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2017-12-12

三鷹市議会 平成29年第4回定例会 各常任委員会 議案審査

テーマ:2017年議会報告
議案紹介はこちら

<総務委員会>
先に紹介した1)と9)〜13)の部分です。審査参考資料はこちら

審査参考資料のタイトル部分を並べておきましょう。
・平成29年度基金運用計画
・保育士等キャリアアップ補助事業の拡充について
・教育費寄附金と教材用備品の充実について
・「三鷹市の適正な債権管理の推進に関する条例」の概要
・三鷹市の適正な債権管理の推進に関する条例施行規則(案)

債権管理条例ですが、審査参考資料の概要の「債権の放棄」の部分をご覧下さい。時効の利益を得るためには、債務者からの意思表示が大前提となります。ところが、債務者が例えば行方不明の場合など債務者自身が債務を認識しないケースというのがあるのです。
この場合に、資料にあるように「事実上徴収困難な債権が累積」することになるわけです。これを「債権者側から」つまり三鷹市の方から放棄できる条例を作る、これがこの条例の一番重要なところです。
確かにどうしようもない不良債権をそのままにしっぱなしというわけにはいかないですね。市長は上程理由説明の際、債権管理点検の総運動をする旨を述べていましたが、速やかにこの運動が進むことを期待したいですね。

次に補正予算ですが、特別会計含め様々な精算があります。これはカラクリがありまして、次年度につき一定の見込みを夏頃に自治体は国に出す手続きがあります。伸び率など換算し見込みを出すわけですが、実際はそこまでではなかったということはよくあります。

例えば洋服小売業者が卸売業者から仕入れるとします。100万は売れるだろうと見込み、その分の注文が卸売業者に届き、それに見合う洋服の枚数をおろしたが、実際は90万しか売れなかったということは、容易に想像できますよね。

これと同じで、要は見込み発車なのです。これはシステムのあり方の問題であり、国の予算組みなどを考えると致し方ないわけです。
これがきちっと金額が決まった場合に、ルールに基づききちんと数字をきれいにしましょうというのが、「精算」です。
一般会計の補正予算に生活保護がありますね。思っていたほど伸び率がなかったことをもって、「生活保護の申請を却下したのか!」となりがちですが、生活保護行政のあり方と精算ルールに基づきお金のありかをきちんとしましょうねということは、当然別の話です。
このように、精算はいわば決まりごとで、12月議会の風物詩なのです。

私が気になったのは、保育士キャリアアップ事業です。審査参考資料の3Pの対象施設ごとの金額振り分け表をご覧下さい。
私立保育園は都の10/10となっていますね。要するに、都が全部出すわけです。
一方、公設民営保育園はどうでしょうか。実は都のお金はありません。市単独事業となっていますね。
地域型保育施設の場合、どこが認可するのかを考えると、1/2負担というのもわかりますが、公設民営については解せませんね。
なぜなら、私立保育園も公設民営保育園も、その実態は変わらないからです。
「公設」というだけで、いわば機械的に振り分けるのは如何なものかと思います。これは三鷹市として東京都に「実態は変わらない」と主張していくべきでしょうね。この点は最終日の本会議で一言述べるかもしれません。


<厚生委員会>
3)と7)になります。審査参考資料はこちら

審査参考資料のタイトル部分を並べておきましょう。
・三鷹市北野ハピネスセンター条例(全部改正)新旧対照表
・三鷹市北野ハピネスセンター条例施行規則(全部改正)新旧対照表
・北野ハピネスセンターの指定管理者の指定について(概要)
・指定管理者候補者審議結果(施設別)
・三鷹市北野ハピネスセンターの管理運営に係る事業実施計画書(新規)
・社会福祉法人 睦月会概要
・指定管理者候補者選定方法審議結果
・平成28年度財務報告書
・三鷹市六小学童保育所A等の指定管理者の指定について

ハピネスセンター、学童双方に共通していることがあります。それはこれらが指定管理者指定の議案であるということです。
公共施設の管理運営に民間の創意工夫の概念を入れる指定管理者制度です。当然ながら民間には様々なものがありますので、公募で対応するのが大原則です。その意味で、北野ハピネスセンターについては問題ないものとみています。公募で対応していますし、審査参考資料の概要にもあるように既に一部の部門の業務を受託している実績もあるからです。

問題は学童の方です。これは非公募になっています。いつもなら非公募というだけで指定管理者制度の趣旨に反するので、反対という結論になります。
そういう目で見ていましたが、指定期間を2年と短くしているところが大きなポイントになります。資料の審議結果にあるように、日本保育サービスは複数の学童保育所の指定管理者になっており、実は指定期間がバラバラでした。
いわばお尻の部分を一緒に合わせますよというわけです。となると、次のステップは、非公募というだけで原則通り反対とするか、それともお尻の部分を合わせることに意義を見出し今回は賛成で次はきちんと公募にしてくださいと指摘するか、この判断となります。

