福祉住環境コーディネーター検定とは、東京商工会議所が実施・認定する民間資格。
高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を整備する調整役(コーディネーター)になるための資格です。
試験内容は医療・福祉・建築など幅広いのですが、
広く浅くといった感じで、そこまで深い知識は問われません。
2級は全てマークシートで、70%取れれば合格です。
テキストはユーキャンの速習レッスンを使用しました。良書です。
2週間かけて3周くらい読み込みましたが、
保険制度や障害特性の分野がなかなか頭に入らない…
不安な気持ちを胸に、いざ受験。
なんとか合格しました
今回の合格率は37.9%で、少し難しい回だったようです。
ちなみに私の得点は100点中72点…ギリギリすぎる
さて、2級以上に合格すると、「住宅改修が必要な理由書」を作成することができます。
※「住宅改修が必要な理由書」とは…
高齢者等の住居を改修する際、一定の要件満たすものについては、単なるリフォームとは異なり、「住宅改修が必要な理由書」を役所に提出することで、工事に必要な費用のうち一定額の助成が受けられます。
この「理由書」を作成するのはケアマネージャー(介護支援専門員)と決められているのですが、一級建築士や理学療法士、そして1級・2級福祉住環境コーディネーターもケアマネージャーに代わって「理由書」を作成することができます。
民間資格なのに、すごいですね
ただ、福祉住環境コーディネーターの「理由書」の代行作成については
自治体によって扱いが大きく異なります。
私の住む市では、残念ながら福祉住環境コーディネーターの
「理由書」の代行作成は認められていませんでした…
大きな市なんですけど、保守的なんですかね
以上、体験記でした。
福祉関係の入門資格としてはとっつきやすくてオススメです。
興味のある方は受けてみてはいかがでしょうか。