E-styleのブログにようこそ!
寒いですね。
寒いのが苦手なので南国に旅行をしたら、
帰国後寒さが倍に感じられるという事態に
繰り返しますが、寒いです。
さて、暑かったプーケットの思い出とともに
美しいベンジャロン焼きのご紹介です。
昨年秋に国王が亡くなられ、タイ国民が喪服を着て
追悼したという記事をご覧になった方も多いことと思います。
喪に服す期間は1か月程度となっているようですが、
数か月経った現在も白と黒の布がリボンのように
看板を飾っているお店も多々見られ、
店員さんは喪服を着ていないけれど
白と黒のリボンピンバッジをしていました。
王室はタイ国民にそれだけ愛されて
いると言えます。
王室があるということは
そこに献上するきらびやかな食器も同じく存在します。
それがベンジャロン焼き。
王室御用達の食器です。
セラドン焼き、
タイ料理店でよく見かけるブルー&ホワイトの青白陶器、
と並んでタイの3大食器になります。
セラドン、ブルー&ホワイトが
リーズナブルに普段使いができるのに対して
ペンジャロン焼きは高級食器。
その中でもピンキリありますが、
お安いものでも、定価では日本で買うヨーロッパ食器以上の
お値段になります。
金彩がふんだんに使われているからです。
しかし、そこはタイの醍醐味。
交渉次第で価格変更可能でした。
まるでゲームのような駆け引きが
実は好きだったりします^^
ペンジャロン焼きについて少し詳しく記載しますね。
ベンジャロンはタイの伝統的磁器。
白磁の上に、多色の顔料を焼き付ける技法は中国より伝来しました。
ベンジャロンという名前は、バーリーサンスクリット語の
ベンジャとロン(グ)を語源とし、「五色」を意味しますが、
実際には「五色」は「多色」を意味しています。
また、ベンジャロン磁器にはいくつか特徴があります。
1、大半の文様は左右対称の幾何学模様が、非常に緻密かつ繊細に描かれている。
2、中国製磁器は薄く絵付けされていて、彩色が強調されていないが、
ベンジャロンはレリーフ状に盛り上がり、彩色が強調されている。
3、惜しげもなく金彩が施され魅力を放つ。
4、文様には、ガルーダ(タイ王室の象徴となっている半人半鳥の
ビシュヌ神の乗り物)やタイ王室の紋章の他
花、草、炎など、タイの伝統的モチーフも使われる。
(以上、パンフレット参照)
カップを6客購入したので満足したのですが、
ベンジャロン焼き専門店がプーケットにもあるとわかり
そこに寄らずに帰るわけにはいかないと。
そして、結局こちら↓のティーカップを6客とポットを
連れて帰ることにしました。
これがまた写真に表せないくらい美しいのです。
白磁がとにかく美しい。
マイセンやアウガルテン、ヘレンド以上に美しく感じます。
柄も上品で、帰国後検品のため
テーブルに並べたら
もうそれだけでウットリ。
ロイヤルのお茶会に招かれた気分になりました
ベンジャロン焼きにはまりそうです。
先に上げた写真のカップの3倍のお値段ですが
保証書も出してくれます。
18金が使われているとのこと。
金がもっと使われているカップもありましたが、
そこまでいくと観賞用になってしまいそうだったので
こちらにしました。
というか、手が届かないです(^^;
最近は同じ柄を6客を買うことは控えているのですが、
(生徒様にも理由をお話してそれをお勧めしています)
こちらは6客を揃えました。
その方が美しさが引き立ちます。
是非生徒様にも使っていただきたく
どのレッスンで使用しようか考え中です。
(繊細で持ち運び不可のため舞浜サロンのみで使用予定です)
また、ショップの詳しい情報なども
その時にお話していこうと思っています。
ロイヤルなティータイムを楽しみましょう!
1月23日(月)10時30分~13時
舞浜サロンのベーシックティーレッスンに
1席キャンセルが出ました。
(1月の他日程は全席満席になっております)
レッスン詳細はHP→★をご覧ください。
お申込み、お問い合わせはこちらから→★
ID @gxj4563y
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