この判断につきかなり悩みました。そこで、過去の実績を見ると、実績報告もきちんとなされており特段の問題はないと考え、後者の考え方で臨むことにしようと考え始めています。ただし、今までの指定管理者選定の議案に臨んできた私の態度を一部変更することになるため、この点はなぜ賛成なのかをきちんと説明する必要がありますね。最終日の本会議で一言述べようと考えているところです。

学童保育所については待機児の問題がどうしても付きまといます。ただし、本議案はあくまで指定管理者選定の議案であり、待機児問題については述べるのをやめようと考えています。
待機関係で気になっているのは、一般財源の負担です。実は保育園と異なり、学童については一般財源の負担はさほど大きなものではないのです。人口流入が激しくなる一方ですので、学童については大胆に増設をすべきではないか、私はそう考えています。

委員会付託された議案についての感想は以上になりますが、最後に先日の本会議で即決議案とされた部分について、私の質疑を紹介しておきましょう。

<72号>
上程理由に「都市農地を保全し良好な都市環境の形成に資することを目的として、生産緑地地区に定めることができる区域の規模につき下限の面積を500平方メートルから300平方メートルとする」とありましたが、なぜ下限の面積を減らすことが都市農地の保全につながるのか、過去の経緯及び現状を踏まえ、改正理由をもう少し詳しく教えてください。

<76号>
入居要件の緩和の部分ですが「子育て世帯への支援を拡大するため」との上程理由でした。収入申告義務の免除については法改正に伴うものとしてわかりますが、入居要件緩和の部分はそうではありません。具体的に何が基準となって入居要件緩和につながったのか、背景をお伺いします。

<79号>
承諾の部分についてです。上程理由に「両市にまたがる開発事業の道路について、その帰属を三鷹市と小金井市とでそれぞれ受けたが、当該道路は三鷹市部分も含めて小金井市道として認定するため」とありましたが、なぜ小金井市道として認定しなければならないのか、必要性の部分がよくわかりません。もう少し詳しく教えてください。

<84号>
上程理由に「管理職手当について、東京都の額を参考に近隣市の支給額水準との差の調整を計る」とありました。給料表の都表化の流れから「東京都の額を参考に」という点については理解しますが、近隣市云々の部分については、今回武蔵野市は引き上げないようです。
武蔵野市は引き上げないのに、三鷹市は引き上げることにつき、市民の皆様に合理的な説明が必要だと考えます。この点につき御所見をお伺いします。

以上です。
ポイントなのは、即決議案は頼りになる資料はなく、市長による上程理由説明のみを判断材料としてそれで足りないところを補うという点にあります(もちろん独自調査はしますが)。
それぞれ納得いく説明があり、賛成しました。詳しくはこちらの動画をどうぞ。

市長や議員のボーナスアップについては例年通り反対ですが、それら以外の議案については賛成という結論になりそうですね。

なお、行政報告については、常任委員会のと特別委員会のと一括しての次回エントリーとします。
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2017-12-06

三鷹市議会 平成29年第4回定例会 議案上程

テーマ:2017年議会報告
上程理由説明の動画はこちらをどうぞ。

以下順次議案を説明します。議案、議案概要、補正予算総括表(案)のリンクを貼っておきます。
一般議案
補正予算議案
議案概要
議案概要その2
補正予算総括表(案)

前回と同様、議案の号数で紹介するのではなく、箇条書きのような感じで紹介します。

1)債権管理推進の条例の制定。
2)生産緑地指定の規模につき下限の面積を500㎡→300㎡に変更。
3)北野ハピネスセンターの管理を指定管理者制度に変更、及びその指定。
4)都市計画税軽減措置の継続。
5)公営住宅法改正に伴い、福祉住宅と市営住宅につき、認知症等で収入申告が困難な者に対する申告義務の免除規定の設定。
6)市営住宅の入居要件につき、子育て支援の観点から緩和。
7)六小学童・南浦小学童・連雀学園学童の指定管理者の再指定。
8)開発事業や道路整備完了に伴う新たな市道認定、及び小金井市をまたぐ市道につき小金井市のものとする旨の承諾。
9)保育士等キャリアアップ名目の人件費増1億2936万8千円。財源の大半は都からだが、公設民営保育園部分及び地域型保育施設の半分につき市の財源からの支出、2291万6000円。
10)25万円の教育費寄付金があり、それを小学校と中学校で12万5000円ずつ振り分け。
11)生活保護費等負担金等の超過交付分の返還。1億4152万5千円。
※都支出金と寄付金を覗いて、まず繰越金8287万で対応、次に介護保険事業特別会計からの繰入金1804万8千円、それでも足らない部分につき財政調整基金取り崩し、6352万3千円。
12)国保、介護保険の前年度分確定に伴う精算。
13)東部水再生センター運営管理費に500万の不足が生じ、繰越金で対応。
14)都の人勧に連動するべく、職員や市長など特別職、議員のいわゆるボーナスアップ。0.1か月分の増。
15)管理職手当の上限額引き上げ。10万3000円→11万5000円。

