概要

砂利採取業務主任者は、砂利採取法に基づく国家資格。

砂利採取業を行おうとする者は、事務所ごとに砂利採取業務主任者を置かなければなりません。

 

試験は例年11月上旬の平日に実施されます。

試験科目は「法令」と「技術」に分かれており、いずれも4択のマークシート形式です。

 

「法令」「技術」とも60%取れていて、かつ合計で65%取れていれば合格です。

つまり、法令で10問中6問、技術でも10問中6問正解し、かつ法令か技術でプラス1問取れていれば合格ということですね。

 

対策

参考書について、日本砕石新聞社がテキストと過去問を販売しています。

「法令」も「技術」も出題パターンが決まっているので、過去問を回せば合格点は取れそうな感じです。

過去問中心の学習で十分なので、テキストは買わなくてもよかったかもしれません。

 

さて、テキストと過去問を1周ずつ読み込んだところで試験日到来。

 

受験

会場は千葉県庁近くのホテルプラザ菜の花。

受験者は50人くらい。殆どが中高年の男性ですが、女性も数人見られました。

 

試験官から諸注意を聞かされた後、試験開始。

概ね過去問と似た問題ばかり出題されていました。

サッと解き終えて早々に途中退室しました。

 

自己採点では「法令」で80点、「技術」は70点でした。

マークミスが無いことを祈りつつ1か月ほど経つと…

 

合格証が到着!

これで砂利採取ができるようになりました。

 

ところで、砂利採取法でいう砂利とは直径30cm以下のものを指します。

30cm超の石塊については採石法という別の法律の適用を受け、採取するには採石業務管理者という別の資格が必要とのこと。

こちらも超マイナー資格ではありますが、近いうちに取りたいですね。