私は旅館 派!
イメージ的に、ホテルは「便利」。
なんか、交通の便も良くて、必要なものがなんでもそろってる気がしますね。
若い頃は、便利イコール高級って思っていました。
そんで、「旅館」のイメージは、交通の便はイマイチ。
どっちかっていうと「不便」なの。
でも、それでもなお行きたい気持ちにさせるイメージがあるんですw
はっぴが日本家屋や建具なんかが美術品じゃん?と思ったきっかけは、湯河原の海石榴(つばき)
って旅館です。
サイトの写真集の5番と6番が懐かしいです。
5番の行燈
がすごいんですよ。
1枚の板に模様を彫ってるんだけど、わずかな厚みなのに、限界を感じさせない椿の模様。
建具や置物なんかの、ちょっとした部分が、すごく凝ったものなんだよね。
何が贅沢って、空間が贅沢。窓から見える景色が贅沢。
もちろん食べ物も美味しかったし、お風呂も良かったですけどね^^
その後行った、旅館じゃないけど、日本家屋って素晴らしいって思ったのが、埼玉県の遠山記念館
。
ここは、日興証券の創立者のお母さんの家だったって聞いたのだけど、居心地良く、派手じゃないけど高級なの。いろんなところに思い入れのある工夫がされてるんだよね。
広いのに、居心地よさそうだったなぁ・・・
特にはっぴが気に入ったのは水琴窟
。
水を使うと、その水が落ちることによって、綺麗な音が出るんよ。
スバラシイ!!!
見た目はただの石ころがあるだけなのに、すごい仕掛けが隠されているのだ。
建具が部屋ごとに違ったり、季節の気候に合わせた扉。
庭がまた素敵でね~~!
どちらも、日本人ってスッゴイ!!って、誇らしくなったんですよ。
「情緒」やら、「趣」やら、「味わい」って言葉を使わずにはいられなくなるよw
知らなかったはずなのに、初めて見たはずなのに、自分の中のどこかに、「そうそう、こーゆーのよね!」って、思わずにはいられない良さがあるんですよ。
海石榴は無理だから^^;、遠野記念館、もう一回行きたいなぁ・・・w