天中殺中に気をつけたいことの1つに、「いつになく盲目になってしまいやすい」というのがあります。
「夢中になっている」、ではなく、「盲目になってしまう」。
このニュアンスの違い、明らかですよね?
本来の自分の感性で好きなものに夢中になっている、ではなく、
「我を忘れて」
「真意から外れて」
「地に足つかずに」
夢中になってしまうのです。
本当の姿や、真の自分の心から外れた状態だということです。
クリアなレンズからではなく、曇ったレンズから物事を見ている状態。
天中殺は、天という枠が外れてしまう時なので、無意識に、地に足がつかずフワフワしてしまうんです。
普段の自分の精神が欠けてしまうという天中殺は、、
通常の自分の、クリアな心のレンズから物事を捉えにくくなっているということ。
通常では興味ないものに急に興味をもったり、普段は判断できている事が判断できない、いつもの自分ではないようなものの見方をしたりします。
その結果、何かに盲目になってしまうという事いなるんです。
現実や真意が見えなくなるのは、地に足つかずグラウンディングしにくくなっているということ。
考えたら、自分がフラフラしてしまう危なっかしい時期だということ。
天中殺の間は、いかに本来の自分自身にグラウンディングできているかも、大きな課題となる特徴があります。
本来の我の心の領域から外れた結果、我を忘れて本質が見えなくなって盲目にならないよう、ふわふわして浮遊せぬよう、
普段以上に、自分を客観的に冷静に見つめるべき時が、天中殺なのです。
自分自身が天中殺が巡ってきた時に、特にどんな事に注意すべきか、いつ巡ってくるのか、あなたの現状をお聞きしながら 算命学 で、アドバイスをさせて頂いています。
盲目になりやすい時期だからこそ、我を戒め自制するため、事前に知って注意しておくと、天中殺の現象が変わってくるからです。
転ばぬ先の杖です。