戦争で負傷し下半身不随となり車いす生活を余儀なくされた元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)。
ある時、彼は“アバター・プロジェクト”にスカウトされる。
それは、地球から遥か彼方の衛星パンドラで、莫大な利益をもたらす希少な鉱物を採掘するための事業。
そのために、人間に有害なパンドラの環境で活動できるよう先住民ナヴィと人間のDNAを掛け合わせた肉体“アバター”が造られていた。
そしてジェイクに課せられた任務は、そのアバターに意識をリンクさせ、遠隔操縦によりパンドラで生活し、ナヴィ族との交流を図ること。
アバターを介してついに身体の自由を得たジェイクは、さっそく神秘的なパンドラの森へと足を踏み入れ、やがてナヴィ族の美しい女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と運命的な出会いを果たすのだが…。 (allcinemaより)
2009年の締めくくりに観たのは、ジェームズ・キャメロン監督の構想15年(?)の超大作SFアクションです。
本当は3Dで観たかったけれど、残念ながら2D。。。
でもね、2Dでも迫力があって楽しめましたよ。
莫大な費用をかけて、人間のDNAと組み合わせて作ったアバターを無駄にしたくなかった企業は、不慮の事故で亡くなった科学者の兄の代わりに、双子の弟で兄と同じDNAを持つジェイクに声をかけます。
プロジェクトに参加すれば、膨大な報酬を得られることを知ったジェイクは、動かない足の治療費のために、プロジェクト参加を了承。
こんな巨大な水槽みたいな物の中で作られ、成長したアバター。
水槽の中でピクピク動く姿は、さすがにちょっと不気味でした
カプセルみたいな装置に入って、自分の意識をアバターの体内へとリンクさせます。
初めて自分のアバターとリンクして、自分の足で動けることが嬉しくてたまらないジェイク。
ずっと車椅子だったのに、なんで急に走れるの?と思いましたが、それは海兵隊で鍛えた運動神経の賜物ということで。。。
始めは違和感のあるこの青色のナビィ族も、観ているうちにだんだん馴染んでくるから不思議です。
ジェイクがナビィ族の事を色々教えてもらうことになる、ナビィ族の族長の娘のネイティリ。
誰かに似ているなぁと思ったら、小沢真珠にライオンキングのメイクをしたらこんな感じになりそうです。
思いっきり目は離れてるし、顔も青いのにだんだん美人に見えてくるんですよね。
物語の舞台のパンドラは、自然に溢れていて、まるで『もののけ姫』のワンシーンを観ているようでした。
木々の色づき方とか、動物達とか、本当に『もののけ姫』の中の世界です。
巨大な動物に乗って走るシーンや、これまた巨大な鳥に乗って空を駆け巡るシーンは臨場感たっぷり
このシーンは本当に3Dで観た方が気持ちいいと思いますよ。
人間とナビィ族との戦闘シーンは、怖いの一言。
自分勝手な人間に、嫌気がさしてたまりませんでした
武力で抑えれば全て解決すると思っている、頭のからっぽさにうんざり。。。
ストーリーはどこかで観たことがあるようなもので、特に真新しさはないですが、映像がすごいのでむしろ単純なストーリーでよかったかも。
これでストーリーまで複雑だったら、1回観ただけでは全く意味がわからなくなりそうです。
久しぶりにこんな娯楽映画を観た気がします。
楽しいの一言。
これはDVDで観るよりも、映画館で観ることをオススメします
予告はコチラ
ところで、ジェイクとネイティリが愛を交わすシーン。
本編では、子供も観れるようにカットされたみたいです。
そのシーンが特典映像としてDVD版に入るとか。。。
髪の毛の先の神経みたいな物をつなげるらしいですよ。
ちょっと観てみたいかも。。。