自然が、天才を育てる 3 わたしは地球人!という意識と、英語力をつける教育 | スピリチュアルライフ ー 原水音のマザーアースカフェ

スピリチュアルライフ ー 原水音のマザーアースカフェ

アメリカ、屋久島を経て、熊野の自然のなかで暮らしています。四人の子どもを自宅出産、自然育児で。スピリチュアルでエコな体験をおしゃべりしちゃいます。




   あじさいの季節がはじまった!





 「 わたしは地球人!」という意識で、子どもを育てる




  

長野県の山に囲まれた地方都市で生まれ育ったわたしは、ものごころついた


時には、「早く、東京へ行きたい!都会人になりたい!」


そう、思っていた。



田舎なんて大キライ。田んぼと山しかない田舎へ行くと、うすらさみしくなって


こんなお店もない場所に住むひとって、かわいそう。


なんて思っていた。



高校卒業後、上京して、出版関連の仕事をかじらせてもらいながら、



でも、自分が、どんどん巨大な渦にもまれて、アップアップしていくのを感じ


ていた。


まるで、大型洗濯機のなかで、なすすべもなく流され続けている小さな布きれ


みたいな自分。


足の立たない水のなかで、どこへ流されていくのか見えない。



いったん、ここを離れて、自分が今いる場所を客観的に見てみたい!






カリフォルニアの山奥に住んでいた。料理も暖房もすべてマキの火。

大きなノコギリかついで森へ。








そう、思って、カリフォルニアの語学学校へ留学することを決めた。



英語を学んで、大好きな音楽も本場で浴びるほど聴いて、スキルアップして


東京へ戻って来よう。



わたしは、一生、東京で仕事しながら生きていきたい。そのために、力をつけ


るんだ。



そんな自分が、まさか、カリフォルニアの山のなか、しかも電気もガス


も、水道もない、布ばりの家で赤ちゃんを産み、屋久島、熊野と田舎というよ


り、秘境といったほうがぴったりくる場所で生きていくことになるなんて!



人生って、ホント、不思議!



でもね、このとき、思い切ってアメリカへ飛び、さらには、なんも考えずに、


直感とワクワク感だけで、自然生活に入ったことが、


その後の子育てに、とんでもない影響をあたえたと思うんだ。








 日本人という意識から離れて、見えてくること




海外に出て感じることは、日本ってやっぱり島国だなあ、ということ。


国境を気にせず、国民のほとんどが日本人だから、みんなが同じような意識


を持っていて、当たり前。だと思いこんでいる。


ついでに、日本人であることにめちゃ誇りをもっている。




移民の国、アメリカでも特に人種民族が豊かなカリフォルニア、そのなかでも


アメリカでもっともリベラル、進歩的といわれるバークレー市で語学学校に


通っていたので、あからさまな人種差別なんてうけたことはない。



60年代から70年代に沸き起こった意識改革、カウンターカルチャーの拠点


となった、サンフランシスコ、そのお隣のバークレー(カリフォルニア州立バー


クレー大学の優秀な学生や教授がこの意識改革を推し進めた)には、



日本ではまだ聞いたことも見たこともなかった、オーガニック野菜だけのレス


トランや、スーパーマーケットがあって、長い髪を風になびかせたヒッピー


がはだしで街を歩いていたりした。


そんな進歩的な街は、わたしにはめちゃ心地良かったんだけど、日本から


やってきた同年代の日本人女子の多くは、「アメリカになじめない」といって、


すぐに帰国していった。



わたしもふくめて、彼女たちにとって、一番ショックだったのは、



自分はアジア人、有色人種である。


という、あたり前のことに気づかされたことかな。



日本にいたときは、正直言って、自分がアジアの一員だなんて思ったことな


かったよ。当時は、日本経済が右肩上がりを続けていて、韓国や中国は


まだ競争相手でさえなかった。情報も今ほど入ってこなかったし、国内で流さ


れている情報操作でつくられたわたしの意識では、日本人は世界でもっとも


すぐれた民族。そう思っていたんだ。



たしかに、英語で自分の思いを表現することが難しいから、自分がバカに、無


力になった気がして、自信を失ってしまう。



日本語でどれほど知的な会話ができたとしても、世界のなかでは英語で自分


の思いを伝えられなかったら、どうしようもないんだ。


金髪、ブルーアイですらりと背の高い女の子のとなりに並ぶと、わたしなんて


色黒のちんちくりんで、おまけに5歳児レベルの英語もしゃべれない!


そりゃ、自信失うわ。



日本語が通じて日本人だけの社会で生きるほうが楽だもの。


だから、帰国を決めた彼女たちの気持ちは、痛いほどわかったよ。




「あなたは何年間、英語を勉強してきましたか?」




語学学校の先生に聞かれても、恥ずかしくて、中、高あわせて6年間なんて


言えなかったなあ。



日本の英語教育は、まちがっている!