以上になります。このうち2)、4)、5)、6)、8)、12)の国保部分が、即決となりました。
委員会付託になったものは後日改めて紹介するとして、今日は即決部分につき紹介します。
2)→なぜ下限部分を引き下げたら農地保全につながるのかにつき、説明を求める必要があります。
4)→例年この時期に出てくるものです。そもそも都市計画道路をはじめとして大規模なものが進んでいるとは言い難い以上、軽減は当然のことだという考えです。
5-6)→これらも問題ありませんが、5)と異なり6)は法改正というわけではないようです。何が基準となり入居要件緩和となるのかにつき、説明を求める必要があります。
8)認定部分は理由はわかりましたが、承諾部分につきなぜ小金井市のものとしなければならないのかの具体的な事情が見えてきません。これも説明を求める必要があります。
※国保の補正はただの精算ですので、割愛します。

委員会振り分け状況ですが、1)と9)〜13)の各補正は(国保部分を除き)総務委員会に、3)と7)は厚生委員会になりました。今回は、文教委員会とまちづくり環境委員会は行政報告を受けるのみとなります。

さて、問題は14)と15)です。
都の人勧に連動する形で、例年この冬の時期の名物になりつつあります。
まず、市長等特別職と、私たち議員のボーナスアップについては、そもそも職員と連動する必然性が乏しく、政治的姿勢からあげるべきではないという考えです。これは以前から同様の対応をしており、今回も明確に反対します。
管理職手当の上限額引き上げが悩ましいところです。給料表につき都表化した過去の経緯があり、その流れから管理職手当上限額引き上げも理解はできます(なんでも都の出先レベルの部長さんに合わせるとのこと)。
しかし、近隣市を念のために調べてみたら、武蔵野市は引き上げるわけではないようです。なぜこういう差が出てくるのか、管理職手当の他の手当(地域手当など)の関係やラスパイレス指数などの複雑な関係を合わせ考慮し、考える必要があります。
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2017-12-02

三鷹市議会 平成29年第4回定例会 市長記者会見資料・議案他

テーマ:2017年議会報告
平成29年第4回定例会は11/30から。

11/22に市長の定例記者会見がありました。記者会見資料等はこちらをご覧ください。
記者会見資料
議案概要
議案概要その2
補正予算総括表(案)

議案概要のほかに議案本体はこちらを。
一般議案
補正予算案

議案そのものは大変細かいので、まずは議案概要・補正予算総括表(案)をご覧ください。

11/30の机上配布資料はこちらを。土地開発公社に関することなど、いつもの内容です。
机上配布資料

議案については、市長による上程理由説明の後に、後日別エントリーで紹介します。
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2017-11-28

三鷹市議会 2017年11月 各委員会 行政報告資料

テーマ:2017年議会報告
総務委員会行政報告資料
・三鷹市ホームページにおける寄付特設サイトのリニューアルについて
・平成29年度三鷹市働き方改革モデル事業について
・マイナンバー制度における情報連携の本格運用開始について
・「民有地を活用した保育所等整備促進税制」の導入について
※民有地活用の保育所整備ですが、これは以前話題になったものです。23区内だと影響がないのですが、そうでない場合は固定資産税など実質的に減収となるので、その分の補填を全額都に出させるべきではないかと質問したことがありました。
結果として、1/2補助なので、残念ながら三多摩格差は依然としてあるということになりますね。

文教委員会行政報告資料
・平成29年度全国学力・学習状況調査の調査結果について
・井の頭恩賜公園内に建設する「井の頭文学施設(仮称)」に関する整備基本プラン(案)に係るパブリックコメントの状況について
・大沢二丁目古民家(仮称)整備工事見学会について
・2017みたかスポーツフェスティバルについて
※いわゆる太宰治記念文学館構想ですが、質問に対する答弁で「別の適地の可能性」といったようなものがあり、私は心底びっくりして慌ててその点につき苦情を述べました。
重大な状況変更につき、最初からきちんと報告に含めるのが筋であり、質問に対する答弁でようやく出てくるというのは議会軽視そのものです。なぜなら、その質問がもしなければ、議会に報告することなく適地変更に至ったという結果報告のみということすら考えられるからです。
どこが適地か、ということではなく、進め方そのものに違和感を感じたのです。
物事には進め方というのがあります。本事業は私は肯定的に見ていましたが、議会軽視につながりかねない事態が発生したことにより、否定的な見方に変わらざるを得ません。

厚生委員会行政報告資料
・「三鷹市在宅医療・介護連携支援窓口(連携窓口みたか)」と「三鷹市在宅療養者の後方支援病床利用事業」の開始について
・平成29年度標準保険料率等の試算結果について(東京都第3回試算)
・「民有地を活用した保育所等整備促進税制」の導入について
・四小学童保育所の待機児童を対象とした居場所づくり「むらさき放課後クラブ」について
※国保についてですが、9月の議会で予算編成に支障をきたすことのないよう、激変緩和含め都に交渉しつつ、腹積りとしてどの程度増えるかを事前に考えるという、いわば二段構えの必要性につき、一般質問をしました。
※学童待機児童についてですが、以前夏休みなど長期の学校の休みの際の居場所について質問したことがありました。児童の健全育成という大きな公益のために、まだまだやるべきことがあると考えています。

