大衆演劇・客を取り込む | BOOのなみはや国風土記

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 最近大阪以外でもポツポツ劇場が立ってきている。ほとんどが役者さんが立ててるな。面白いというか、大阪より入場料が高いところが多い。

 理由は客が入らへんから。それと、周りに競争相手が少ない言うのんもあるやろう。商売敵はセンターや。センターの料金より少し安くすればええからな。本来なら近くにもう1軒くらいあったほうが客足が伸びるかもしれん。パチンコ屋の原理といっしょ。パチンコ屋は店が固まったほうが客が集まった。昔は集まったんや。今はパチンコ屋潰れえる方が多いんで、一概には言えんかもしれん。コアな客層減れば、客の取り合いになるからな。

 で、いま注目してるのは、和歌山や。ほぼ目と鼻の先に劇場が2つもある。距離感で言えば、朝日とオーエスぐらいの距離感か。言うても大阪の人しかわからんか。ここが共存共栄できれば、他方も真似はできるとは思うねんけどな。競争相手やなく、商売仲間として二つの劇場で共同でイベントやったりできればと思う。ぶらくりの商店街で、お練りやるとか、花魁道中やるとか。なんかせんと多くの客層捕まれへん。

 それと一番違うのが客層。大阪は徐々にではあるけど若い客層が増えている。いかに若い客層取り込むか考えないとあかん。恐らく若い子は、大衆演劇のイメージすらない。昔に比べると紹介する番組が減ったからな。なんとかタウン情報誌に取材してもらうとか、ネットを駆使した宣伝かますか。YouTubeに、舞踊ショーアップしたらええねん。まず知ってもらうことが大事。そのあとに来てもらう努力せなあかん。ぶっちゃけタダ券配ったらええねん。もちろんのべつ幕なしに配るんやない。ホッとペーパーに載せるとか色々ある。人間不思議なもんで、ただでもらったりしたらお返ししなあかんと思うわけや。前売り券の1枚買うやつが出てくる。その中からハマるやつ作ればええ話なんや。損して得取れ。商人の名言である。これ、大阪だけ通じる話かもしれんかな。

ほんじゃ