意識も朦朧としてた私は病院で処置されてる時にハッキリ戻りました。
戻ったと言っても まだまだ上手く話せません。
それに酸素マスクに吸入をされてるし…
医者が私のろっ骨のあたりを必死で押して肺に溜った、二酸化炭素や痰をだそうと 私が息を吐くタイミングを見計らいながら押してました。
そして、体には心電図が貼られ、足の親指には酸素濃度を測るクリップがつけられてました。
酸素量は全開の10でやっと90台です。
意識も戻り、レントゲンも取って容体も落ち着いた時に、ばぁばがチビを抱っこして私のところに来ました。 チビは無言のまま私に手を伸ばしてやってきました。
特に暴れる事もなく私の体の上で寝転がるというより、しがみついてたって感じの表現がいいです。
そして私の横に寝るものの、昨晩からチビも様子がおかしかった事から小児科で診察する事になり、またばぁばに連れていかれましたが、その時もジ――――っと私の顔を見ていました。
とってもやんちゃなチビが神妙な顔つきで 我がままもせずおとなしく連れていかれた姿は、母親として、すごく悲しかった…
そして、私を担当した医者がやってきて、私に 『 入院の宣告 』 をしにきたのです。
もう、私はパニック状態…
鬱にパニックに… こんな状態で入院してしまったら私、もっと頭がおかしくなるよ…
絶対嫌だ!! それだけは避けたい!!
医者は何故と聞くが、私の事を知らない医者に、あーだこーだと メンタルな事を話す気にもならず、私は理由を言わずに固く口を閉ざした。
そして悔しいのか、悲しいのか、ふがいないのか、とめどなく涙が流れてきました。
続く…
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