timetunnel
こんにちは。handuh姉です。今夜はセルジオメンデスのライブに行ってきたよ。セルジオメンデスといえば、今年のはじめに「タイムレス」をリリース。アルバム参加メンバーは「ブラック・アイド・ピーズ」「エリカ・バドゥ」「ウィル・アイ・アム」そして「スティーヴィー・ワンダー」「インディアン・アリー」まで参加してる。さらにマシュケナダのRemixは「マスターズアットワーク」がリミックス!ラジオでよくかかってたからこのアルバムから知った人も少なくないかもね。でも、セルジオメンデスの歴史は古くて、マシュケナダは'66年の発表作品。私も初めて聴いた時には「大人の曲だ!」なんておもったりしましたが、ずっとスタンダードとして愛されている曲の一つですよね。
sergio
さて、会場は国際フォーラムA。そりゃまたデカいところでセットされてたんだけど、ステージみながら、ふと、ブルーノートのライブを思い出しました。そ、ステージはとてもシンプルで、ブルーノートのライブとだぶってしまうものの、でもそのキラキラした、サウンドの素晴らしさや、ブラジルという国・人・自然、そして音楽ってのが、本当眩しい!って感覚じんじん伝わってきました。どう考えても、あのドラムの、あんなビミョーなリムショットは、どーやったらできるのか、、あり得ないでしょうし(笑)、あぁ、こういうコード展開は、ブラジル音楽、Bossa特有だなって思ってうっとりしたり、とにかくこのままフォーラムAの椅子に沈みこんでずっと聴いていたいと思ったライブでした。 なんといってもお客さんが嬉しそうなのはたまりません。
あと、やっぱり言葉の響きってのも、「この曲に(サウンドに)この(言葉の)響き有り!」って思います。ブラジルの音楽に乗せてあるメロディーって、自在に動いてることが多いんだけど、ときどきしゃべり言葉のような、それは「物語」をしゃべってるように、意味がわからなくても「ドラマチック」に感じることができるんだよね。それにしてもセルメンだけじゃなくって、ブラジルの音楽、ブラジルBossa、いつ聴いても、キラキラ眩しくって繊細で、つい目を細めてしまいます。

国際フォーラムAの今回の座席は、2階の一列目の真ん中。椅子が深いので、身を乗り出してみないとステージ全体がみえませんが、意外に音よかった。1階の奥は、あんまり音がいいイメージなかったもんだから、今日はよかったかな。(サウンドのスタイルにもよるか・笑)
いい秋の夜長でした。

brazil66
セルジオ・メンデス&ブラジル'66