●概要
砂利採取業務主任者は、砂利採取法に基づく国家資格。
砂利採取業を行おうとする者は、事務所ごとに砂利採取業務主任者を置かなければなりません。
試験は例年11月上旬の平日に実施されます。
試験科目は「法令」と「技術」に分かれており、いずれも4択のマークシート形式です。
「法令」「技術」とも60%取れていて、かつ合計で65%取れていれば合格です。
つまり、法令で10問中6問、技術でも10問中6問正解し、かつ法令か技術でプラス1問取れていれば合格ということですね。
●対策
参考書について、日本砕石新聞社がテキストと過去問を販売しています。
「法令」も「技術」も出題パターンが決まっているので、過去問を回せば合格点は取れそうな感じです。
過去問中心の学習で十分なので、テキストは買わなくてもよかったかもしれません。
さて、テキストと過去問を1周ずつ読み込んだところで試験日到来。
●受験
会場は千葉県庁近くのホテルプラザ菜の花。
受験者は50人くらい。殆どが中高年の男性ですが、女性も数人見られました。
試験官から諸注意を聞かされた後、試験開始。
概ね過去問と似た問題ばかり出題されていました。
サッと解き終えて早々に途中退室しました。
自己採点では「法令」で80点、「技術」は70点でした。
マークミスが無いことを祈りつつ1か月ほど経つと…
合格証が到着!
これで砂利採取ができるようになりました。
ところで、砂利採取法でいう砂利とは直径30cm以下のものを指します。
30cm超の石塊については採石法という別の法律の適用を受け、採取するには採石業務管理者という別の資格が必要とのこと。
こちらも超マイナー資格ではありますが、近いうちに取りたいですね。