- こんにちは、
貴女が宝石のように凛と輝く生き方のお手伝い
パーソナルジュエリスト
佐瑠女まきです。
今日は、40年越しの実家のお話。
【6/18 実は、40年間、家には、おとーさんじゃなく、しゃっちょーさんがいましてん。】
父が脱サラして、会社 を興して、40年。
今日は、その会社の40周年の記念式典の日。
…なんですけどね、
実は、
脱サラする前、
サラリーマン時代の父のこと、
ほとんど覚えがありません。
たいてい、仕事ばっかで家には遅く帰ってきてたので、
顔も合わせて話したこともほとんどないし。
30過ぎまで、ほとんど直接話をしたことがなかったの。
(いつも母経由で訓示、通達があっていた)
だから一緒に写る写真を見ても、
おとーさん♪って親しみが
まったくありません。
↑
鎌倉の大仏は覚えがあっても
マイ父の顔の記憶はまったくない。
まじ、今見ても、
この後ろのおっさん、誰ですか? って思う。
たぶん、
父だけが写っている写真を見ても、
それを父だと判別できる自信なし。
キッパリ。笑
こっちの写真も。
( 実は、このあと、降りるときに足を踏み外して
ひじをケガした私。←それは覚えている)
まー、それはおいといて。
会社。とはいえ、
私&妹2人にとっては
会社は弟みたいなモンです。
父が一番かわいがってた子供。
ほんで、その子のおかげで、
良くも悪くも人生翻弄されてきた。
↑
…ということを選択してきた。
(今だから、ほんまに分かること)
脱サラして
福岡に戻って、起業。
公団住宅の四畳半の一部屋が事務所になった。
母は電話番で、12時～13時の間しか
出掛けられなかった。
玄関は出荷の商品のダンボールの山で、
当時、飼っていたインコが荷物に紛れて
一晩行方不明になった。
私ら子供も、
ふつーに、商品出荷のお手伝いしてた。
そんなこんなで、
10年くらいは大変やったなー。
(だから、ではないけど、私、高卒やし)
家より社員の家族優先だし、
(そりゃそーだ。社員大事。)
朝っぱらから母とケンカばっかしてたし。
家では、
イライラしている、
中小企業のしゃっちょーさんがおりましてん。
↑
ま、起業前は、疲れてぐったり寝てるおっちゃんでしたけど。
だから、
知っている、馴染みがあるのはこっち。
↓
はい。会社のHPより、無断借用。
すっかりどこぞの住職のようにツルツルピカピカの頭。
ことぶきさん似♪←知ってる人には分かる。
頭がこんなになるほど、苦労したってことにしとこ。笑
だから、
父のこと、
母&妹と話すときは、
おとーさん、パパとは呼ばず、
父のことを、『社長』と呼んでましてん。
↑
今もそう。
ウチには、おとーさん、パパはいなくて、
しゃっちょーさん。が、いてます。
個人的には、
父は、
私が8歳のときに起業したんで、
転勤族のサラリーマンという家庭で育った感、
満載です。
一方で、
脱サラして起業して、会社が大きくなっていく姿も
裏方目線でずーっと見ておったので、
その苦労も知ってます。
一時期、会社にもいたし。
↑
だから、こうして、
(リベンジだけど)起業して12年もづつけてこれるのは、
おそらく、父の影響が一番あると思います。
いえ、父のおかげです。
この40年という年月は、
ここでは語れないほど
濃密で濃くて暗くて明るくて(ハゲてるので反射光も有)
正直、言葉にはできません。
今でこそ、
平日に、ゴルフ行ったり
いいクルマ乗ったりしてるけど。
それって、ごくごく最近のこと。
ここ10年くらいのことです。
思い起こすこと、
いまから10年前…
ようやく、会社(弟)が30歳を迎えたとき、
会社と家が分離したなと
母&妹とともに感じることができた。
そのなんとも言えない感覚は、
今でもハッキリ覚えています。
さらにあれから10年。
40年の中で、
すったもんだもありーので、
家族が元気で、
この日を迎えられるのは、
ちょいと感無量でございます。
…で、
ちょいと父のことを語りますと、
小学生のときに父親を亡くし、
その日から
家系を助けるために
新聞配達、牛乳配達をしはじめます。
本当は三男だったのに、
上の二人がすぐに亡くなったので、
結果的に長男の役割をしてきた父。
家計を支えるために、
家族のためにずっと働いてきた父。
一方で、
実は、
仕事が大好きすぎて、
家族のことも忘れてしまうほど、
没頭してきた父。笑
イライラとストレスで、
小さな私たち女の子にあたるほど
自分を追い詰め続けてきた父、
今までのことを思い返して、
なんの心のつかえも、わだかまりもなく、
ハゲた親父。笑。
…と、一切の心の動揺もなく、
ここに書けるほど、
自分、いろんなこと、昇華してきたなーと
ちょっと感慨深いものもあります。笑
↑
いやいや、ここが解決できてるから、
ひとさまの人生のお手伝いができてるんだけどさ。
…でね。
ついでに、
いろんなことを解決して昇華しちゃったから
言うけどね、
父親って、
子供にとっては、
母親と同じで大事だよ。
確かに、母親は、
お腹の中にいた時期もあるから、
母子って、くっついてて
すぐに、おかーさーんってなるけどさ、
お父さんは、それに対して
多少なりとも
役不足、ひけ目を感じてるかも
しれないけど、
子供が一人前になるとき、
存在を肯定するとき、
大事なんは、
母親じゃなく、
おとーさん。
父親です。
父親に認められて、
お前は大丈夫だと
背中を押されるから、
自立できるのです。
社会の荒波にも
勇敢に立ち向かっていけるのです。
女の子は、嫁に行けるのです。
↑
これ、心理ワークやってて、ほんまに思うの。
でね、
それが明確になされていない子ほど、
いつまでも実家にいて
嫁に行かなかったり、
自立ができずにいる。
おとーさん、
子供が、おかーさんの方ばかり行くって
嘆いてないで。
おとーさん、
娘はどう扱っていいか、分からないなんて
尻ごみしてないで。
おかーさんの方に行けるのは、
おとーさん、
あなたがしっかりと
おかーさんを支えているからです。
おかーさんのうしろに
いつもおとうさんがいる。
だから安心♪
子供はそう思えるのです。
そして、その大丈夫感があって
はじめて自立することができるのです。
巣立つことができるのです。
…と、
なんか、とりとめもなく
ここまでつらつらと書いてきましたが、
そういえば、明日は父の日。
明後日は、満月。
更に、明々後日は夏至。
四節季の節目の日。
昼が最も長い日。
夏至の太陽のように
さんさんと光を受けて反射し、
満月のようにこうこうと照らす
我が父の
立派なぼーず頭を思い浮かべつつ、
今日は、40周年の式典に行ってきます。
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