まちづくり環境委員会行政報告資料
・三鷹市環境センターアスファルト被覆等工事について
・日本無線(株)三鷹製作所跡地C地区売却に係る公募型プロポーザルの実施について
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2017-09-28

三鷹市議会 平成29年第3回定例会 本会議5日目

テーマ:2017年議会報告
9/28、定例会最終日でした。流れを書きます。

9時半から本会議、議運委員長からの報告の後に休憩。各常任委員会で審査報告書確認などがありました。
そのうち、総務委員会と文教委員会に行政報告で市長が出席、いわゆる太宰治記念文学館構想につき、整備基本プラン確定を延期するという報告がありました。
理由は2点ありました。
1)議会から慎重に検討するよう指摘をいただいていること
2)パブリックコメントで多くの意見を頂いたこと
以上から、都との交渉をさらに続行するというような話がありました。質疑をする委員はいませんでした。

13時から本会議再開、各委員会の審査報告書が読み上げられました。
そして、各議案につき採決。
私は、議案第62号と63号につき、意見を述べ、全ての市長提出議案に賛成しました。
以下、その内容を紹介します。

<62号 賛成討論>
議案第31号の賛成討論で述べた内容がこの議案にも該当する旨指摘して賛成します。

<63号 賛成討論>
いわゆるクラウドファンディングについてですが、工事費本体の予算が議案上程されていないのに、総体の1割を目標とした寄附を募り始めることは、工事費本体の予算につき議案にはなっていないが認めてくれというのと同じようなものであり、事業の不可分性から大きな問題があると考えます。
もっとも、本補正予算案は障害見舞金など重要な案件も含まれていることから賛成します。

この後追加議案の上程。衆院選の選挙費についてです。議案はこちらを。
総額で7490万の大金です。これについても、賛成しました。

そして、意見書案・決議案です。
私は最初の意見書案の際に、次のように述べて、全ての意見書案につき退席で応じました。
<半田退席討論>
地方自治法99条から内容の判断以前に形式面で話にならないものが今定例会でも多数出てきています。議会運営委員会で最低限形式面につききちんと議論すべきであるとの抗議の意味から、内容に賛成できるもの反対であるもの関わりなく全ての意見書案につき退席で応じることにします。

地方自治法99条にきちんと規定されているのに、未だにそれを無視したようなのが平気で出てくるのですから、今後はもう相手にしないつもりです。

なお、意見書案・決議案の際に、市側を退出させるよう議長に申し入れ、その後代表者会議で議論されているようです。
退出させるべき理由というのは、実に簡単です。

意見書案・決議案につき、市側に質問することはありません。そもそも、答弁の必要性があるからこそ、本会議場にいるわけであり、市側が答弁しないならいる必要はないのです。
その分、きちんと本業を勤めてもらいたいですよね。
「私はこの点についてこう考えている!」と市側に言いたいというのもわからなくはないですが、それは要は主張を聞いてくれというだけのものであり、そのためだけに市側の部長職をずらっと並べる必要はありません。
市側には可決されたものを送付するだけで十分です。可決されたものは市議会の意思ですから。

政治家の主張に対し、どのくらいのコストがかかるのか?もう少し政治家はきちんと考えるべきですね。

以上になります。市側の発言場面はないので、動画紹介は割愛します。
賛否一覧は後日市議会HPに載りますので、そちらをどうぞ。

今定例会もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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2017-09-26

三鷹市議会 平成29年第3回定例会 行政報告資料

テーマ:2017年議会報告
特別委員会含む各委員会の行政報告資料を紹介します。

総務委員会行政報告資料
・債権管理条例(仮称)の制定に向けた基本的な考え方について

文教委員会行政報告資料
・平成30年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書について
・三鷹市立図書館の基本的運営方針(素案)について

厚生委員会行政報告資料
・子ども・子育て支援事業計画の達成状況について
・保育所等訪問支援事業の開始について
※前者の資料を見ると、保育需要率が年々高まってきていることがよくわかりますね。

まちづくり環境委員会行政報告資料
・駐輪場整備運営基本方針(仮称)策定の考え方について
・生産緑地地区の面積要件引下げの考え方について
・三鷹台駅前周辺地区のまちづくりについて
※駐輪場ですが、資料の3ページに市有地のケースと賃借地のケースの比較がありますね。土地所有者の都合により賃借地返還を迫られるケースは現にあり、ここをどう考えていくか、長期的な課題ですね。

特別委員会はそれぞれリンクだけ貼っておきます。内容はリンク先をご確認ください。
調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会行政報告資料
東京外郭環状道路調査対策特別委員会行政報告資料
三鷹駅前再開発事業対策特別委員会行政報告資料
市庁舎・議場棟等建替え検討特別委員会行政報告資料
※調布飛行場ですが、2年前の事故の報告書が出てきています。
※市庁舎建替えですが、三鷹市の基本的な考え方が固まりました。2ページを見ると建替えではなく大規模改修の場合だと70~80億と見積もっていることがわかります。
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2017-09-26

