名古屋でゴルフショップしている原田です。
あるゴルフ雑誌に・・・
松山英樹プロの連続写真が載っていました。
大体連続写真は正面からが多いんですが、
今回のは後方からのものもあったので、
パチリしてしまいました。
正面と後方と両方から見ると、
アマチュアとの違いが良く見えます。
まずは正面からのアドレスの写真です。
ややスタンスは広めで、安定感のあるアドレスです。
シャフトが真っ直ぐなところが良いですよね。
それと身体全体に力みも緩みもない。
正面からのトップの位置です。
肩が120度回っていると書いてあります。
腰見てください。
70度くらいでしょうか?
この差がパワーを生むんですよ。
彼に限らずほとんどのプロはこんな感じです。
上半身の捻転です。
それを実現させているのが・・・
下半身の安定感です。
アドレスとトップの写真を見て、
右太ももの位置を比較してみてください。
全く変わっていないですよね。
右ひざ、右腰でしっかり”右の壁”を作っています。
むしろ頭はやや右に移動してますよね。
頭の高さは変わっていません。
素晴らしいスイングだと思います。
アマチュアの方のスイングを見ると・・・
何が一番違うと言えば・・・
① 腰を回し過ぎていて、肩が回っていない。
② ひざや腰が右に流れてしまって、
”右の壁”が出来ていない。
③ 頭を動かしてはいけない意識が強すぎて、
肩の入りが浅くなってしまう。
続いて後方からの写真です。
上の写真はアドレスの姿勢ですが、
背筋が伸びています。
手のポジションがアゴの下辺りにあります。
重心はかかとでもなく、つま先でもなく、
後方から見ても実に安定感のあるアドレスです。
トップの写真ですが、
右のひじが地面を挿しています。
アドレスと比べても上半身の前傾姿勢が
全く変わっていません。
左の肩はしっかりアゴの下に入っています。
ベルトのバックルの位置を見ると分かりやすい
ですが、腰の回転は70度くらいですよね。
しっかりした安定感のある下半身です。
無駄な動きのない素晴らしいスイングだと思います。
簡単にまとめますと・・・
下半身の安定感と上体の捻転
これが遠くに真っ直ぐ飛ばす秘訣じゃ
ないかと思います。