いつもお越しくださり
ありがとうございます
本日ご紹介する植物は
『ヒガンバナ』です
そろそろ、この花が
姿を見せる季節になりました。
日本人にとっては
とても馴染み深い花ですね
全草が有毒であること、
その姿かたちが
独特であることから
古来より様々な
伝説や昔話に語られてきた
花でもあります。
個人的に
けっこう好きな花
なので、モチーフに用いたこともあります。
『紅（くれない）の約束』（2015）
ど真ん中がそのまんま、
ヒガンバナを上から見たところです。
（横にもちょこっと入れてます）
ちなみに、ちゃーんと
葉っぱが存在するのを
ご存じでしたか？
花が咲く時期と
葉が出る時期が
全くずれているので
ご存じない方が多いのですが、
花が終わったあと
細い深緑の葉っぱが出て、
冬の間、鱗茎にたっぷりと
養分を蓄えるのです。
そんな葉っぱが
何だか健気で、
思わずモチーフにも
使っちゃいました（笑）
（山羊座のマンダラです＾＾）
鱗茎にも毒があり、
田んぼやお墓の周囲に
よく見かけるのは、
モグラなどの土に穴をあける
小動物を避けるために
植えられたから、という説があります。
また、水にさらすと
その毒がぬけるため、
飢饉のときなどは
豊富なでんぷんを
食用にしたそうです。
こうして調べてみると、
本当に日本人と
縁の深い植物であることが
わかります
もうまもなく、
満開を迎えるのでしょうか。
今年もその
紅のたたずまいを
楽しみたいと思います
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