三鷹市議会 平成29年第3回定例会 平成28年度決算について

テーマ:2017年議会報告
まず、議案上程です。市長が平成28年度決算 提案説明を読み上げます。
これを受けて、市議会としては決算審査特別委員会を設置することになります。

関連資料を載せておきます。
決算等審査意見書
監査委員がまとめたものです。
前回は保育料の収入未済の問題が載っていて、私も討論でこの問題の重要性を指摘しました。今回はそのようなトピックは特段ありませんでした。

平成28年度予算執行実績報告書
いわゆる決算書そのものです。
ちなみに前回の27年度のものはこちらになります。

平成28年度事務報告書
平成28年度決算審査参考資料

この2つは半田にとって一番重要です。
○○の件数を知りたい!とか、そんなレベルは実は大半が事務報告書に載っていたりします。
一例を挙げましょう。かねてから問題視してきた、校外学習施設です。要するに宿泊所ですね。254ページをご覧ください。
一番下の部分に全体の部屋利用率があります。3割切っている状態なのです。にもかかわらずなぜこの施設を温存し続けるのか?など問題意識が出てきます。現にこのことは何度も指摘してきました。
このように事務報告書は質問材料の宝の山なのです。

もうひとつの決算審査参考資料です。
ある補助金が数年単位でどのようにシフトして来たのか等、時系列を追う上でこれも事務報告書同様大変重要な資料です。

いくつか紹介しておきましょう。
まず1ページをご覧ください。小売販売額が落ちていますね。商店数も減っています。にもかかわらず毎年一定の商業振興目的の予算が設定されるのです。
予算執行されていながら効果がないのなら、もうやめたら良いと思いますよね。これも過去指摘したことです。
では、どんな商業振興の補助金が出たの?と疑問がわくと思いますが、これについては23ページをご覧ください。
このように、この2つの資料をみることで、ある程度の問題意識が増えてくるのです。こういう意識を一般質問につなげていくわけです。

271ページもごらん頂きたいですね。ごみ処理経費の明細があります。
よくよくみると、可燃ごみの収集経費が年々増加していますね。どの部分の経費が増えたのか、ではごみ総量はどう推移しているのか、家庭系ゴミ袋有料化から随分経ちましたが、この資料を見て改めて検証しようとなるわけです。

このように、資料をじっくり読み込んでから決算審査特別委員会に臨むわけですが、残念ながらひとり会派の私は委員会のメンバーにはなれません。本会議最終日に意見を述べるだけです。


さて、決算とは何か?について、考え方を書いておきます。
予算審査は政策判断を伴います。市長の姿勢に賛成だとか反対だとか、そういう俗人的な議論が通用します。
このような判断を伴う以上、納得できないなら反対だし、問題なしと考えるなら賛成です。このように「価値判断を決める」ところが予算審査の最大のポイントです。

予算は可決されるか否決されるか修正されるか、時と場合によりますが、三鷹市の場合は予算案は可決されています。
決算とは、執行のあり方を問うものです。大事なことは「可決された予算」の執行であるという点です。きちんと執行されたか、されていないならそれはどんな理由があったのか?ここが議案審査のポイントになります。
予算案を可決したということは、三鷹市議会としての意思が示されたことになるわけで、その意味で可決された予算なのに、政治的に賛成!反対!というのは論理的にはありえないですよね。

以上を前提として、可決された予算がどの程度使われていないのか、ここが気になるところです。これは先に紹介した参考資料の64ページ以降をご覧ください。
「不用額調べ」です。これを見ると、未執行のものもあれば、執行はしたんだが実績減による残などがわかります。
ひととおり不用額調べを見ましたが、特段の問題はないという結論に至りました。

以上のような考え方から、執行のあり方に問題があると考えるのなら指摘しますが、今回の決算については執行のあり方につき特段問題なしと考えているので、決算議案については特に指摘するつもりはありません。
この事業をこうするべきだ!このくらい拡大しろ!とか、それは所詮次年度予算のあり方に関する注文でしかなく、それは予算要望という別場面がありますので、本来的には決算審査の討論で述べることはないのです。

さて、各委員会で一定の行政報告がありましたが、次のエントリーで一括して紹介することにします。
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2017-09-26

三鷹市議会 平成29年第3回定例会 各常任委員会 議案審査

テーマ:2017年議会報告
今回の定例会は議案の本数が少なかったので、一括して報告することにします。
議案紹介はこちら

<総務委員会>
補正予算と入札の議案です。審査参考資料はこちら

審査参考資料のタイトル部分を並べておきましょう。
・平成29年度基金運用計画
・まちづくり応援寄附推進事業の概要
・市民センター敷地の現況調査の実施について
・自動通話録音機購入事業について
・㈱まちづくり三鷹が実施する創業支援について