そう感じたよ。


今は、ネイティブの先生が授業を行ったりして、だいぶ改善され



てはいるけど、わたしは小学一年生から英語を始めるべきだと思うよ。


耳から、日常会話レベルから英語が入らなければ身につかないと思うんだ。




畑で遊ぶ子どもたち。向かいの山では、山桜の枝先が、うすべに色に染まりはじめている。




文法なんてまるでダメだった息子が、英語ペラペラになった理由



わたしが通っていた幼稚園は、スズキバイオリンとして、また幼児才能教育で


世界的にも有名な、鈴木鎮一先生がはじめた、幼稚園だった。



そこでは、子どもの能力を信じて、ホンモノを与える。


という意識が徹底していた。


英語の時間には、アメリカ人の太ったおばはんが大きな傘をひろげて、


「アンブレーラ!」


と叫ぶ。


5歳児が全員、口をそろえて


「アンブレーラ!」


と叫ぶ。」


そのくりかえしで、傘はアンブレラだと理解するんだ。



小林一茶の俳句を何十もぜんぶ、暗唱した。


毎日、まいにち、おなじことを強制ではなく、遊びに一貫として続ける。


そのことで、幼児には無理でしょ、と思われることが、当たり前にできてくる。



母がすごくリベラルな意識をもっっていたおかげで、わたしは素晴らしい教育


が受けられた。今も、母には感謝している。



だから、幼稚園も保育園もない山奥で、わたしは自分が最高の保母さんに


なろう!と決めたんだ。



つたないわたしの英語力でも、幼い子どもには関係ない。



日本語がきちんと理解できるようになった幼児期、


砂糖を指さして、「シュガー」


空に向かって両手をあげて「スカイ!」


と繰り返したよ。



たまにテレビでディズニーのアニメなんか放映してると、


副音声に切り替えて、英語を聞かせた。


子どもからはもちろん「意味わかんないー」のブーイング。


強制は逆効果だから、ぎりぎりまで我慢させてから、日本語にもどす。



家のなかや車中で流すCDも、ほとんど私の好きな洋楽もの。


何度もおなじ曲を流していると、英語やスペイン語でも、くりかえされるサビの


部分を、子どもたちはコピーして口ずさんでいた。



英語が、遠いもんじゃない。


生活のなかに、なんとなくあるもの。



そう感じてもらえるだけでいい。



山と谷とに囲まれて、せまい空しか見えない場所で育てたけど、


「この空はね、ずうっとずうっと続いているんだよ。


お兄ちゃんが生まれたアメリカまで、


ライオンが住んでいるアフリカまで、ずうっとおんなじ空が広がってるんだ。


あんたたちは、どこまでだって行けるんだよ。


世界中の空を見てこいよー」


空を見上げては、そんなこと言ってワクワクしてた。子どもたちもキラキラした


目でうなずいてたっけ。


満天の星空見上げては、



「このたくさんの星のなかの一個が、わたしたちの星、地球だよ。


こんなに星があるなかで、地球だけにひとが住んでいるなんて、わたしは


思わない。


宇宙人さんから見たら、わたしたちはみいんな地球人だよ。


あんたたちは、地球を守る愛の戦士だよ。


困っているひとは助けてあげて、


みんながニコニコ笑える地球にしようね」



そんなことばかり言ってる母でしたね。


でも、子どもたちが生きていく場は、日本だけじゃない。



選択肢は世界にある。


そんな意識を、当たり前に子どもたちが持てたことは、幼児期のわたしの教


育にあったんじゃないかと思ってる。









原水音トーク&ライブ


「たましいの子育て マザーアースからの伝言」




日時 6月18日(土) 13時30分~15時30分 

 原水音トーク&ライブ
<同時開催>
10時~16時 
 Spiritual Art of Nature 原秀雄 展
 おひさまマルシェ

会場 青森公立大学 交流ホール
   (青森市大字合子沢字山崎153番地4)...

前売り 2000円 当日 2500円

標高千メートル、電気もガスもないアメリカの山奥で長男

屋久島の海辺で二男を 熊野三山の奥の院、携帯もつなが

ない山村で三男と長女を自宅出産して育ててきた体験と、
自然に抱かれて生きる暮らしの中で学んだこと、大地の母
「マザーアース」から教えられた「いのちの知恵」を 
皆さんと共有したい・・・
そんな想いから、歌うように語り、語るように歌う、トー

ライブを各地で行っています。
四人の子どもたちを自宅で出産、病院のない場所で育てて
きた
体験をもとに、自然と繋がって生きる方法や、大人になっ
ても
健康なカラダと夢を抱き、目標を叶えていく底力を育てる
子育
て方法を 肉体、心、魂のレベルに沿って、美しい映像と
自作
の歌をまじえながらお話いたします。

※ イベント終了後 おひさまの村「みんなの茶の間」にて、
「原秀雄さんと若手農業者の集い」を予定しております。
ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。
( 夜18時~ 参加費\3000 食事付 要予約 )

※ 講演について、おひさまの村正会員は、500円引で
す。 
  メール予約も 受け付けております。

http://ameblo.jp/
ohisamanomura/
entry-12153733888.html

http://ameblo.jp/
ohisamanomura/
entry-12153741878.html

http://ameblo.jp/
ohisamanomura/
entry-12153746422.html


詳細HP
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 ①下記リンクからメールにて、ご予約下さい。

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