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『日本人改造論』
 著: ビートたけし(角川oneテーマ21新書)


活字なのに、たけしさんの声や身振り手振りまでも感じる本でした。
その文体からは、「なに真面目に読んでやがるんだバカヤロー」と叱咤激励されて
いるような気がして嬉しかったです。


テレビや新聞などの報道で、様々な事件に対して、キャスターや専門家といわれる人達の
述べる感想や解説や発言に同感できないことが多々あり、これって私が人非人なのか?と
真剣に落ち込むことがあります。かといって対論できるかといえばできないから厄介です。
大声をあげた少人数の意見が世論になってしまう、という話も聞いたことがあります。

たけしさんは、本の中で特定の事件や事故のことを述べられているわけではありませんが、
たけしさんの言葉を読んで、そんな悩みを持つ私は少し元気になれました。
テレビ出演中は言わないけど、家でテレビを見ている時は、おかしいと思ったら、
「何言ってやがるんだ、バカヤロー!」と突っ込んでいるそうです。
『TVタックル』や『情報7days』のたけしさんをよ~く観察すると、だれかの発言に対して
頷きも笑いもしない表情のときがありました。

笑いを混ぜて、ものの考え方や生き方のヒントになる本でした。
凄い器の人だと思います。
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『見仏記 5 ゴールデンガイド篇』
  著: みうらじゅん・いとうせいこう (角川文庫)


面白い人っていうのは、10から10を語るんじゃなくて、100から10を語る人、と竹田恒泰さんの
本に書いてあったけど、この見仏コンビは、1000から10を語るぐらいの超人かもです。
見仏シリーズの5作目。今回も愉しかった~


この前、五木寛之さんの「風のCafe」という対談番組に、みうらじゅんさんが
ゲスト出演。仏像トーク、すごく盛上がっていました。(私もテレビの前で一緒にw)
その中で、五木さんが、今一番仏像に近い体つきの人は、ミッツマングローブさんだと
大真面目に話されていました。 私もかねがねミッツさんには、理屈じゃ説明できない魅力を
感じていたので、五木さんの指摘に大きく頷きました。
さすが、「エキゾチック・ジャパン!」、「愛の水中花」、「怨歌」などの造語の生みの親です。
的、得てる~グッド!


脱線ついでにもう一つ。
今月の初めごろ、ハッブル望遠鏡が撮影した宇宙に浮かぶ「スマイル」のニュースが
話題になりました。
        ↓


この画像を見たとき、「あっ!暴悪大笑面!」と思いました。
仏像好きにはたまらない、十一面観音の後頭部のお顔です。
これは、56億7千万年後に、世を正し救うため、この世に下られる兆候なのかも!と
真剣に思うのでした。 あ、それは弥勒菩薩でしたねにひひ

奈良、行きたいな~
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『古代史 この「七つの真実」はなぜ塗り替えられたのか』
  著: 関 裕二  (じっぴコンパクト新書)


関さんの本は、10冊以上は読んでいるので、同じ内容も多く出てくるのですが、
それでも読むたびに新たな疑問がわいて追いかけて、の繰り返しが快感でやめられません。
古事記や日本書紀に出てくる人物や歴代天皇の名前は、ややこしくて、わけがわからなく
なってくるのですが、おかげで頭に刷り込まれてきました。牛歩ですけど(*゚.゚)ゞ

昨今の発掘調査で、考古学の進歩がめざましいようです。
藤原氏によって都合よく編算された文献を正史としていたことが、考古学による物証によって
真実の姿があぶり出されてきた。私も蘇我入鹿悪人説に疑問を持ち始めています。
考古学といえば、先日さきたま古墳でコーフンした記憶が蘇ります。
温かくなったら、またそんな痕跡を巡ってやろうと企んでいます。
そういう場所は、人も少ないし、楽チンな服装でぶらぶらぐだぐだ妄想できるから、
心地いいんですよね~ニコニコ

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『永遠のゼロ』
 著: 百田 尚樹 (講談社文庫)


読まなきゃ読まなきゃと思っていた本。すでに文庫化されていました。
太平洋戦争で、ゼロ戦パイロットだった祖父の生涯を、孫が調べていくというお話。
通勤電車の中で、途中何度か熱いものが込みあげてしまいました。
戦争についての考えや思いは自分なりにあるのですが、私の語学力では
到底書けそうにないので、やめておきます。


ゼロ戦の「ゼロ」は皇紀2600年(昭和15年)の末尾の「0」から名付けたと
書いてありました。皇紀元年は神武天皇が即位された年で、今月11日の建国記念日は
皇紀2657年でした。