以下、審査参考資料の順番で若干の感想などを。
やはり、太宰治記念文学館関連の寄附につき質問が集中しました。
そもそも、工事費本体の予算がまだ議案で出ていないのに、寄附を集め始めるということ自体が大きな問題なのです。
総額の1割を目標にしているようですが、見方を変えれば総額につき了承した「後に」寄附について議論するのが筋なのです。
しかし、順序が逆になってしまっているわけで、これは内容の良し悪し以前に、議案になっていないのに工事費本体の予算につき議論するようなもので、議会手続き上大きな問題があるのです。
この点は本会議最終日に私も指摘しておこうと考えているところです。

商工費関連で2000万の寄附とのことですが、まちづくり三鷹からのものであることが判明しています。
まちづくり三鷹自体は、この寄附で赤字決算となっています。議案としては、「寄附を受けるか否か」が問われており、この意味でまちづくり三鷹の決算のあり方は論点にならないと見ています。
もっとも、まちづくり三鷹の決算のあり方は個人的には問題があると見ています。

文教委員会とまちづくり環境委員会ですが、条例新旧対照表を割愛し、それ以外の部分を画像アップしたものを紹介します。
文教委員会資料画像
まちづくり環境委員会資料画像
感想は、上記の議案紹介のエントリーに書いたとおりです。両者とも問題ない案件です。
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2017-09-26

三鷹市議会 平成29年第3回定例会 半田伸明の一般質問 国保の都単位化について

テーマ:2017年議会報告
動画はこちらになります。

次年度から国民健康保険事業が都道府県単位化されます。
「制度改正により急激な負担増とならないよう、注意を払うべきである」との主張のもと、以下3つの質問をしました。

1)都は運営方針策定の最中であると聞いている。この中に市町村の負担の基準が示される予定のようだ。現状どこまで議論が進んでいるのか。

2)国保事業費納付金について。医療費水準や所得水準を勘案し、市町村ごとに納付金額を決定することとし、これを確保するための標準保険料率について示すというのが建前になっている。
いかんせん情報が全く見えない状況だ。いつ示されるのか。スケジュールがよく見えない状況で把握されている範囲で、今後の状況を伺う。

3)現状の市の国保の状況だが一般財源から法定外繰り入れをしている。これは新たな制度では禁止されるのか、それとも禁止をされないままいわば現行どおりとなるのか。

以下は、市長答弁の主な部分です。

1)東京都の国民健康保険運営方針の策定状況について。
都は市区町村との協議の場である東京都国民健康保険連携会議や担当課長会での議論で、市区町村からの意見集約をたびたび実施している。
現時点で得ている情報では、9月の東京都国民健康保険運営協議会に諮られることとされている。11月に開催予定の第2回の協議会を経て、最終的には12月末までに策定される予定だと報告を受けている。

2)国民健康保険事業費納付金を示すスケジュールについて。
国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率につき、都が都内市区町村から提出されたデータに基づき、ことし7月に第3回目の試算を平成29年度予算ベースとして実施し、その結果について9月に公表するとしている。
今後のスケジュールだが、来年度の医療費等を推計するための係数を10月に国が示すとしていて、この係数を受けて都が平成30年度の予算ベースでの納付金等の算定を行い、その結果を11月に公表して、12月末に国から示される確定した係数を受けて、最終的に確定した納付金等を東京都が算定し、来年1月に公表されることとなっている。
10月に国が示す仮係数は全国的な影響が多いので、恐らく12月末に確定した係数とそんなに変わらないだろうという情報までは得ているところだ。

3)新制度での法定外繰り入れのあり方について。
都から示される標準保険料率を参考に、市区町村は各自治体の条例で保険税率を定めることとされている。新制度で一般会計からの法定外繰り入れを禁止するものではない。
(都が)中間所得者層、低所得者層の負担を軽減する財政支援策を講じるかどうかで、新制度での法定外繰り入れのあり方も左右されるのではと認識している。

以上を受けて、細かなやり取りを市民部長とやり取りしました。
<半田>
過去2回の試算は公表されていない。3回目は公表されるのかにつき考えてみると、今までの2回分と3回目とでどこがどう違うのかは確認しておきたい。
その違う理由が一番の要因になっていて、だから今まで公開したくてもできなかったというのが実際のところなのかなと見ているが、このあたりを整理して頂きたい。

<市民部長>
過去2回の試算は、今回の都道府県化で公費が全国で1700億投入されるが、その枠組みがまだ決まっていないことから、それを除いた試算となっている。
余りにも条件が違うので、都としてはその数字を出してしまうと、その数字が勝手に動き出して混乱を招くということで、公表しなかったと聞いている。
3回目の試算は、1700億のうちまだ一部決まっていない部分の1200億を投入した形の試算となる。

<半田>
その3回目の試算がいつ公表なのかということと、あと11月に公表というのは国保事業費納付金のことで合っているのかなと思うのだが、ここもスケジュールを整理しておきたい。

<市民部長>
3回目の試算は29年度ベースだが、11月の算定は10月に国から30年度の医療費を推計する係数が提示されるので、それに基づいて平成30年度ベースで算定を行うということである。国の方では、10月に示すものと12月のを同じ数字を示した上で30年度の算定を可能にすると聞いている。

