未だ把握されていないハコモノ維持管理費の全体像

2014年9月決算代表質疑で、ハコモノの維持管理費用に正面から切り込みました。

清原市政になって、星と森と絵本の家やネットワーク大学、そして南部図書館などハコはとにかく増えました。
管理する延べ床面積はどのくらい増えたのか？前安田市政最後の年との比較を質問したところ、23000平米の増との答弁でした。

では、増えたことによる維持管理費の増は、25年度決算時点で14年度と比較して幾らになるのか？質問したところ、答弁は

「維持管理費全体の数値は把握しておりません」

ハコをつくった分維持管理費がどう増えるのかのシミュレーションがなされていないと、どういう事態になるのだろうか。維持管理費総額のあり方につき言い続けていく必要があるなと半田が実感した瞬間でした。

減価償却という考え方がないも同然なわけですから、維持管理費用につき税収の◯%におさえるといった方式を編み出し、そこから逆算して延べ床面積の限界を設定するといった努力が必要ですね。

ハコモノの維持管理費用は相変わらずブラックBOXのような状態です。今後もしつこく維持管理費用の上限設定をするべきと追及していきます。