wouldやcouldは上手く使いこなせていますか? | 【nanacoおばさんの誰でも英会話♪】

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皆さん、こんにちわ(^o^)

この時期の定番の「ノロウィルス」と「インフルエンザ」が、いよいよ

全盛になってきましたね~(><;)


皆さま、くれぐれもお気をつけくださいね(^▽^;)


さて、前回の記事 で、英語での角が立たない断り方を書いたのですが、

その中で、"I would love to, but~~"というのがありましたよね?


前回の例では、こんな感じでした。

A: So, would you accept our proposals?

では、我々の提案をお受け頂けますか?

B: I would love to, but ~~

そうしたいのですが、しかしながら~~


当然、Bの答えのbutの後に、提案を受けられない理由を述べます。


例)

I would love to, but I do not have enough time for the preparation.

そうしたいのですが、準備のための時間が取れないんです。


I would love to, but my boss is very interested in another offer now.

そうしたいのですが、今、私の上司は別件の方に興味津々なんです。


などなど、色々と断る理由(口実?)をbutの後につける形になります(笑)


ところで、前回の記事で、何人かの方から、「wouldとかcouldって、

イマイチ使い方がよく分からない」というメッセージを頂きました(・ω・)/


そうなんですよね・・・、確かに、ちょっとわかりにくいですよね。

実は、would/couldの用法を本格的に説明しようとしたら、けっこう時間が

かかると思います。


そもそも、皆さんは学生時代に、wouldとかcouldの使い方って、どんな

風に学びましたっけ・・・?


多分、おおよそ、この3つの用法だったと思います。

①will/canの過去形

②仮定法過去または仮定法過去完了の主節部分の助動詞

③婉曲表現


少しは記憶に残っている部分がありますか・・・?

それとも、「やめてくれ!」状態ですか?(笑)


      


ちなみに、上の例であげた"I would love to, but~~"(そうしたいですが、

しかし~~)という言い方は③の婉曲表現の応用です。


でも・・・、この「そうしたいのですが、しかし~~」という内容は、現在

ことを言ってますよね?


なのに、何故、willの過去形であるwouldが使われるのでしょうか?


現在のことなので、"I will love to, but~~"でもよさそうですよね?


確かに、これは③の婉曲表現だから、willではなくwouldを使うのですが、

そもそも、現在のことがらの婉曲表現に、何故、過去形wouldを

使うのでしょうかね・・・?


その理由は、②の仮定法と関係しているからです。

というか、③の婉曲表現は、実は②の仮定法の

応用なんです(・ω・)/


まぁ、実際に婉曲表現としてwouldを使っているネイティブの人たちが、

いちいち、仮定法を意識しているかどうかわかりませんが、やはり、

実際には、仮定法の考え方が根底にあるのです。


ネイティブが、いちいち仮定法などを意識して使ってないのに、なんで、

我々がそんなことまで考えなきゃならないのか?という意見が出てくる

思います(^_^;)


しかし、やはり、英語とは全く違う言語体系をもつ日本語を話す我々には、

ただ、「wouldは婉曲表現に使われる」と機械的に覚えるよりも、仮定法の

理解があった方が、断然、would/couldを使うニュアンスが理解できるし、

また、こちらの微妙な真意も伝えやすくなると思うんです。


でも、今回、ここでは、仮定法について、こまかく文構造などを文法的

述べるつもりはありません。


なので、もうちょっとだけおつき合い願います(^o^;)


ただ、③の婉曲表現としてのwould/couldは、仮定法の応用だという

ことだけを、頭の隅に置いておいてください。


では、仮定法とは、いったい何なのでしょうか?


上でも述べたように、今回、仮定法の文法的説明はしませんが、仮定法が

どういう時に使われるかだけを書いておきます。「あ~、そういうことか・・・」

ぐらいの感じで、軽く読み流してくださいね♪


英語の仮定法は、たとえば、こんな感じの言い回しをしたい時に

使います(・ω・)/


例)

あともうちょっと安ければ、買うんだけどな~。

父が生きていれば、こんなことにはならないのに。

来る前に電話してくれたら、家で待っていたのに!

あの電車に乗ってたらマズイことになるとこだった。


上の例文の言い回しには、共通点があるのが分かりますか?


そう、その共通点とは、実際には起きていないこと、あるいは、起きて

いなかったことを前提にしているという点です。


なので、上の例文は下記のように言いかえられます(青字の部分が

言い換え文)


あともうちょっと安ければ、買うんだけどね。

望んだほど安くはないので、買わない


父が生きていれば、こんなことにはならないのに。

父はもう生きていないから、こんなことになってしまっている。


来る前に電話してくれたら、家で待っていたのに!

来る前に電話してくれなかったから、家で待っていなかった。


あの電車に乗ってたらマズイことになるとこだった。

あの電車に乗らなかったからマズイことにならずにすんだ。


こういう言い回し(黒字の方)って、日本語でも、よく日常的にしますよね?


そう、英語圏でも、この手の言い回しは日常的に頻繁に出てくるんです


ということは、すなわち・・・、

我々が学生時代に英文法の授業で、難解な部類に入ると思われていた

仮定法は、日常の英会話にフツーに頻繁に

使われるのです( ̄□ ̄;)!!


と、まぁ、今回はちょっとハードな内容でしたが、仮定法については、

今後、細かく説明しようかどうか思案中です・・・( ̄ー ̄;


私としては、ちゃんと理解した方が絶対にいいと思うのですが、確かに

仮定法の文構造って、ちょっと複雑なんですよね・・・。


なので、ここで、あまり、高校の文法の英語の授業みたいにガンガン

やると、ドン引きする人も出てくるのではないかな・・・、と少し不安でも

あるのです(^_^;)


もしかしたら、別の媒体で(たとえば動画とか)やるかもしれません。


まぁ、その際には、一応、ご案内だけはさせて頂くことにしますね(^o^)


なので、今日のところは、この辺で!(^^)!


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