ラ・ブーム (1980年/フランス)
・・・移ろい・・・
クロード・ピノトー監督「ラ・ブーム」(1980年/フランス)
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甘ぁ~~~い。そんでもって酸っぱい。ということは、
甘酸っぱいってこと・・・だったら最初からそう言えばいいか
このテーマ曲を聴いただけで、今も心と唇が震えるのは何故だろう
今年も東京で3月13日~、大阪で3月16日~《フランス映画祭》が
開催されますね。オープニング作品「ドーヴィルに消えた女」の監督
兼出演、ソフィー・マルソーが来日予定です
わたしの等身大のミューズ・・・それはソフィー・マルソーです。
はじめて「ラ・ブーム」で彼女を見たとき、こんな可愛い人が世の中
にいるのだろうかと子供心に思いました。それは本当に強烈な
印象でした
可愛すぎ当時14歳のソフィーです
だから今日は、《ソフィー・マルソー祭》(どんな祭りなんだ)
今回あらためて、「ラ・ブーム」を鑑賞したら、結構、雑な編集の映画
だったんだなと観ていたわたしがまだまだ純粋だったのね。
しかしながら、ソフィー・マルソーの愛らしさにはただ呆然
この映画は、ソフィー・マルソーの可憐さとあの甘きメロディに
みんなが恋に落ちた映画なのだわ
でも何だろう、ひと言では言い表せない感情が画面いっぱい広がって、
じっとしていたいような、じっとしていられないような・・・クッションを
抱きかかえながらでないと観ていられなかった
多分、ソフィー・マルソーに釘付けだった分、ストーリーはかなり飛んで
しまっていて、わたしがそうであったように、こんな物語りだったっけか
と思う人も多勢いるのではと思います。その証拠にソフィーのパパと
ママとのことなんて、全く覚えてませんでしたでもその部分が重要
でもあるのですけどね。今回の新しい発見はペネロプの妹です
この映画は初恋の花びらのよう。それはまるで氷とグラスが
織り成す音を聞きながら、のぞき込むようにして飲んだあの日の
カルピス。そう言えばカルピスのキャッチコピーも《初恋の味》だった
「ブーム(パーティ)に着ていく服がない」・・・そう呟くソフィー。
ヘッドフォンと一緒に彼の肩にもたれるソフィー。バレー教室での
ソフィ。駆け寄るソフィー。彼の腕に抱かれて上向きで喋るソフィー。
ピンク色に頬を染めたソフィー。洋服を取っ換え引っ換えする
シーンは真似がしたくて仕方がなかったなぁ。
遠い昔の話しなのに、こんなにもときめくのは何故??映画館での
キス・シーンには今も胸がドキドキするなぁ。デート前夜の長い長い夜が
昨日のことのように甦るんだよね
胸に抱えた青写真。背伸びしながら肩越しに見つめた風景がすべて
だった頃。あの頃の淡さと甘さを噛み締めたなら、ちょっぴりほろ苦い
味がした。あのもろさが永遠に壊れることがないのも初恋なのだろうか。
この映画を観たら、やけにセンチメンタルになったわたくしであります。
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「ラ・ブーム」・・・それはわたしにとって、初恋の永遠を感じる映画です。
そしてわたしの携帯着信音は今もリチャード・サンダーソンの
「愛のファンタジー(Reality)」・・・映画との初恋も永遠だ
ストーリー
10月のパリ。新学期に沸くリセエンヌたちにまじって、ヴィックの
胸は不安と期待で高鳴っていた。彼女は13歳。心は恋への憧れで
いっぱいだったが、そんなある日、彼女にとって初めてのブーム
(パーティ)の夜がやってきた。
キャスト
ソフィー・マルソー、ブリジット・フォッセー、クロード・ブラッスール、
リシャール・ボーランジェ 他
音楽:ウラジミール・コスマ
撮影:エドモン・セシャン
脚本:ダニエル・トンプソン、クロード・ピノトー
原題:LA BOUM 約1時間50分
女優 ソフィー・マルソー Sophie Marceau
1966年11月17日生まれ 仏パリ出身
13歳の時、700人の中から選ばれ「ラ・ブーム」のヒロインとして
映画デビュー。日本でも大ヒットしたこの作品により、一躍、トップ
アイドルとなった。私生活では前画監督アンジェイ・ズラウスキーと
の間に息子が、プロデューサーのジム・レムリーとの間に娘がいる。
<主な出演作品>
ラ・ブーム(1980年)
ラ・ブーム2 (1982年)
狂気の愛 (1985年)
ポリス (1985)
スチューデント(1988年)
私の夜はあなたの昼より美しい (1989年)
恋人たちのアパルトマン (1992年)
ブレイブハート (1995年)
愛のめぐりあい (1995)
アンナ・カレーニナ (1997年)
女優マルキーズ (1997年)
ファイヤーライト (1997年)
ライラ/フレンチKISSをあなたと (1999年)
真夏の夜の夢 (1999年)
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ (1999年)
ルーヴルの怪人 (2001年)
あなたにも書ける恋愛小説 (2003年)
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わたしはこの映画が好きですけどね娘の母親役のソフィーです。
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ソフィーが主役とは言えないけれど、大泣きした映画
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ソフィーが半生を綴った自叙伝です。発売当初に読みました。
表紙の写真もタイトルもいいでしょう。内容は・・・赤裸々ではあります。
結局、《ソフィー・マルソー祭》は写真を多用しただけじゃないか