<半田>
国保事業費納付金を示すときに標準保険料率が同時に示されるのか、それとも標準保険料率は後追いなのか、実務的にはどうなっているのか。

<市民部長>
11月に納付金等を示すというスケジュールが示されているが、同時に標準保険料率も示されるものと思っている。

<半田>
保険税を集める、それでは足らんから一般財源から入れるしかないとなる。その総額が今回の国保事業費納付金の額と同レベルなら、今までと同じだと、この理解で合っているか。結局、国保事業費納付金が、今まで我々の国保会計の中で集めてきた国保税の収納の金額と一般財源から出している二十数億の金額の合計とどれだけ乖離をするのかどうかが最大のポイントになってくると考えている。

<市民部長>
まず納付金と保険料の関係なんですけれども、納付金というのは市町村が、三鷹市が東京都に来年度納める金額です。
納付金は各市町村に公費の拡充分があるので、納付金からその公費、国からもらえるお金を引いた残りを保険料総額として東京都が示してくる。その金額で標準保険料率を東京都が計算するわけだが、結果としてその金額が今の保険税と一般会計の現在行っている繰出金で賄えるということであれば、現行と同じような予算規模になるということはあり得る。

以上のやり取りの後、最後に市長に再質問をしました。

<半田>
一般財源からの法定外繰り入れの金額が、11月に示される納付金の金額とどれぐらい乖離しているかというところが一番怖い。乖離しているのが余りにも大きい金額であるならば、理論的には一般財源からの繰り入れをふやすか、もしくは示されるであろう標準保険料率に基づいてですね、保険税を値上げするかの両方の選択肢しかないことになる。
2月の予算内示の時、私が目が点になったのは各種交付金の部分である。2億6000万近くどーんと落ちていた。やりとりを聞いていたら、実はこれは直前に知らされたんだよと。直前に2億6000万減るというのは、これはもうたまったものじゃない。だからこそ、予算のときの賛成討論で財政の御担当の方のねぎらいのことをあえて入れさせていただいた。
同じことがこの国保のことで起きては困る。納付金のスケジュールが11月という話はあったんで、11月ならまだ何とかなるのかなと思うが、ここで考えなきゃいけないのは2つあると思う。
1つは、常識外れな金額で殴定されたら困ると言い続けること。これは予防線を張るということである。
もう1つは、そうは言いながらいわぱ腹積もり危険負担という感じで、このぐらいは無理なく、例えば財調から崩す、福祉の積み立てから崩すなど、予防線を張りつつも腹積もりの金額も含め、考えておきながら次年度予算編成につなげていかなければいけない。
このように国保の都道府県単位化は次年度予算編成に大きな影響を及ぼす。改めてどのように取り組むのか、最後に市長にお伺いしておきたい。

<市長>
大きな影響が出てはいけないので、とにかく早目早目に情報を掴みながら適正な保険料について検討する、これが1点目。
国では激変緩和用の特例基金につき全国で300億といわれているが、都の見込みでは約30億しかないということもわかってきている。
市民に健康管理に努めるとか、特定健康診査を受けてもらうなどの努力をしていく、これが2点目。
最後だが、やっぱり国や都に適切な移行に向けて最大限の努力をしていただくようにと思っている。

これらのやり取りの後、都の動きを議会に報告すること、そして次年度予算の手前の段階で条例をどうするつもりなのかにつき議会に報告することを求め、締めくくりました。

とにもかくにも次年度予算編成に大きな影響があるか否かを見極めなければならないのです。前回の予算のときのように直前になって、入るべきものが入らないという事態や、予想外の支出を迫られるという事態は、絶対に避けなければなりません。

行政に必要なことは、一定の継続性であり、絶対的な安定性なのです。事業の良し悪しにつき賛成反対そりゃあいろいろありますが、予算は必ず編成しなければならないので、絶対的な安定性が求められる領域なのです。

腹積もり危険負担という表現をしましたが、予想外の事態が「もし」発生したら、どうやって絶対的な安定性を確保し続けるか、ここが大切なところであると考えています。
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2017-09-09

三鷹市議会 平成29年第3回定例会 議案上程

テーマ:2017年議会報告
上程理由説明の動画はこちらをどうぞ。
上程理由説明

以下順次議案を説明します。議案、議案概要、補正予算総括表(案)のリンクを貼っておきます。

一般議案
補正予算議案
議案概要
補正予算総括表(案)

前回と同様、議案の号数で紹介するのではなく、箇条書きのような感じで紹介します。なお、決算議案も上程されていますが、これは後日別エントリーでまとめます。

1)三鷹市大沢総合グラウンドの夜間照明設備の整備と多目的スポーツ広場の新設に伴い、その使用料を定めるとともに、休場日の設定、開場時間の改正関連規定を整備する。

2)日本無線(株)三鷹製作所跡地等の三鷹都市計画下連雀五丁目第二地区について、既に定めているB地区の他、A地区とC地区にかかる地区整備計画区域の追加を行う。条例化により、建築基準法関係規定としての実効性の確保を図るもの。また、緑化率の最低限度も追加。
・建築物の用途の制限
・建築物の敷地面積の最低限度設定
・壁面の位置の制限
・緑化率の最低限度につき、A地区とC地区も、B地区と同様とする。

