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(オルセー美術館展の感想を少しづつ綴っています。)





洪水の中の小舟、ポール=マルリー    シスレー  1876

今回楽しみにしていた作品のうち3本の指に入ります。
シスレーの作品はどれも甘すぎず、ちょっぴりドライな涼しさや爽やかさを感じます。
この風景、大洪水で道路が水浸しになっちゃって、恐らく床上浸水ですよね (ノ゚ο゚)ノ
しかし、なに、この落ち着きと爽やかさ! 悲壮感ゼロです。
悲惨な災害を美しい風景画に転化しているシスレー、怒られなかったか心配になりますにひひ

シスレーはパリで生まれ育った英国人。Englishman in Paris です。
(スティングの Englishman in New York を真似て表現してみました)
英国の風景画の巨匠というと、他を知らないだけですがターナーが思い浮かびます。
画風は違えど、シスレーの絵には水辺をよく描いたターナーの影響が混じっているんだろうな、
と想像しました。

図書館でもシスレーの専門書ってないんですよね。。。(ネットでシスレーと検索すると
高級化粧品が出て来るし・・・w)でもそれがかえって謎めいて、いいのかもしれません。
ブリヂストン美術館の『サン=マメス六月の朝』も久々に観たくなってきました。







首つりの家、オーヴェール=シュル=オワーズ   セザンヌ   1873

題名が怖いので家をじっと見れないではないか・・・汗
自転車に乗っていたなら、今からこの坂を下るぞ~という嬉しさを感じる坂道です。
(火野正平さんの自転車の旅での名言、「人生、下り坂サイコ~」の影響か??・・・ 笑)
地形の高低差や左上の木のたなびき方なんかが、広重の東海道五十三次に出てきそうな感じ
がして、題名は怖いけど魅力を感じる絵でした。


いいな、と思いつつもピサロとコローが私の中でごっちゃになっていることに
今回の展覧会で気付きました。今後はちょっと意識してみようと思います。


しつこいですが、つづく~ 


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一人鎌倉をぶらぶらしてきました。

路線を検索すると、我が家からは数種類の行き方が出ます。
運賃の安さをとるか、景色をとるか、時間をとるか。。。。。
中間策をとって、往路は江ノ電、復路はJRにしました。



源頼朝が北条政子の安産祈願に造営したという段葛(だんかずら)を歩きました。
「参道」と「産道」を掛けたのかもしれません。




実は2年ほど前から顔に似合わず傷心しておりまして、その時たまたま来た鶴岡八幡宮で、
手を合わせました。最近になって無事穏やかになりましたので、御礼参りをしに来たのでした。



泥水から無垢な花を咲かす。蓮は花のカリスマ


復路は「小町通り」を歩きました。昨今のパンケーキブームが鎌倉にも到来したようで、
パンケーキ屋さんが多かったような気がします。(かつてのベルギーワッフルブームが
懐かしい・・・w)。
加齢と暑さで胃がパンケーキを拒んでおりましたので、屋台でキュウリの1本漬けを買って
かじりつく河童な私?





帰りに、思いつきで北鎌倉で下車してみました。漱石の『三四郎・それから・門』のどれかに
出てきた「円覚寺」へ一度行ってみたかったからです。



山門(三門)    
この門をくぐると煩悩が払われ、娑婆世界を断ち切って清浄な心で本尊様をお参りできる
と書いてありました。この日は一人でお参りしている人が多く、境内で何度かすれ違ううちに
軽く会釈し合う。そんな素直な気持ちになれるのは山門の効果ですよね。



山門の内部


写真は撮っていませんが、御本尊は「宝冠釈迦如来」。
男らしいお顔にセーラームーンっぽい宝冠を被っておられました。
仏殿の天井には前田青邨の監修した白龍図がギロリと睨んでいます。
御本尊も白龍も少し愛嬌のある顔に見えました。その日の己の有り様で見え方が違うのかも
しれません。






