大衆演劇・送り出しの写真 | BOOのなみはや国風土記

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 わしは送り出しの写真は撮らん。理由は三つある。人見知りなんと、顔バレしたくないのんと、こっちのほうが上に来るが、やはり舞台上の表情の方が、何倍も上や。客に愛想振りまいてる写真なんか別にいらんねん。これは劇団に顔バレしてても一緒や。

 檜の木の上の表情が一番。一瞬見せるいつも見せる表情とは違う絵が撮れたらそれで十分。劇団の魅力も微力ながら写真で伝わるやろう。コンデジやけど。舞台上では客との真剣勝負や。当然違った表情見せてくれるわけやねん。それが撮りたい。役者が一番輝いてる写真を撮りたいねん。

 残念ながら今の時代、何回も書いてるけど愛想が重要なファクター(要素)になってる。わしは愛想は関係ない。わしのよく行く劇団の中にも、人によっちゃ愛想悪い劇団多々あるわ。それに、顔覚えられて、話するようになってまうと余計に送り出しは早く出るようにしている。少しでもほかのお客さんの相手してもらいたいから。それでも追いかけて礼言う座長さんばかりやねんけども。なんや話し変わってきたな。

 客に媚を売るような写真はいらんねん。いや、そこで舞台並みの表情撮れるんやったら、わしも撮るわ。しかしそれは難しい話。やはり、一瞬の美しさ、すごみのある表情、妖艶な姿は撮れん。だからわしは舞台の一瞬の表情、所作撮るのに心がけている。ひと公演に150枚程取るが、そのうちブログに上げれるような写真は、その半分程度。納得いくような写真は数枚くらいしかない。真面目に構図考えたりするんで、最近舞踊ショー、モニター越しにしか見てへんわ。それが痛いところ。

 記念写真ならまだわかる。それはいつもの表情しか撮れん。一番美しいのは舞台の上やから。あー一眼レフが欲しい。

ほんじゃ