2月14日、緊急保護した子猫の「チョコちゃん」。
(保護時の様子 【2月14日の活動報告】この子猫さんを見捨てる事なんて出来なくて…「チョコ」を緊急保護。 )
保護翌日に、いつものように「ケビン君」の里親である「Sさん」に動物病院に連れて行っていただきました。
いつもありがとうございます
血液検査の結果どの数値も問題なく、エイズ・白血病共に陰性でした。
無事に避妊手術と駆虫も済み、18日に退院となったため、お迎えに行ってきました
「チョコちゃん」、毛玉が凄かったそうです
早くブラッシングしてあげたいけど・・・
とても怖がりの猫さんのようなので無理に触らず「チョコちゃん」のペースに任せてスキンシップしていければと思います。
そして、いざ我が家へ
今回も、「しじみちゃん」同様で保護っ子預かりボランティアさんが満杯のため、しばらくの間「チョコちゃん」は我が家で過ごしてもらうことになりました。
あの極寒に置いて帰るわけにはいきませんから、保護主責任でそうさせていただきました。
そうは言っても・・・
我が家はそんな広いわけでもなく、隔離スペースの確保をどうするか悩みました。
そこで先週から我が家に来てくれている保護っ子「しじみちゃん」をケージフリーにし、新たに来た「チョコちゃん」にケージに入ってもらう事にしました。
「しじみちゃん」は、すでにケージフリーになっていて、おトイレとお食事だけケージ内でしていたので、ちょうどよかったですw
で、我が家に着いて早速ケージに入った「チョコちゃん」はと言うと・・・
お約束通りまずは トイレに in
搬送用のケージからこちらのケージへ移す時は抱っこ出来たので、大丈夫かと思ったのですが・・・
思った以上に「チョコちゃん」は怖がりさんのようで、必殺「ちゅ~る作戦」もあえなく失敗
「ちゅ~る」を鼻に近づける事はできたけど・・・
「いらにゃっい」
って、猫パンチで拒否されてしまいました
怖くて食欲どころじゃないんだよね、ごめんなさい
「チョコちゃん」の反応は、当たり前の反応なので、そっとしてあげることにしました。
同じ部屋でケージフリーで過ごすことになった「しじみちゃん」はと言うと・・・
秘密基地に隠れてしまいました
今まで出入り自由だったケージに入れなくなってしまい、知らない猫さんの気配がするわけですから当たり前です。
「しじみちゃん」、ごめんね、隔離スペースがもうここしかないの。
「しじみちゃん」は先輩なのだから、「チョコちゃん」に安心して大丈夫って教えてあげてね。
そう話しかけても、やっぱり不安が消える事もなく、「しじみちゃん」は秘密基地から出てきてくれませんでした
夜ご飯の用意をしていると「しじみちゃん」が鳴きはじめました。
しばらく名前を呼び続けていると・・・
やっと秘密基地から出て来てくれました
その後はいつものように仲良しタイムを過ごしてくれました
ケージ越しに「チョコちゃん」とご対面してみましたが、「しじみちゃん」は威嚇しませんでした。
「しじみちゃん」は、猫さんもOKみたいなので先住さんがいるお家でも大丈夫みたいです
「チョコちゃん」ですが・・・
何度見ても同じポーズで固まっていました。
まだ初日ですし、怖いと思います。
焦ることなくゆっく~りと「チョコちゃん」のペースに任せて家猫修行をしていければと思います。
出会えて保護でき今こうして一緒にいられる奇跡に感謝して
「チョコちゃん」の幸せのために、一緒に頑張ろうね
福島被災地の過酷な環境下で頑張って生きてきた健気な「チョコちゃん」。
今まで頑張ってきた分、これからはめいいっぱい幸せになって欲しいと願っています。
「チョコちゃん」が幸せになれるよう、温かい応援を宜しくお願い致しま~す
◆仮名「チョコ」 ♀ 生後6か月前後 エイズ・白血病共に陰性
・柄ー長毛の三毛?
・瞳ーイエロー&グリーン
・尻尾ー長くてモサモサ
保護後、避妊手術・血液検査・検便・駆虫・爪切りなど初期医療済み。
今回、保護枠が無かったが、子猫さんだったため緊急保護。
白・焦げ茶・ゴールドと変わった毛色をした長毛の三毛さん。
綺麗と可愛いを併せ持った不思議な魅力をしています。
この子を保護したエリアの仮名は「宝石シリーズ」にしていますが…
この子を保護した日が「バレンタインデー」だったので、仮名を「チョコ」にいたしました。
ビター、ミルク、ホワイト。
色々な魅力を持ったこの子にピッタリの仮名だと思います。
獣医師による見立てでは、「チョコ」は、生後半年前後です。
震災後生れとなりますので体調が落ち着きましたら里親様を募らせていただきます。
「チョコ」に、ビビッ! と運命を感じた方がいらっしゃいましたら、ご連絡をください
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【保護についてご報告とお願いです】無理に無理を重ねて保護を進めてきましたが本当にもう限界です。保護は、一旦中止せざる得ないことになりました。福島の夜は、氷点下になります。凍えて誰にも看取られず亡くなる子が出てしまうかも知れません。助けてあげたい。今まで必死に頑張ってきた"あの子達"を1匹でも多く助けてあげたいです。保護っ子預かりボランティアさんが、1人増えると1つの命が救えます。どうか保護っ子預かりボランティアのご協力をお願い致します。
《SOS》保護っ子の預かりボランティアさん 保護っ子の「預かりボランティアさん(フォスターホーム)」が不足しております。どうか、"あの子達"に生きるチャンスをください!「預かりボランティアさん(FH)」についてはお問い合わせください。