居士林
「○○居士」というと戒名を想像するのですが、「居士」とは禅の一般在家の修行者を指す
そうです。この場所で休日は座禅会が催されているらしい。





方丈から見る庭園




恒例の紋チェック。 北条氏の家紋は「三つ鱗」。
日本の家紋は海外でも注目され、アールデコにも影響を及ぼしていました。クリムトの作品
で「三つ鱗」がさりげなく使われているものがあります。
横綱白鵬の黒紋付羽織袴にも「三つ鱗」が白で染め抜かれています。

よく歩いて、よく汗をかいて、この日の晩は爆睡でしたーぐぅぐぅ



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『田母神国軍』  著:田母神 俊雄 を読みました。


本書の中で、
「軍事力は話し合いで物事を解決するためにあります。外交交渉のバックに軍事力があるからこそ
話し合いで物事を解決することができるといえる。交渉のテーブルに立つために国力にあった軍事
力が必要なのです。」という件りがあった。

こういう考えは、テレビ報道ではカットされてしまっている。ニュースの街頭インタビューを見ても
やみくもに戦争反対!と集団的自衛権を戦争に直結させ感情的になっている人がよく映し出される。
(視聴者を洗脳する作戦なのかもしれないが・・・)
冷静に考えてみると、平和を口で唱えるだけで平和になるはずがない。これは井沢元彦氏も著書
の中で指摘しているが、日本人には不吉なことは想定しない、言わない、という言霊信仰がある
からだ。それが悪い事というのではなく、自覚して客観視が必要だということを改めて痛感した。
誰がなにで語っていたのかは忘れましたが、「平和を望むなら備えなければならない」という言
葉を思い出しました。

読み終えて、田母神氏の本を図書館でまた1冊予約したら、50人待ちだった叫び
世の中のことを意識している人は多いのだなー!と少し焦ってしまいましたが、
「誰でも最初は1年生」を座右の銘とし(笑)、世にも関心を持っていこう、と思うのでした。



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滋養強壮にウナギを食べに行きました。

焼き立ては、香ばしい。  
パック入りのものは、どうしてもタレで身がふやけちゃうからね。。。。
ふやけたのも、それはそれで美味しくて好きなんだけど(笑) 


うな丼と肝吸い



肝が小っちゃいくせに調子に乗って肝焼きも注文。 ほろ苦さがマイウ~。染みた~


グロテスクな外見のウナギを開きにしてタレ付けて焼いてご飯に乗せる。
昔の人の勇気と知恵には驚かされます。(そういえばハモ料理も凄いなぁ)
ご馳走でした~ニコニコ  


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(オルセー美術館展の感想を少しづつ綴っています。)



ヴィーナス誕生  アレクサンドル・カバネル  1863

サロンのお墨付きで、ナポレオン3世が国家買い上げした作品なのだそうです。
ナポレオン3世はルイ14世の宮廷生活に憧れていたという話を聞いたことがあります。
そういう所に飾るのに、ふさわしい雰囲気がしました。(我が家にはちょっと・・・笑)

足の親指の反り加減、筆の跡が全く見えないスベスベお肌、豊満なボディ、表情など、
ボッティチェリの『ビーナス誕生』とは随分と趣が異なり、結構きわどいエロスです。
(ボッティチェリの『ビーナス誕生』はファミリーレストランのサイゼリアの壁に描かれて
いるので、イタリアのウフィツィ美術館まで行かなくても感じは掴めます。
ちなみに私の好物はミラノ風ドリアと小エビのサラダであります)


私事ですが、「鳥類と恐竜の関係」に関心があるせいか、天使が気になってしまいました。

鳥の翼は、前肢(人間でいうと腕に相当)が進化したものです。
しかし天使には腕と翼が両方ある。ということは鳥の翼と天使の翼は、別の起源だと
推測できる。天使の翼は、背中の肩甲骨あたりが進化したのかも?です。
サモトラケのニケは両腕が破損していると思っていたけれど、鳥類学的観点からすると
意図的なのかもしれない、と興味は尽きませんw 


そんなことを考えていたら、また天使!

ローマのペスト  エリー・ドローネ  1869



見るべきは、見事な肉体表現のはずが、背後の悪魔を見てしまう(これも腕と翼が両方!)

