第46回 佐久市強歩大会 | 旅・あらゆるもの

第46回 佐久市強歩大会



諦めないで良かった。 ほんとうに良かった。




   まつすぐに桃の花咲く山国へ   ますみ

  

旅・あらゆるもの





前記事の続き・・・・・。




・・・というわけで、


午前の仕事を終え、真っ先に 接骨院へ駆け込み、

痛めた左膝の固定テーピングをしていただいた。



旅・あらゆるもの


あまりに 近づきすぎて、

股引? というような凄い写真になってしまったが、


確かに タイプの違う いくつかのテープで何重にも巻かれたけれども、

思いの他 軽く快適で 膝の動きに 何ら支障がなく、 

その後、

もの凄ーーーーーーーーぃ威力を発揮し 

素晴らしい活躍をみせてくれた。 嬉涙



旅・あらゆるもの



毎度お馴染み 立川から乗り換え 韮崎へ・・・・・。

旅・あらゆるもの    旅・あらゆるもの


潰れたお赤飯のおにぎりで 元気を呼び込み、

韮崎へ着いたら 雨だった・・・・ガーン


長野は雪だという。 (皆さま ご存知かと思われますが)



韮崎小学校での開会式が始まり、



旅・あらゆるもの  


荷物整理をして。


旅・あらゆるもの


                 PM9時 いざ出発!!クラッカー

旅・あらゆるもの


今回 私は第1陣からあぶれ ロープの手前で しばし、待つ。

(出遅れともいう)・・・・(iДi) 旅・あらゆるもの




やむことがない雨の中を ただひたすら歩き続け、

須玉インター入り口、大門ダムへと 快調に飛ばした。  私なりに。


寒さは昨年ほど感じなかったが、

大門ダムを過ぎたあたりで さすがに 疲れてきて、

いやいや!!まだまだ!!

と渇を入れ、


清里が近づくことを感じながら

束の間

足元の紫くんに癒された。


旅・あらゆるもの


この時点でデジカメのタイムは 03:06。


出発して6時間が経過した。


ウエストポーチに入れたデジカメが 雨にやられないかと心配だったが、

ポーチは、カバー付きだし、その上から 2枚 防水の上着をかけていたので、

あの時、あの瞬間 を画像にて このように、ふりかえることができる。


そうして 私の大好きな 夜明け。

夜明け。

夜明け。


夜明けがやってきた・・・・ヽ(゜▽、゜)ノ



雪だーーー!!!




旅・あらゆるもの


まるで 

「トンネルをぬけたら・・・」 

のようであり


途中から雪に変わったのは 真っ暗な中でも感じていたけれども、

目の前が明けて、いやはや、一面の銀世界に驚いた。


それまでは 睡魔との闘いだったが、

一気に眠気がすっ飛んだ。


旅・あらゆるもの

う・・・美しい。(iДi)


毎年必ず 写真を撮る 清里のチェックポイント(タイムリミット6:00)

で焚き火の近くまで入ったが、寒さで手が動かず撮るのを諦めた。



白がまぶしくて、木々が凛々しくて何もかもが、感動だった。

ビルなどひとっつもないんだもの・・・。


しかーし!!!


息をのむほどの美しさを眺めながら ガンガン歩くのは、

そんなには続かなかった。


野辺山は 雪で足元がすべりはじめ、

膝を気にしながら慎重に進んだので、スピードが一気に落ちた。


時は 5:00ちょっと。


旅・あらゆるもの


この後は、顔にバンバン当たる 粉雪?じゃなくて あられ雪?

なんて言うのだろ??


前からバンバン叩いてきて痛かった。しょぼん


そんな中、

「こーーんな荒天候を 傘もささずに ただ歩くなんて 滅多にないことよね」

と、ウキウキした直後に


「待てよ、待てよ!!私はなんで こんな辛いことしてるんだろ?」 

と、リタイアしなかったことを悔やみ、


そんな激しい心の揺れを 愉しんでいる自分もいたりして、

いそがしかったなぁ。


1番辛かったのは そま添橋、手前を歩いているとき。


この時点で かなりタイムが落ち、

情けないけれども ゴールは諦めた。


前後、人は居なくなり、 今歩いている歩道が果たしてOKなのか、

不安にもなってきた。


まだ雪に消されていない人の足跡が強い味方であった。

 

旅・あらゆるもの


そうして、ながーーぃ下り道を終え、

最後に残る急激な下り坂 (膝破りの坂と皆が言う)

の手前で リタイアした。


テーピングした左膝は ここまで なんともなく、

まだまだいけるぞGOGO!!サインをだしていたけれども、

右膝が かなりの悲鳴をあげていて、

この時点で 嫌な動きをするようになっていた。


右まで今は痛めたくない!!


次のチェックポイント、そま添橋のタイムリミットは8:00

それまであと7分となっていた。


おかしくなってきた右膝をかばいながら7分で膝破りの下り坂を、

終える自信はなかった。


遂に、

タイムオーバー&リタイアガーン


バスに乗ったとき、苦しさから開放されて 心底 ホッとした。


旅・あらゆるもの


昨年のタイムオーバーは 悔しくて 悔しくて たまらなかったけれども、

今年は 納得。


悔いはなかった。


半月板を痛めていると診断された先々月は 100%参加できないと

諦めていたから。


歩き続けた距離。  45キロ。 残り 33キロ。

歩き続けた時間。  11時間。  ゴールまで残された時間は7時間。


ちなみに 仲間のベテランさんが 数名、

私より うんと手前で リタイアしていたことを後で知った。


逆に 

新人さんが この荒天気の中、ゴールした。   素晴らしい~クラッカー

(これは嬉しかった)



        初参加以来の 佐久市総合体育館でのおうどん。



旅・あらゆるもの

      身体の芯まで冷えていたので、美味しかったーーーーー

      

      ボランティアの皆さま お疲れ様 & ありがとうございました。



そうして 恒例の お疲れさん会。


今年は なななんと、「寅さん」焼酎!!

      


旅・あらゆるもの



今年は 1時間くらい温泉につかって 身体をほぐした後だったので、

尚更 酒がうまかった。グッド!


すごく楽しい宴会となり

お疲れさま & お世話になりました。


来年こそ、ゴールまでいきますよ。


それまでに、膝を完治させ、早めにトレーニングに入らないと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


PS.


ゴール近くのバスの中で、


あら??桜の木?? 

・・・・・・・とカメラを構えたら、雪の木だった(笑)


旅・あらゆるもの




桜の木のように、堂々、咲き誇っているように私には思えた。


今年はリタイア者が多かったのではないかと思う。


「装備の乏しさ」


この声をあちらこちらで聞きました。


ゴアテックスさえも駄目だったと聞くと いかに過酷だったか。


私はゴアテックス 2枚重ねだったので、まったく浸透してこず、

靴も影響がなかったです。

登山装備はやはり強いです。


靴がビショビショという方を多く見かけましたし、

逆に その足で ゴールされた人というのは脱帽です。


装備が原因で リタイアされた方は惜しい!!!と、 

つくづく感じた今大会でございました。 



今はじめて知ったのですが、完歩者は 名前が公表されるのですね。


http://www.city.saku.nagano.jp/cms/html/entry/12332/542.html



踏破率 60.67%



やはり荒れたのですね・・・。(((゜д゜;)))