もう10年以上も昔、ある本を読んで想ったこと。
それは、
「知識より知恵を持とう！」
ということです。
「全てを捨て 最も貧しい人のために
働くように」と、啓示を受け
そのように生きたと伝えられるマザーテレサ。
ある日、マザーテレサは大富豪より
その活動に敬意を表され
キャデラックをプレゼントされます。
さて、そこでどんな行動をとったのでしょう？
「贅沢を好まないマザーテレサは
キャデラックを受けとりませんでした」
ではないのです。
「キャデラックを賞品にした宝くじを作り、
応募者を募った」のです。
そして、なんとその収益はもとのキャデラックの
５倍の金額になるのです。
さらに、もちろんこの収益は、
これまで以上に活動に活かされるのでした。
当時の私はこの部分を読んで、
本当の賢さを感じたのです。
マザーテレサは、清貧に生きたのではないのですね。
このお話の中には、
豊かさの循環があります。
キャデラックを欲しい人は夢をみることができ、
その中の一人はキャデラックを受け取ることができ、
キャデラックの送り主の愛も受け取り、
自身の活動も広げることができる。
さらに、その活動によって愛情を受けとる人も増える。
「キャデラックと宝くじ。」
マザーテレサは
何故この二つを繋ぐことが出来たのか？
魂の望む未来の中に愛があったからこそ
このひらめきを受け取ることができたのでしょうね。