ダンテとウェルギリウス  ウィリアム・ブグロー  1850



つづく~

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チケットを頂いたので、ディズニーオンアイスを鑑賞してきました。


「白雪姫」「シンデレラ」「ラプンツェルン」の3本立てのアイスショー。
お姫様物語の、てんこ盛り。ハンバーグ、カレー、かつ丼、みたい(笑)


私の最初で最後のお姫様体験は幼稚園の学芸会で、「親指姫」です。
主役抜擢の経緯は忘れましたが(たぶんクジ引きやね・・笑)、お姫様のドレスで
頭にティアラを乗せ、王子様の隣で澄ました顔して立つのが、とてもしんどかった記憶が
あります。たぶんそのせいで昔からお姫様や王子様に全く胸キュンしません。
三つ子の魂百までなのかも?にひひ



それでも、つい最近ディズニーランドデビューしたこともあって、
ミッキーが出てくるとちょっと嬉しくなります。


会場は代々木体育館だったのですが、3年ほど前に、ここでプロレスを見ました。
長州力のスコーピオンデスロックや初代タイガーマスク(佐山サトル)の動きに
感動したなぁ。。。。。ニコニコ
(その時のブログ→コチラ


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オルセー美術館展の感想を少しづつ綴っています。



床にカンナをかける人々    カイユボット 1875

ほんまもんを見たいと思ってた絵です。一生無理かな・・・と諦めていましたが
来日してくれました。嬉しい。作品の前の人だかりからして、同じような人が
多いのだと思います。


本にもよく載っているカイユボットの代表作。近代都市の労働者階級の辛い肉体労働の姿を
描いた光景なのに、清々しく眩しい。カイユボットはブルジョワ階級なのですが、作品からは
見下したり労働を礼賛する様子は全く感じない。

中野京子さんが著書の中で、厳しい労働が引き締まった筋肉への讃嘆や身体を無心に動かす
歓びへと転化されている。カイユボットはヨットが趣味のスポーツマンだったので肉体労働と
スポーツの共通項に目がいったのかも、といったことを書かれていましたが、うん、すごく
そんな感じがしたのでした。(嗚呼、筋トレで鍛え過ぎて、無駄に胸板が厚かったり不自然に
黒光りしてスマイルしている人のアンバランスなことよ・・・)

床の状態から、中央の男性が一番多くの面積を削っている。仕事の成果からテーブルに置かれた
ワインは右の男のものなのかも?と想像してしまいました。鰹節のようなカンナ屑のクルクルと
強調された床の遠近感の調和が絶妙で写真とは違うリアルがありました。男たちの頭髪の微妙な
濃淡が印象派ならではの光の変化で描かれていたような・・・







闘技者たち   アレクサンドル・ファルギエール 1875

これ、どっちが勝ったんだろう???
相撲だと上手投げで赤パンツ男の勝ち、柔道だと大外刈りで白パンツ男の勝ちかな?と
絵の前で長考してしまいました。大相撲名古屋場所も盛り上がってきました。
大砂嵐に対抗するには「かち上げ」される前のほんの一瞬に「張り手」しかないな、
と考えながらブログ書いてますニコニコ


つづく~


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オルセー美術館展の感想を少しづつ綴ってみようと思います。

「なんちゃって美術好き」の私でも知っている作品がゴロゴロ展示されていました。
未だに肉眼で見たのか書籍で見たのか夢で見たのか、嬉しい混乱に見舞われています。




バジールのアトリエ  バジール  1870

印象派を代表するマネ、モネ(orシスレー)、ゾラ、ルノワール、バジール in アトリエの図。
バジールの姿(一番長身)は普仏戦争で戦死した後、マネが加筆。
絵の中の壁に掛った作品群も誰が描いたのかすぐに分かる絵で、劇中劇を見るような
嬉しい胸騒ぎがしました。






笛を吹く少年  マネ 1866

想像より大きく、想像より妖気の漂う作品だな、と思いました。
話がそれちゃいますが、笛って、音色がする方角へフラフラ~と歩みが引っ張られるような
魔力があるような気がしてなりません。グリム童話の「ハーメルンの笛吹き男」や横溝正史の
「悪魔が来りて笛を吹く」や、インドの蛇つかいの大道芸など、笛がアイテムですよね(笑)
しかも幼い少年。。。。日本の昔話では、鬼退治は子供(童子)が行くパターンが多い。
「7つまでは神」とよく耳にしますが、大人と比べて恐るべき成長の速さ、純粋さ、時には
残酷さを持つ子供に大昔から無意識に畏怖の念を抱いている証かもしれません。
柳田国男みたいになってきましたので、この辺りで・・・
よく言われていますが、マネの作品はどれも「黒」が効いてますグッド! 




