日本の食品廃棄 | 厳選美女図鑑

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みなさんご存じのように、飽食日本における食糧・食品の廃棄量は膨大です。
アフリカやアジアの貧しくて食べられない人たちの食べる分をまかなえるばかりでなく、日本で食べて消費される量より多いというのですから本末転倒です。

この原因は、食品の種類や購買時刻が多岐にわたるわがままな顧客の需要にこたえるため、飲食店や食料品店で消費量をはるかに超える食糧を用意しているからで、当然余ってしまって期限が迫ると廃棄することになります。この経費は消費者の負担になる、つまり外食や食品を買う場合には廃棄物の代金も払っていることになるのです。

食品会社やレストランも経費節減に努めてはいますが、顧客の需要が第一ですし、廃棄の損出は顧客に被せるなり、経費で落とすなりできますから、残飯を出さないことばかりに拘って顧客が来ず、売り上げが細るよりはるかにマシ。この経済の仕組みがそもそも悪の根源なのです。

戦争前後に命をかけて食べ物を調達し消費した人、その人たちにしっかり躾をされた人、そして現在豊かではない人たちはけして食品を無駄にすることはないでしょうが、生まれつき食べ物に困ったことがない人、管理というものが苦手な人たちはバンバン無駄なことをします。

私の知人の例はひどい。一人暮らしなのに煮玉子を10個も買い、会社に持って来て一つ食べ、あとは冷蔵庫に置いたままにして数日後に捨てました。
直径15センチの大きなアップルパイをやはり会社に持ってきて、ひとかけら切って食べた後、やはり数日して捨てていました。
朝飯は家では食べてこないんだよと自慢しながら、10時に出社するとお菓子やサンドイッチをたらふく食べ、それなら昼は食べなければいいのにラーメンと餃子を注文。案の定ほとんど食べられず、残りを新聞に包んで捨てていました。これを毎日繰り返すのです。
そして木曜日の昼に出た食品ごみは、土曜日が休みで出せないため、火曜日の朝まで事務所に残ります。夏は腐敗が始まって悪臭が出るのです。

世の中では金さえあれば良い、どう使おうが自由だと考えている人がふえている昨今、日本は乱れていくのです。