百田さんの本は今回初めて。『海賊とよばれた男』も興味があります。
是非、読もう。もう文庫化してるかな?
『モンスター』では美容整形、その他にもスポーツモノや、最近ニュースになった
やしきたかじんさんのことを書いた『殉愛』など、ジャンルが広い作家さんのようですね。
文庫の見開きのプロフィールを見て一番驚いたのは、「探偵!ナイトスクープ」の放送作家
だったこと!大阪に住んでいる頃は欠かさず見ていました。上岡龍太郎が局長時代です。
越前屋俵太さんの笑い好きだったんですよ~、今どうされてるのかな~?また見たいわ~( ´艸`)

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『晩年』
 著: 太宰 治 (新潮文庫)


散文、幻想、方言もの、動物もの、民話もの、自叙伝的なもの、
様々なジャンルが詰まった1冊でした。


『晩年』という題なのに、実は太宰の処女作品集。
太宰を読んでいると、特に書き出しや書き終りの文章にシビれることが
よくあります。これは題名からして、やってくれました。


「晩年」と検索したら、「一生の終わりに近い時期」と出ました。
でも自分の寿命は知る由もないから、「晩年」という言葉に、なにやらザワザワします。
数年前、主人の実家のお墓を新しくしました。墓石の裏面には朱色の文字で私の名前も
掘られていました。この朱色がいつかは黒字になる・・・。そのお墓を見るたびに、その日が
現実味を帯びてくるような気がします。ザワザワです。


太宰自身、『晩年』について、「この短編集一冊のために十ケ年を棒に振った。
(中略)百篇にあまる小説を、破り棄てた。原稿用紙五万枚。そうして残ったのは
辛うじてこれだけである。これだけ。(中略)」と書いている。

去年、神奈川近代文学館の『太宰治展』の催しで、川上未映子さんの講演を聴きにいったとき、
『晩年』の話題が出て、凄い作品だよねー、でも原稿用紙5万枚は、今の言葉でいうと、
ちょっと盛り過ぎだよねー、なんて話があったことを思い出しました。
(そのときのブログ→こちら

久々でしたが、文学いいな~
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『脳を活かす伝え方、聞き方』
 著:茂木健一郎


テレビで、シナプス、アドレナリン、ドーパミンなどの脳科学用語をよく耳にする。
そのカタカナの摩訶不思議な響きには、なんとなく説得力があって、うんうんと分かった
気になってしまう私ですが、肉体も精神をも「脳」が、つかさどっているんだぞ、
という説には、逆らう自分がいます。 (え~?何様~?)


読みながら頭に浮かんだのは、「ミイラ」の作り方。
肺、肝臓、胃、腸は、脇腹から取り出して、各々専用の神の姿が装飾されたツボに入れられ、
大切に扱われます。ちなみに「心臓」は、あの世で、「真実の羽根」と天秤にかけられ、
心臓の方が重ければ怪物に心臓を食べられてしまい、永遠に復活できない、という神話が
あるので、ミイラの体内に残されます。
そして「脳」はというと、鼻の穴から取り出され、なんと、捨てられてしまいます。
未だにどのようにして作られたのか解明しないピラミッドを造った高度な文明国の
古代エジプトで、脳より内臓系のほうが重要視されていたというのは、凄く興味深いなぁ、
と思うのでした。



肝心の本の内容のことを書いていなかったので一つ二つ。
なるほど!だったのが、「自分の中に空白を持つ」というお話。
何でもかんでもネットのベストセラーランキングなどで判断せず、本当は何が欲しいのか、
何を望んでいるのか、何を知りたいのか、という問いを持ち続けることは、問いの答えを
見つける能力よりも人間として大事なのでは、というお話にはドキリとしました。
茂木さんも脳科学という分野の限界をどう超えるかという問いを持ち続けているそうです。さすがです。
もう一つは、「古典落語」のススメ。現代の落語は聞きますが、古典を読んでみよう!と、さっそく一冊買いました。


実は、前回に続き、苦手な学者さんの本を読んでみようという試みで手にした本でしたが、
茂木さんは悪い人じゃなかったです。今までごめんなさいあせる

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夫がどうしても私に食べさせたいというので、寒空の中、小一時間並びました。


麺処 懐や(ふところや) @川崎市宮前区鷺沼


スープと麺が選べます。 私は、醤油&平打ち麺にしました。
魚介系のスープを味わうことが目的だったのですが、予想外に、麺の質がモチプルッと
していて、ダブルで美味しかったですグッド!

