私達のこの夜の目的地は、「Blues Factory」という
ブルースのライブをやっているお店。
Walking streetの真ん中辺り、左手に看板が出ていて、
その小道を入っていきます。
はい、入るとすぐ右手に、「YAKUZA Burger」があります。
それを通り過ぎて少し行くと、
ビリヤード台が並んでる奥の方にお店がありました。
ここで演奏してるタイ人のサックス吹き、ドラちゃんを訪ねてきたのでした。
彼は、以前はバンコクのホテルで演奏しておりました。
そんなわけで、やってきましたが、実は私ブルースって興味がない。
バンコクのサキソフォンのブルースの日に行ったけど、全部ルート66に
聴こえてきて、何か全部おんなじに聴こえるー
ってな事もあって、全然期待せずに行ったんです。
そしたら、
2曲目から出てきたシンガーの迫力の歌声と、身体全体で表現するステージに
すぐに引き込まれて、釘づけ。
激しく踊り歌い、曲の合間のおしゃべりも楽しい。
ちょっとしっとりした曲ではこんな風にテーブルに座り、
時にはステージを降りてお客さんの近くに行って、歌いかける。
その後、ステージに戻った時、客席からこんな女の子を連れてきました。
ドイツ人の10歳の女の子。いきなりステージに上がっても、
臆する事なくシンガーのお姉さんのマネをしてダンス。
「ベイビ、ベイビ、べべべ、ベイビー」みたいな、のを歌って、
それをこの女の子が続いてマネする、っていう歌合戦。
もう、店内大盛り上がり!
はい、あんまり上手なので、お姉さん、前のテーブルを蹴っ飛ばし、
やってらんないわ、と曲の途中でこの子にマイクを渡し、
ステージを降りてどこかへ行っちゃいました。
で、この写真。
この子、一人になっても、歌い続けてるんですよ~。
ベイビ、ベイビ、アイラブユー!とかそんな適当な歌詞で。
で、その後お姉さんがステージに戻ってきたときは、
ほうきとちりとりをもって、ステージ上をお掃除しながらやってきました。
引退します・・って感じで。
もう会場は爆笑の渦でした。
あまりに出来すぎてたんで、あ、これは仕込みだったのか~と
思ったのですが、後でドラちゃんに聞いたら、
本当に初めて来たお客さんだったそうです。
いや~すごい子供がいるもんですね。
1時間以上のステージを全く飽きる事なく、本当に楽しませてもらいました。
とにかく彼女のステージングは素晴らしかった。
それと、ギター、サックス(ドラちゃん)、ドラマーも持ち歌を持ってて、
ステージがバラエティ豊かで、飽きさせない。
シンガーはフィリピン人で、ヨーロッパで長年歌っていた経験が
あるの人なのだそう。
彼女は本当~に素晴らしいエンターテイナーでした。
彼女の、パワフルで元気で、楽しいステージを観てたら、フィリピン人の
天性の明るさ、陽気さ、ラテン気質って、本当にエンターテイメント向きだ
なぁ、とあらためて思いました。
パタヤに行ったら是非是非お勧めしたいお店です。
火曜、水曜以外はライブがあるそうです。
次回はこのお店に行くためにパタヤに行きたいくらい!!