岩貞ジャイアンツ打線を3安打完封する | hanshintoratoraのブログ

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2016年5月27日 巨人0-1阪神 24勝24敗3分けの3位(4位より浮上)


岩貞に尽きる


昨日の藤浪がふがいなかったため、よけいに岩貞の良さが際立ちます。無敵の菅野に初めて土をつける圧巻の1-0の完封劇。ミスでもらった得点とはいえ、1点は1点。さらにどん底のジャイアンツ打線とはいえ、完投完封はさすがでした。126球で被安打は3、特に4回は3四球と崩れそうになりましたが、欲しいところで併殺も二つ奪うところがにくいです。


開幕当初のように三振をやたら奪うことはなくなりましたが、安定感は増したような気がします。4勝目を挙げて、メッセンジャーに並びチームの勝ち頭となりました。しかし3試合白星がないメッセンジャー、そして6試合白星がない藤浪と比べると雲泥の差です。


この日に限って言えば、不安定なリリーフ陣に、この試合をまかせることなど選択肢になかったでしょう。金本監督も賛辞を惜しみません。岩貞の次の登板は、交流戦となります。今の調子を維持して、ソフトバンクを相手にどのようなピッチングをするのか、見てみたいです。交流戦と言えば、これまでパ・リーグのピッチャーが目立ってきました。


そんな一線級投手たちが、海を渡り不在となってしまいましたが、岩貞のような若武者がパ・リーグ相手に暴れてくれることを大いに期待します。この岩貞は開幕前、ローテーション最後の椅子をギリギリで確保した6番手でした。岩田が二軍落ちして、5枚残っていることは他球団よりは優れているかもしれませんが、引っ張るはずのメッセンジャーや藤浪が前述のようにいまいちピリッとしません。もちろんこのままというわけにはいかないでしょうが、早く二人には調子を上げてもらいたい。


二軍でくすぶっている阪神タイガースの戦士たち


そしてローテーション投手だった岩田はウエスタンでも不調が続いているようです。3試合に登板して1勝ですが、防御率は6.60で自責点11。長いシーズン、岩田の力が必ず必要になります。故障しているわけでもなく、急にここまで安定感がなくなるのは理由がわかりませんが、せっかく時間があるのであればミニキャンプなどして、早期の復活を望みます。


もう一人の心配の種は、セットアッパーの福原。二軍落ちして以降、ウエスタンでも成績がよくありません。9試合に登板して3セーブ挙げているものの防御率は7.56。実績ある選手だけに、二軍の数字を鵜呑みにはされないでしょうが、さすがに悪すぎます。これだと一軍にあげる理由になりません。2年連続、最優秀中継ぎ投手を獲得している右腕にこのまま終わってほしくありません。


そしてさらに一人、二軍から早く戻ってほしい選手がいます。そう西岡剛。数少ないムードを変えられる選手です。当初10日で戻ってくると言われながら、はや1か月以上が経ちました。ここ最近のセカンド北條の守備力を見ていると、やはり西岡の力が必要と思わせてくれます。もうすぐ始まる交流戦あたりから、ムードメーカーが復帰して打線に活をいれてもらえないだろうか。