ちょこを販売していたお店の責任者さんとの話し合いが終わりました。

感情的に話すつもりは全くなく、冷静に要求を伝えようと思っていたのに…



話してるとだんだん悲しいというか悔しいというか、何とも言えない気持ちになって涙が出てきてしまいました。

責任者さんには「別に責め立ててるんじゃないですよ!」と誤解される始末(笑)

怒られてると思って泣いたんじゃない。
ちょこのことを考えると悲しくなって泣いたんだ。



まず店側として、今回の件を受けて店全体と対応した店員2名への改善指導。
そして他店舗へも報告。
「ペットショップとして一番恥ずべき情けないことだ」と謝罪。

店の方針として、毎日どうぶつ達の健康状態等をチェックする表があるそうです。
今回ちょこがいたお店では、そのチェック表が犬猫はちゃんとしていたが小動物についてはチェックされていなかった現状があったそうです。
そのためそれについてはすぐに改善。
また、動物病院とのかかわりを深めていつでも相談や受診ができる体制を作っていってるとのこと。

「みんな動物が好きでこの仕事に就いています。でも仕事として毎日かかわることで、動物の命に対する意識が薄れていっているのが現状です。“小さくても命”(←私が言った言葉)その通りだと思います。」
と言われたのが印象に残りました。

…そんなことで意識が薄れてしまうような人たちに、動物を、命を扱う仕事をする資格があるのでしょうか。
そんな現状を許していいのだろうか。
でも、「そうだろうなぁ」と納得する自分もいた。



店からの提案は2つ。

・「こんなうさぎを飼育できない」というのであれば生体代を返金し、うさぎを店側が引き取る。

・売買契約を解除して生体代を返金し、店から無償譲渡したということにする。
→店側に医療費を支払う義務が無くなる。


私はどちらも断りました。
私とたろうの意見は共通して1つ。

生体代は私達も納得して支払ったものなので返金は要求しない。
ただ、本来店にいる間に受診するべきであった医療費(不正咬合、皮膚、コクシジウム)を負担してほしい。
うさぎを返すつもりはない。


結果、店側も納得して2回分の医療費11,664円を店側に負担してもらいました。

「生体代より治療費の方が高いので…」って話もされたけど、高い方を選んで請求してるわけじゃない。
前述のとおり、生体代は納得して支払ったから返金要求はしてないんだ。

「ご存知かと思いますか不正咬合は継続的に治療費がかかります。それはお客様が負担ということでよろしいですね?意地悪な話で申し訳ございませんが、今後の医療費もこちら(店)で負担してほしいとなると、生体代を返金するのでうさぎを引き取らせてくれという話になるので…(苦笑)」

これも頭に焼き付いて離れない会話。
まぁ、利益を求めないといけない会社としては仕方ないことですね。
でもいちいち言う必要もないじゃんって思った。


「お話を聞く限り、可哀想だから引き取ろう、という感じに受け取ったのですが、どうですか?」
と聞かれた。
「どうですか?」ってなんですか?
それ、関係ありますか?

確かに、最初に気になったキッカケは「かわいそう」という気持ちでした。
でも、言い方は悪いですが、こんなに問題のある子を、今後も治療費がかかると最初から分かっている子を、「かわいそうだから」という気持ちだけで購入するでしょうか?
「かわいそう」以外にどんな気持ちで購入を決意したのかと聞かれるとうまく言葉に出来ませんが、全てを受け入れて迎え入れたいという「愛情」がありました。

お金を請求しといてなんですが、お金で解決できる話ではないですからね。



最後に店長と対応した店員さん2人が謝罪に来ました。

男性店員は相変わらずニコニコと「この度は申し訳ございませんでした。今後もよろしくお願いします。」と言っていました。

…わたし、顔も見れなかった。
見たくなかった。
悔しいから。
また涙が出そうだったから。


店員さん達より深く頭を下げて店を後にしました。

もう行かないよ。
ここにはもう来ることはないんだ。


今回払ってもらったお金は、ちょこの避妊手術にあてることにしました。
コクシジウムの治療が終わって、もう少し落ち着いたら手術を受ける予定です。




これでやっと店とのやりとりは終わりました。

ちょこはこれからも私達の家族として過ごします。
必ず幸せにします。


長々と文字ばかりのブログになってしまい申し訳ございませんm(_ _)m

明日からはまた明るいブログでいきまーす\(^o^)/