謎多き岐阜その3 美山平和観音 | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。


「謎多き岐阜シリーズ」第3回目はとうとう…
巨大観音です!
岐阜の山奥に、人知れずひっそりとたたずむ巨大観音がいるらしい!
というとっても魅力的な情報をネットで発見したのです。

ただ、場所が定かではない…
温泉峡の近くにある、という情報もあるのですが、
そもそもその温泉峡の場所も私には見付けられない…というありさまで。
「う~ん、とりあえず行ってみるか」
みたいなノリで行ってみました。

岐阜県山県市片原近辺らしい、
ということは分かっていたので、だいたいのアタリを付け、
分かれ道では「こっちかな??」ぐらいの当てずっぽで(笑)
山道を進んで行くと…

あ、
あった!


Handa-camera-美山平和観音

なんと当てずっぽが的中!!
それらしき観音さまが前方に!

これは呼ばれてたのかもしれない…
などと私以外の何者かの力を勝手に感じてしまう始末。

Handa-camera-美山平和観音

そんな奇跡的に出会えたこちらの観音さま、
美山平和観音さまというお名前です。

大きな台座があり、台座の上にまた八角形の台座があり、観音さまが立っている、
という、かなり豪華かつ巨大なつくりになっています。
台座込みだと17メートルはあるということです。

Handa-camera-美山平和観音

台座の八角形部分にも細密なレリーフが刻まれていて、
日本ではない…大陸的な雰囲気をかもし出しています。

それもそのはず、かたわらにあった石版に彫られた、
ほぼ読み取れない文字をたどったところ、
ほぼ読み取れなかったのですが、
「韓国で作られたものをこちらに運び、また作りなおした
というような記述がみられました。

韓流なんですねぇ!
どことなく日本っぽくない理由が分かりました。


と、感動しきりのワタクシでしたが、
この後、身の毛もよだつ体験をすることになります。
…というのも、

Handa-camera-美山平和観音

一番下の台座の周りをぐるっとまわって行くと、
「回廊十二支巡り→」
と書かれた立て札が立っていて、矢印の指す先には



Handa-camera-美山平和観音

「ここに入れ」
と言わんばかりに、ポッカリと暗い穴が…!!

怖いーーーー!!!


入り口に電気のスイッチ的なものがあるのですが、
いくら押しても電気は付かず…
ただ漆黒の闇が広がる台座の中に…

入りましたよ!

女は度胸です!

でも…
十二支のレリーフなんか…
撮っている余裕はおろか、見ている余裕すらありませんでした。

だって真っ暗なんだもの。
誰も踏み入れていないせいか、足下はフカフカしていて気持ち悪いし。
カマドウマがピョンピョン跳ねてるし…!

「きゃーーーー!!」
ってなって、駆け抜けるかのごとく、
穴から飛び出したのは言うまでもありません。

いちおう、一周はしたんですけどね…。
思い出しただけでも怖い。
断言しましょう。度胸なんかない方が確実に長生きできます。


そんな恐怖体験はさておき、ここがなぜなのかと言うと、
この場所には、他にも何かあった風な雰囲気があるのです。

Handa-camera-美山平和観音

観音さま近くには(奥の矢印が観音さまです)草が生い茂ってしまっているものの、
こんな風に、阿吽や狛犬の韓国版…??
よく分かりませんが、何者かが門番をしていたり、

Handa-camera-美山平和観音

立派な虎の像があったりするのです。
その先には、いまはただ草蒸した、ポッカリとした広場がありました。

間違いなく、ここには何かが存在していたようです。
が、何なのかよく分からない。
モノレールがあった、っていうような記述も発見しましたが、
もう草だらけで、登ってみようという気にはなりませんでした。

周りには民家もないし…
ただ謎がそこに横たわるのみです。

恐るべし岐阜。
謎多き岐阜。

誰かご存知の方がいたら、どうか教えてください。
気になって夜も眠れません(それはウソだけど)。


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