実家では、私が生まれるず~っと前から、一陽来復の御守りが家に貼られていました。
大晦日の夜、父が家中を廻り、晦日祓いをし、零時の時報と同時に、一陽来復の御守りを天井に近い壁に貼ります。
もう百年以上、大晦日の年中行事として実家では続いています。
年老いた両親に代わって、昨日、妹と二人でお守りをいただきに行ってきました。
一陽来復の御守りは、冬至~節分までの期間に、穴八幡宮で授かることができ、冬至、大晦日、節分のいずれかに、御守りが恵方に向くように、家の高いところに貼ります。
とても馴染みのある御守りなのに、今回初めて、参拝に伺いました。
午前9時過ぎに到着したので、まだ参拝の列も短く、のんびりした雰囲気で、後ろに並んでいた人が、 「 こんなに空いているのは初めてだ! 」 と言ってました。
冬至の日は、早朝から長蛇の列ができるそうです。
冬至が過ぎ、太陽の力がしだいに回復し、陰の季節から一筋の光(陽)が射すことから、一陽来復と言われています。
最近は金運アップの神様として親しまれているようですね。
ずっと昔から知っているのに、ずっと会えずにいた人と、やっと会えたってかんじで、とても懐かしく思えました。