生命は自然の一部。
生命あるもの=人間が生まれるのも、死ぬのも、自然現象です。
なぜ生まれるのか?
なぜ死ぬのか?
それは永遠のギモン。
宇宙って?
生命って?
人間って?
そういう自然現象の「なぜ」に対する探究心は今もなお尽きることなく、
私を動かしています。
「諸行無常」。
お経で唱えられたこの言葉がなぜか耳に残る。。
あらゆる物事は常で無い。
つまり、今、一瞬、一瞬は永久ではなく、移ろい続けるということ。
いつかはやがてこの身は滅び、土に還るのだということ。
もうこれで最後。
二度とない。
そう思うと、すべてが愛おしい。
ここに今自分が存在し、生きていることそのものに尊さを感じるのです。
そして、自分に関わりのあるすべての人との縁が、かけがえのない大切なものに思うのです。
いや、すべての生命あるもの・・かな。
大げさかもしれないけれど。
明日死ぬとは正直思わない。
でも明日もし死んでも後悔しない生き方をしたい。
そうやって、幼い頃から、あっけなく訪れる死について、常に意識している方かもしれません。
子の寝息に安心感を覚える回数は多い方なのかもしれません。
自分が生きていようが、死んでいようが、
この地球は回り続けるのだから、何も変わらないだろう、実際。
それくらい自分なんてちっぽけで、はかないもの。
それでも。
この尊い生命を与えられたからには、
食べ物がなくなろうが、
水がなくなろうが、
空気が汚染されていようが、
天変地異が起ころうが、
戦争が起ころうが、
一文無しになろうが、
重い病を患おうが、
人生の浮き沈みがありながらも、
サバイブ(survive)するしかない。
そして、子ども達の子ども達の子ども達へと、生命をつなげて、生命を大切に養うこと。
生きた証を残すこと。
それが、天寿を全うした者への精一杯の感謝と弔いです。