多額の費用がかかっている学校ホームページ

かつて私は総務委員会に所属していたことがありました。その時、学校ホームページを見直すのに2000万近くかけるという事案があり反対したことがありました。

2014年9月の決算審査特別委員会で、私はこの学校HPについて取り上げました。質疑の過程で、更新回数の統計を取っていない事実が明らかになりました。

私は事前にアクセス件数を調べていました。二小を例に挙げると、2010年度は136876件だったが、2013年度は25756件となっています。つまり4分の1以下になってしまっている現実があるのです。

なぜこういうことが発生しているか、更新してないから見に行かないのではないか、更新回数を把握していないというお粗末な実態に、あの導入当初の2000万円近くのお金はなんだったのか？と言いたくもなります。

複数の項目にまたがって、学校HPにつき総体で毎年800万円余のコストがかかってしまっている現実があります。
一方、アクセス件数は激減、更新回数は把握していない…

「こういうお金の使い方は、私は根本的にいけないと思います。当初総務委員会で指摘した懸念が、まさに現実化されてしまったなと思って、正直残念な思いでいる」と述べました。

校庭芝生化にしろ、学校HPにしろ、こういうお金の使われ方をされるくらいなら、学校だよりを充実させたり、副教材を購入したり、もっとやるべきことがあるのではないでしょうか。

市民にメリットがあるとは到底思えない事業につき、今後も不要なものは不要と、追及していきます。