最近。。。

よく考えるようになった


もしも、、、


私自身に 万が一のことがあったら。。。




子供たちは 実家の親に頼んであるし

全く頼れないが(一応)  旦那もいるから

大丈夫だろう



犬たちは。。。


きっと、私が居ないと手に負えなくなる


だから、私は 常日頃 

両親や子供たちにお願いしている


万が一の事が私にあったら

シニアたちは、老犬ホームヘ

若い子達は、引き取って里親募集を、かけてくれる団体がいるから

お金を払えば 命を繋ぐ方法は絶対にあるから

そのために毎月、給料から少しずつ貯金を

していること

娘たちに話してる



人間、いつどうなるかなんて

分からない


自分はいつまでも大丈夫なんて思ってても


明日はどうなってるか


もしも


そうなってしまった時に


守るべきものたちに

辛い思いをさせないように。。。


それを 強く考えるようになった



飼い主が飼育困難に陥り


保健所に犬を持ち込む



そのほとんどは高齢者の入院、死亡などだが


病気や事故などは 

誰にでも 起こり得る ことで。。。


だから、年齢は関係なく

自分と置き換えて考え

万全の対策を たてておく必要があると思う



高齢化社会の現代で

特に目立つのはやはり

高齢者の飼い主や、その身内による

飼育放棄




確かに

誰かが入院すると 付き添いに行ったり

洗濯物を取りに通ったりと

家族も大変になる


だけど


だからと言って


一度迎え入れた 小さな命を


人間の都合だけで 抹殺しても 良いのか


何にも分からずに


知らない場所に連れていかれ


信じていた飼い主とは会えなくなり


死臭と 悲痛な叫び声が溢れる暗い収容棟で

命のカウントダウンを待つ


不安と  恐怖の中


最大の苦しみを与えられ


もがき  叫ぶ


どうしてこんな 殺され方をされなきゃならない


この子達が  いったい何をした?!


毎日 奪われてく何万もの命


これは、当たり前ではないこと

間違っていること


気づいていながらも


気づかない振りをして


仕方ないと繰り返す 残酷な人間たち



せめて


せめて

自分達にはどうしようもない状況に陥ってしまったら


諦める前に 声を出して助けを求めてください




何か、必ず解決策が見つかるはず



生きてこそ


全ては

生きてこそ  繋がる 明日だから。。。



6/15(木)   福岡市動物愛護センターより

保護  ( 弥生さんがお迎えに走ってくれて

オーナーがトリミングもしてくれてた)




この子もまた

飼い主が死亡により

センターに持ち込まれた子


ガリガリで、あばら骨や、背骨、腰骨が

ゴツゴツと浮き出ていた



年齢は  15歳


15歳、、、



15年間  飼い主と共に過ごしてきて

最後が 処分器?



ふざけるな!!!





お腹には破裂しそうな腫瘍を抱えて


あちこち 皮膚病で禿げていて


肛門の下辺りにも

ガチガチに塊が、、、腫瘍?!





目からは ずっと涙が流れていて

その目はほとんど、見えていないようだ





ベッドで眠らず


部屋の隅っこで 小さく震えて体を丸めている



怖くて  怖くて

たまらないんだね、、、


呼んでも、悲しそうに下を向いて

じっと座っている


この子の心が 悲しくて


悲しくて


抱き締めた



生きてれば

いつか 必ず笑える日がくるから


あなたの寂しさも 辛さも



私が全部 受け止めるから





昨夜 同じベッドに抱いて寝てみる

震えたまま、座れずに

立っていた

他の子達が 思いのまま寝転んでる横で


立ったままのガリガリのこの子が


切なかった




大丈夫だよ

いい子だね

ほら、くっついてごらん


私の心臓の音が聞こえる?



大丈夫だから



もう心配いらないから


私が絶対に あなたを守るから


一時間、優しく撫で続けてるうちに

段々と 足の力が緩んできて


私の胸の横で 瞳を閉じた



小さなこの子の 横で


本当なら どけー!と 吠えて噛みつく 

みみちゃんが寝ていた


お腹を出して カコちゃんが寝ていた


足元で伸びまくって マコちゃんが 寝ていた


みんな、辛い過去を背負わされて

たくさんの不安や 寂しさを 抱えたまま

うちに来た



障がいを 持ってたって


シニアだって


病気をもってたって


殺されても良いわけがない!!!


みんな、こんなに 穏やかに日々を生きてる



助けたくても助けられずに

 見殺しにしてしまう命がたくさんあって


シニアを保護することで、また、キャパを

埋めてしまい


他の子を助けられなくなるのも 分かってる


譲渡しやすい子を 選ばなきゃならない

ボランティアの苦悩も十分に分かる


でも、この子の相談を受けたときに


見捨てられなかった



こんな 私のとこで良ければ

おいで。。。


そう 思った





かなりのシニアで

看取りになることも覚悟の保護


でもね


今朝、目が覚めて

私の腕の中で 安心して眠る この子の顔を見たら


この子を引き受けて 良かった…って

泣きそうになった




こうして救える命は ほんの一握り


出会ったこの子に  何があろうと


側にいる



もう絶対に  辛い思いは させない



15歳の  ミックス犬  ♀

名前は  キョウ ちゃん


今日を 生きぬいたら

明日に繋がる


この子が笑顔で過ごせる1日1日を

大切にしたい


その思いから。。アオキラきらきらキラキラ



キョウちゃん


小さなおばあちゃん


はぴねすに 仲間入り


クリ家で   

いつか笑顔になる日が くるように。。。