3)三鷹市教育センター耐震補強等工事請負契約の締結
※入札及び契約の過程並びに契約内容

4)市HP内のふるさと納税に関する特設サイトをリニューアル。また民間のふるさと納税総合サイトへ登録。クラウドファンディングを活用し、平成30年度に予定している大宰治記念文学館(仮称)及び吉村昭書斎(仮称)の整備事業、平成29年度に実施する山本有三記念館の改修事業について、12月から寄附の募集を開始する。HP作成委託、クレジットカード決済手数料の増など。180万8千円。

5)市庁舎建替え検討準備のため、市民センター内の建物の配置や地下埋設物の状況など敷地に関する現況調査を実施する。972万円。

6)大沢コミュニティセンターのために、とした寄附があり、その寄附を活用し同センターの料理講習室の収納棚の改修を行う。100万円。

7)振り込め詐欺対策のため、自動通話録音機を購入し希望者等へ貸与する。財源につき半分は都の補助金。134万円。

8)平成28年度末に収入した商工費等の寄附金につき積立をする。これを含め前年度繰越金3535万1千円の増。
このうち、商工費寄附金は、使途が創業支援施策等とされており平成30年度から寄付者の意向を踏まえた事業実施を予定していることから、財政調整基金への積み立てを行う。

9)平成20年1月に学校内であった事故について、災害共済給付制度を実施している日本スポーツ振興センターに対して、当時の被災生徒本人が制度の手続きに沿って市を経由して申請し、同センターから給付の決定があった。この給付は市の会計を通じて行うこととなるため、障害見舞金を計上する。2720万円。

以上になります。以下、議案上程時の感想です。

1)→新たにできる施設の使用料等を定めるだけであり問題なしと見ています。
2)→要するに乱開発を防ぐという趣旨ですので、問題なしと見ています。
3)→相変わらず高い落札比率ですが、これは事前にわかるものなどのシステム的な問題であり、前定例会でも指摘しました。同様の指摘を再度繰り返すかどうかを考えます。
5-9)→これらも問題ありません。特に8)の商工費に関する寄附金ですが、まちづくり三鷹からのものであることが判明しています。既に同社では決算確定しており、その意味でまちづくり三鷹がどうなのか?を問うよりは、三鷹市として寄附を受けるしかないという結論で良いでしょう。
もっとも、まちづくり三鷹「として」どうなのか?については大きな問題だなと思いますが、少なくともこの補正予算案で問われていることは「寄附を受けるか否か?既に先方は決算確定している」という点であり、大きく一般質問で聞くのはまだしも補正予算案で聞くことではないと考えます。

問題は4)です。
既に市長は記者会見で太宰治記念文学館関連につき、総額2億5000万から3億と表明し、それが新聞記事にもなっています。
今回のクラウドファンディングですが、目標は2500万となっています。寄附を募るんだからその分三鷹市の負担が減って、一見良いことのように思います。

もちろん良いことなんですが、問題なのは、議会手続きです。
工事費本体の予算はまだ上程されていません。上程されていない以上、市議会は審議しようがありません。
しかし、総額の1割と具体的な数字となっています。ならば、今回の定例会で工事費予算が出てこないと本来はおかしいのです。

工事費本体の予算につき議決した「後に」、では一部を寄付で集めますか、というのなら筋は通っていますが、それが出てこないのに先に寄附で集めるかどうかを審議してくれというのは、見方を変えれば工事費本体の予算につき議案上程していないが認めてくれ、というのと実際は変わらないのです。

議案がないのに承認しろというようなものであり、これは無理筋と言わざるをえません。事業の良し悪しではないのです。手続き論の問題です。

もっとも、補正予算案自体は5-9)のように問題なし案件が大半ですので、賛否の表明としては太宰関連で厳しく問題点を指摘した上で議案には賛成という形になるのかなと考えています。これが例えば重大な違法性を帯びるといったような瑕疵があるというのなら、この1点だけで反対が筋ですが、半田が調べたところ、そこまでの瑕疵があるとは言い切れない状況ですね。

実務的に見ても、寄附の部分につき可決されて実際に寄附が始まったが、その後工事費予算が否決されたとした場合、どうなるかなどの問題が発生します。もちろん三鷹市議会は市長与党が多いのでそこの心配はないでしょうが、それとこれと話は別です。否決された場合の対応はどうなるのか?は「市議会として」きちんと指摘しておかなければなりません。

私はひとり会派ですので、最終日の本会議で発言するシステムですが、ざっと見たところ、補正予算の太宰関連以外は特に問題ないかなと思うので、太宰関連で議会として手続き論をどう考えるかにつき述べることになりそうですね。

なお、今回は即決議案はなく、すべて付託となりました。1)は文教委員会、2)はまちづくり環境委員会、それ以外は総務委員会です。
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