あまり音楽を聴かない私ですが、店内の有線放送に反応してしまいました。
その場では曲名がとっさに浮かばなかったのですが、帰宅して歌詞で検索したら、
20年以上も前の曲でした。

仙道敦子さんと吉田栄作さんの『今を抱きしめて』でした。(そろそろ歳がバレそうw)
作曲は、X-JAPANのYOSHIKIさんだったんだー、と今になって知りました。
このメロディー、懐かしいなぁというレベルではなく、もうどうしましょというぐらい好きです!
20年経っても好きなものは変わらないみたいです。まさかラーメン屋でこんな嬉しい再開が
あろうとは。出掛けてみるもんですね~(^-^)

ユーチューブが貼れなかったのでコチラでどうぞ → https://www.youtube.com/watch?v=CK4omhDFCtY



 
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「自らの意見と違う人の著作も積極的に読むべき」、と竹田恒泰さんの本に
書いてあったので、さっそく試みてみました。 まずは、学者編。
テレビで観ていて、少し苦手だなと思う人の本から始めてみました。




『シロクマのことだけは考えるな  人生が急にオモシロくなる心理術』
 著:植木 理恵  (新潮文庫)



読んでみると、思ったより、拒否反応は出ませんでした。
それどころか、マウスを使ったアメとムチの実験は興味深かったです。

①: T字路の、左にエサ(=アメ)、右に電気ショック(=ムチ)
②: T字路の、左には何も置かず、右には電気ショック
③: T字路の、左にエサ、右には何も置かず

さて、①、②、③、のどれがいちばん、左に曲がることを覚えるでしょうか?
喋りたいけど、ここではナイショにしておきます。
それから、実験に使われたネズミの皆様、お疲れ様でした。(子年生まれゆえ、心から同情してしまいます)


筆者は心理学者ということで、データを引用する箇所が多いのですが、
欧米の実験データが主なので、宗教観が違う日本人に当てはまるのかどうか、
心理学の話を少しでも知っている人には通用するのか等、辛口で読む自分もいました。
でも、筆者とガッツリ四つに組む読書経験は新鮮で勉強になりましたグッド!


磯田道史さんが進行役の歴史番組に、たまにコメンテーターとして、植木さんが
出演されています。様々なジャンルの方の興味深い意見が飛び交うのですが、いつも
季節に関係なくノースリーブの服なんです。たぶん、それに違和感があっただけだと
思います。でももう、植木さんへの苦手意識は薄れたのでしたニコニコ

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横浜ユーラシア文化館で開催中の、 
古代エジプト ファラオと民の歴史 東海大学のコレクション』展へ行ってきました。



エントランスでは、ファラオがお出迎え。心躍ります。


古代エジプトの研究をされている東海大学の学生さんたちが、会場内にスタンバイされていて、
「なにか質問があればどうぞ」と恥ずかしそうに声を掛けてくださいました。
展示物のキャプションも学生さんによるもので、小慣れた解説よりも素直で新鮮に感じましたグッド!
去年は、早稲田大学のエジプトフォーラムに参加して、有意義なお話を聴くことができ、
今年はさっそく東海大学の展示企画に触れることができました。嬉しいことです。
これからも応援したいと思います。



せっかくなので中華街をぶらぶら。
「焼き小籠包」の看板をあちこちで目にしました。流行っているみたいです。
それと、手相の鑑定料が巷より安い! 1000円が相場のようです。
一度、鑑定してもらいたいのですが、運命線が薄くて短いから、怖くて診てもらえない
んですよ・・・・叫び

蒸籠から上がる白い湯気に誘われ、「萬珍楼」で肉まんゲット。
観光地では、ついつい買い食いしてしまいます。(例:ソフトクリーム、アメリカンドッグなど)



【関帝廟】

『三国志』の関羽が祀られています。
門も、じっと見ると、むせるほど煌びやかですが、中も凄く濃かった~(ノ゚ο゚)ノ


この日の万歩計は、17000歩でした(^-^)

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『日本人が一生使える勉強法』
  著: 竹田 恒泰



欧米人と日本人では、「仕事」に関して、価値観と幸せの概念が違うという話が興味深かったです。

『聖書』に、アダムとイブが蛇にそそのかされてリンゴを食べてしまい、
神の怒りに触れた二人はエデンの園を追放され、それ以降、自分の食べる物は自分自身で
なんとかせねばならなくなった、という話があります。これがキリスト教でいう「原罪」。
ということは、仕事は持って生まれた「罪」に対する「罰」という考えとなり、
労働は言いかえれば懲役のようなものなのだとか。日本人は働くことが幸せだったりしますから、
宗教が違うと感覚が違うもんだなぁ。
「11ヶ月働いて、1ヶ月のバカンス」が日本人に定着しないはずです。
はじめは嬉しい上げ膳据え膳の旅先でも、3日目には自分で家事がしたくなってきたり、
年末年始の連休後半も、そろそろ会社へ行きたいなと思ったのは、私の貧乏性のせいだと
思っていましたが、幸せを求めていたのねにひひ

西洋の価値観を基にした自己啓発本を読んでも、腑に落ちなかったのも、
実践出来なかったのも、しょうがないですよね。あれ?開き直り過ぎかな(^▽^;)

ほかにも、永遠のテーマであります「日本人とは何ぞや」が、過去の出来事や
いろんな日本人の話を軸に追求されていて、とてもためになりましたグッド!
「自分の思想と違う人の本も読むといい」ということなので、さっそく試しています。
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