ビジネス実務マナー検定とは、
実務技能検定協会が実施する文部科学省後援の検定試験。
秘書検定やサービス接遇検定の兄弟分のような検定です。
試験は1級、2級、3級と分かれており、
1級は筆記試験に加えて面接試験が実施されます。
筆記試験は全て記述式ですが、ある程度パターンが決まっています。
ひたすら過去問に取り組んで傾向を掴みましょう。
そうすれば作問者が望む答えに近い解答ができ、
似たような問題にも対応できるようになります。
面接試験は以下の2つの課題が出されます。
①第1課題「スピーチ」
②第2課題「1分間スピーチ」
①「スピーチ」では、
面接室に入る6分前に課題文が渡されるので、それを暗記。
暗記した内容を自分の考えとして、2分程度でスピーチをする。
…というもの。
入室6分前になるまでどのような課題文かわからないので、
事前対策ができません。基本的に暗記課題です。
②「1分間スピーチ」では、
4つの題名のうちから1つ選択し、
それに基づいて1分間で自分の考えをスピーチする。
…というもの。
これも入室まで課題が示されないのですが、
ある程度の事前対策はできます。
政治、経済、文化、スポーツなどホットな時事から出題されるので、
新聞やニュースを日頃からチェックしておきましょう。
2つの課題を終えると、審査員から講評を頂きます。
この講評で合否が大体わかります…
面接試験から約2週間ほどで結果が届きます
無事に合格してました
筆記も面接も運良く一発合格…
もし不合格だった場合は、
講評で指摘された事項を意識して直しましょう。
リベンジ受験する際に試験官から、
「前回はどのような指摘がありましたか」と聞かれることがあります。
(これは秘書検定やサービス接遇検定も同様です)
その際「~というご指摘を頂いたので、今回は特に~しました」などと
改善努力の意思を伝えられると心象も良くなるかと思います。
最後に、
よくある質問や減点事項をポイントとしてまとめました。
よければ参考になさってください
【ポイント】
入退室時の動作は審査の対象外
身振り手振りを適宜入れるとよい
「えーと」「あの~」の多用はダメ(自信がなさそうに聞こえるため減点)
指定時間が過ぎると途中であっても終了を告げられる(減点)
踵(かかと)は揃えて爪先は軽く開く
(足を開いてのスピーチは横柄な感じがするとして減点)