保護した猫さんは、病気などの潜伏期間は隔離します。
少なくとも2週間はケージで過ごしてもらうのは当たり前の事です。
ただ……
私は、どうしてもケージに閉じ込めておくのが可哀想で嫌なので……
特別な子でない限り、その子の様子を見て2週間を待たずにケージの扉を外にしています。
もちろん隔離部屋から出すことはしませんが、隔離部屋内は好きに過ごせるようにしてあげています。
また保護されて知らない場所に連れてこられた保護っ子さんは、不安でいっぱいですからストレスを最低限にするため、隔離する部屋の環境管理には気を使っています。
福島で保護し我が家にやってきた「マーレ」。
昨晩で8日目となりました。
「マーレ」がいる隔離部屋は、常に湿度22~24℃で湿度 50%を保つようにしてあります。
また使っているケージは、「冬仕様」となっています。
分かり難いかも知れませんが、ケージをまず「綿毛布」で包み、その上に「電気毛布」を被せ、さらにその上に「敷きパット」を被せています。
そうすることでケージ内側からも外側からも「電気毛布」にイタズラしなくなり怪我や低温やけども事故を防ぐことが出来ます。
また保温性も高まりケージ中もケージ上に置いてあるベットもじんわり温かいので猫さんのストレスもありません。
じんわり温かい空間にあるニャンモックは、「マーレ」のお気に入りです
気持ちよさそうに良くここで寝ています。
ケージを覗くと嬉しそうに喉をゴロゴロ鳴らし「撫でてぇ~」とおねだりをしてきます
ナデナデしていると…
気持ち良くて自然と「ばんざい」w
手を外そうとすると…
「まだダメです。もっとナデナデしてください」
と私の手を離さないww
遊ぶのもこのニャンモックです。
抱っこしてケージから出してもしばらくすると自分からケージに入ろうとしてしまうほど、「マーレ」はケージ内が安全と思っているようです。
でも、そろそろ行動範囲を広め運動量を増やして欲しいので…
昨晩、ケージの扉を外しました
ケージの外に興味を持って欲しいので
マタタビを沢山振り掛けた爪とぎを置いたり。
ケージ上にフカフカのベットを置いたりしてみました。
あとは…皆が寝静まった夜中に探検をしてくれるはずw
今朝、確認したところ…
猫砂が点々と
夜中にケージ外を探検してくれたようです
沢山運動して沢山食べて寝て、健やかに育ってくれれば嬉しいなぁ~
◆仮名「マーレ」 ♂ 推定1~2歳 エイズ白血病共に陰性
・柄ー長毛の茶トラ。ソマリのようなゴージャス風貌 (顔や足など先端部分に縦縞アリ)
・瞳ーイエロー&グリーン
・尻尾ー短い
・性格ー大型猫さんらしく「攻撃性がなく」、「おっとり」で「静かに甘える子」
保護後、血液検査・去勢手術・ワクチン接種・検便・駆虫・爪切りなど初期処置済み。
洋猫の血が入っているようで、立派なたてがみをしたとても大きな猫さんです。
捕獲器を持ち上げた時に重くてびっくりしました。
体重は4.9kgありました。
ちゃんと栄養をとり落ち着ければ7kg台になると思います。
以前このポイントで保護した「うに」と兄弟かも知れません。
今回保護したポイントで数回姿を見かけていたので、今回保護出来て安心しました。
このエリアで保護した子の仮名は「海シリーズ」にしていましたので、この子の仮名は「マーレ」といたしました。
「マーレ」とは、イタリア語で「海」。
凛々しく美しい海のような輝かしい未来を願いそう名付けました。
(保護時の様子 http://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-11973722144.html )
獣医師による見立てで「マーレ」は1~2歳。
震災後生れとなりますので体調が落ち着きましたら里親様を募らせていただきます。
ビビッ! と運命を感じた方がいらっしゃいましたらご連絡をください
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【お願い】何度も何度もご協力のお願いをしておりますが、本当に「保護っ子預かりボランティアさん」が不足しております。そのため保護枠がなく、現在は、保護を中止せざる得ない状況です。まだ救いを必要としている"あの子達"がいます。「保護っ子預かりボランティアさん」が、1人増えると1つの命が助かります。どうか、「里親さん」に、なってください。どうか、「保護っ子預かりボランティアさん」に、なってください。ご検討ご協力をお願い致します。
《SOS》保護っ子の預かりボランティアさん どうか、"あの子達"に生きるチャンスをください!「預かりボランティアさん(FH)」についてはお問い合わせください。詳しくは下記のリンク先をご覧ください、ご協力をお願いいたします。