、起こること全てを楽しみたい!


転(うたて)
自分の心情とは関係なく、事態がどんどん進んでいくさま。ますます。
「いつはなも恋ひずありとはあらねども転(うたて)このころ恋し繁しも」

万葉集(二八七七〉にあるように恋も自分の心情とは関係なく動くか?

機転/気転(きてん)その場に応じた、機敏な心の働かせ方。

思い立ったとき、気づいたときに行動しないのは悪と言い続けているし、

その部分は更に意識した言動を心がけよう!


四字熟語にあった円転滑脱(えんてんかつだつ)は人との対応が、

角立たず臨機応変であることで、物事が滞らず、すらすらと進むこと。

「円転」まろやかにころがること。「滑脱」なめらかに変化すること。


今年の自分、昨年OPENしたSynの営業や今後の方向性においても、

自分がいなくても円滑に進み、無事進んでいって欲しい。

欲を言えば、雪だるまのように大きくなっていって欲しいものだが(笑)



そして今年もサブタイトル、とはいえメンターからいただいた年賀状に

書かれてあったありがたい言葉である。


「おのれこそ おのれのよるべぞ、おのれをおきて 誰がよるべぞ、

よくととのえし おのれにこそ、まこと得がたき よるべをぞ獲ん」

不況が長引き混沌とした時代に頼るべき(信じるべき)は自分(自己)、

自分を持たずして、誰が信じてくれる?ついてきてくれる?

良く整えし己(自己を知り、自己を高め)にならなければならない。

そのときに、自己が追い求める本当の理想に近づけるのであろう。


何はともあれ2011年は自然体、流れに乗る。でも流れを作るのは自分。

物事を創る自分であり、流れを円滑にするサポーターになろう。

人生、七転び八起きという言葉もあるし、失敗を恐れずに!


追記

転職もありでしょう、移転もありでしょう、環境に順応する俺は変わらない。

そう、俺は誰にもしばられない雲のジュウザ(笑)


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