晩鐘   ジャン=フランソワ・ミレー  1857-59

フランスというと、フレンチポップスの代表作「オーシャンゼリゼ」とオシャレなパリジェンヌが
思い浮かぶものですが、実は食料自給率100%越えの農業国。
この作品が多くの日本人の琴線に触れるのは、容姿や文化は違えど、同じ農耕民族のDNAの
せいかもしれません。カインとアベルならアベル、海幸彦と山幸彦なら山幸彦を贔屓目に見ちゃう
のも同じだったりして??




干し草  ジュール・バスティアン=ルパージュ  1877

表現方法は違うのですが、セガンティーニの作品を思い出しました。
木曜の昼休みに、職場のトイレの鏡に映る自分の表情に似ているな、と思いました。
あ~疲れたわ~、明日一日頑張ったら休みや~、みたいな(笑)



つづく~

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昨日は、オルセー美術館展(@国立新美術館)へ行ってきました。

混雑必至だと推理し、夜間開館している金曜の夜を狙って行ってきました。
夫には、焼きソバ(愛情たっぷり)をサランラップして、「温めて食べてくださいね」と
書置きを残して、優しい妻の演出を忘れずに家を出ました。カレーはこの前、使ったのでね・・・にひひ


展示数が84作品。これぐらいのボリュームっていいなと思いました。
too much過ぎると心が振り回されるんですよね。。。煩悩と同じで・・・(笑)
いつもはチラ見で通り過ぎる作品もあるのですが、今回の展覧会は、記憶に残る
作品が多かった。会場に置いてある作品リストも工夫されていて、持ち帰ってまた
開きたくなるような小冊子なのが嬉しい。中のイラストもユニークです。

ミュージアムショップでは「ミニ図録」を買いました。
映画やドラマのシーンで、江戸時代の日本人の旅のスタイルといえば身軽な振り分け荷物。
日本人の移動手段は主に「足」でした。道路事情が関係しているのですが外国映画では人も
大量の荷物も馬車で運んでます。扇子や折り畳み傘なんかも日本人が考え出したものなので、
良品で小さいものに美を見い出すDNAがあるのかも?しれません。
グダグダ言うてますが白状します。狭い我が家にもジャストサイズという理由で買いましたパー


話がワープしましたが、そのミニ図録、全作品は載っていませんが、
鑑賞中にオッ!と感じた作品が会場と同じ解説文と併せて掲載されている。
短くシンプルな解説なのですが、かえって想像が膨らみます。
「ミニ図録は小宇宙、知恵の泉である」と言っても過言ではありませぬ(大袈裟やわ~)



どうもまだ興奮しとりますので、展覧会の感想は後日UPしようと思いますニコニコ


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小学2年の甥っ子と恐竜談議に花が咲いたのがキッカケになったのか、今、恐竜が面白い。
毎年夏休みになると、「恐竜展」なるものが各地で催され、その集客率は物凄く高いそうだが、
去年は「ダイオウイカ」にやられたらしい。


気になるキーワードは、「羽毛恐竜」。 何ともそそられる四字熟語であります。
ここ10年で、羽毛の化石がどんどん発掘され、鳥類と恐竜の関係が再考されている。
その再考とは、「鳥類は恐竜から進化した!」というもの。
となると「恐竜は絶滅した!」と言われますが、鳥は恐竜の一味であるからして、
恐竜は絶滅していないことになる??のか???にひひ




仕事帰りに小腹が減ったので、チキンマックナゲットを買って帰りました。
鳥類は恐竜・・・・・・・となると、ダイナソーマックナゲットとなります。

「家庭用の生ゴミ処理機で鶏の骨は分解されないんだよね」、という職場の女性の何気ない
一言が脳裏から離れない。鳥にちょっとだけ敏感になっているようですペンギンペンギン




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