先日、娘が人生初の『おねしょ』をしました
その日は、我が家に新しいテレビが来る予定だったり、夫の仕事用のPCの調子が悪くなり対応に追われる…と色々と忙しい1日になるはずの朝でした
夫の「(娘が)おもらししたよ」の言葉で朝、目が覚めた私。
今現在、夫と娘が2階の寝室で寝ていて、私と息子は1階の居間で寝ています(夜中の授乳の関係で)
そしてよくよく話を聞いてみると、勝手に起きて新しいパンツとズボンを穿いているらしく・・・。
どうやら夫も私も起こすことなく、静かに静かに1人で対処したようです
この日の朝は『資源ごみ』を回収する日でもあり、いつも以上にバタバタするので、余計な仕事が増えたことに私はイラっとしてしまいましたが、娘の顔を見たらなんともいえなくなりました。
私を見て開口一番で「ママ、自分でパンツとズボンをはいたんだよ」となんとも弱弱しい笑顔の娘。
なんだか切なくて、私は泣きたくなりました
きっと失敗したなぁ…と思った娘。
冷たいお尻を1人で何とかしようと静かに移動し、居間で寝ている私を起こさないように引き出しから服を出し、こっそり着替えたであろう娘。
濡れた下着とパジャマは居間の隅に小さく丸めて置いてありました。
失敗して心細かっただろうな・・・、起きてあげれなくて可愛そうなことをしちゃったな・・・、一瞬でもイラっとして悪かったな…、そんな風に思わせる娘の笑顔でした。
きちんと拭かずに着替えたお尻は冷たいままなので、慌ててお風呂を沸かし、娘と2人でお風呂に入り体を温めました
そのあとに「次に失敗することがあったらママのことを起こしてね」と元気な笑顔で確認し合いました
この日は、布団に敷き毛布にと洗濯や日干しに大忙しでしたが、なんだか『私も子育てしてるなぁ~』と感じる午前中でした。
『おねしょ』に免疫がついた翌日
今度はムツ交換の隙をついて(笑)息子が勢い良くオシッコをして、再び布団を濡らしておねしょ状態に(しかも息子は何故かご機嫌さんでした)
連日の洗濯と日干しをしながら「さすが2人目!要領よく怒られない1番いい時に失敗したなぁ~」と勝手に納得した私がいました
娘の『おねしょ』のあとの、あの必死な笑顔、私はずっと忘れることが無いと思います。
そして、いつか娘が自立し家を離れる時に、私はあの笑顔を思い出すのではないだろうか…?そんな風に思ってしまう、それ程に私の胸に刻まれた愛おしい笑顔でした