ひとつ前の記事、「お天道様はみている」のパーティーで隣に座った女性が、労働党の国会議員事務所で働く方でした。(労働党は現政権の保守よりも中国寄りと言われています)
これは千載一遇のチャンスと思い、前から聞いてみたかったことを聞いてみました。やり取りは以下の通り。
私「ダーウィン港売却についての連邦レベルでの労働党の反応は?」
女性「驚いていた、全然知らされていなかった」
私「反対はしなかったのか」
女性「反対する機会がなかった。どのような理由かわからないが、色々なものをすり抜けてしまい、決まっていた」
私「労働党がもし政権を取ったとしたら、契約を覆すことはないのか?」
女性「ない、小さなものならともかく、このような大きな契約を覆すことは無い」
私「オーストラリアの遵法精神は素晴らしいと思うが、しかし軍港を売るのは国益にかなわないのではないのか?」
女性「それは分かっているが、覆らない」
私「オーストラリアは建国200年足らずの国なのに、99年の売買契約をしていることについては?」
女性「わかってるし、ほんとに馬鹿だと思ってるわよ、だけど無理、変えられない」
とのことです。。。
私は政権が変わればもしかして、、、という一縷の望みを持っていたのですが、それは無理そうです。残念、、、
でもせめて、どういう経緯でこんな重要な港が外国企業に売られたのか知りたい。ということで、自分で動いてみようと思います。ちょっとアイディアがあって、NT政府のアートセクターが募集しているプロジェクトに、ドキュメンタリー作成の企画を書いて応募してみようかと。
題材は「一体だれが、第二の真珠湾と言われるダーウィン港を売ったのか?」です。
う~ん、面白そう~~^^ いや、しかし自分の身もちょっと危険かも。。。だって、アメリカで、もしも真珠湾が中国企業に売却されたら、担当者は無事ではすみませんよね、、、しかしここオーストラリアでは誰も騒がない、、謎だ。
そんな物議を醸しだしそうな話でも協力したいとおっしゃる奇特な方は、是非ともお声をおかけくださいませ。企画書をだして、実際のコースが始まるのは5月頃です。ジャーナリズム志望の方や、ドキュメンタリー作成に興味のある方にとっては良いチャンスだと思いますよ。
いつも読んでいただきありがとうございます。