2月のNHK『100分で名著』は、ガンディーでした。

 

ガンディーじゃなくて、ガンジーのほうが違和感がないので、以下そう書きますネ。

昔、職場で部長が毎回、クライントのことをクライントと言うので、

内容が入ってこなかったなぁ。。。懐かしいなぁ。。。(笑)

 

 

ガリガリで坊主頭。丸メガネに白い布を纏っただけというインパクトある姿から、

仏教徒かと思っていましたが、ヒンズー教徒なのでした。

 

 

「どうせ生れたときから聖人君子的な人だったんでしょ」、

と少し斜に構えていた私ですが、若き日のガンジーは、控え目に言っても、

三大欲どころか結構な煩悩まみれ、今でいうDV男でチャラ男。

しかも、頭はメチャクチャ良くて弁護士というのもタチが悪いじゃありませんか。

(注:個人的見解ですw)

↑ブランド好きっぽいな

 

 

そんなガンジーの転機は、他国で受けた理不尽で屈辱的な人種差別なのでした。

その後、煩悩を捨て去り、有名な「塩の行進」や「非暴力」「不服従」へと繋がっていく。

その経緯や精神は、子どものころになんとなく習った記憶と一致するものでした。

 

 

子ども向けの伝記や教科書は、偉人の良い面しか書かれていないものですが、

失敗や性格の欠点、過去の恥部(?)を知ると、

偉い人でも、人生ずっと立派なわけではなかったんだなぁ、と

斜に構えていた私も、不思議とガンジーのことがグっと好きになったのでした。

 

凄い人の人生というのは、光の部分だけがフューチャーされがちですが、

そのぶん普通の人より、ずーーっと闇も深いのだなぁと。

「えっ?ウソッ?ホンマに?!」 があるから人物を追うと面白いニコニコ