近所のクルマ仲間のごじごじ君がやっているのは、
タイムアタック名物のタイヤ削り
サーキットを真剣に走るとタイヤが溶けて消しゴムみたいなカスがでます
スーパーGTなんかでもタイヤカスを拾うとグリップダウンする、っていいますよね
なので、サーキット走行の合間にこうやってタイヤカスを削る作業をします
知らないで見てると、タイヤがもったいない気がしますが、
やらないでグリップダウンするほうがもったいないのです
もちろん、終わったらワイトレ外してホイールを普通に取り付けます
ちなみにごじごじ君は、エンジンノーマルなZ33でAP2分3秒という上級者です
筑波だとギリギリ分切りできないくらいかなと
しかし、上には上がいます
先日のAPSLで一番速かったランエボの♪速先輩レベルになると、
ここぞと言う時には、新品タイヤを削って使います
R35ニスモの専用タイヤもそうなんですが、究極を目指すと浅溝の方がグリップが上がります
じゃあスリックタイヤにすればいいんじゃ?
という考えも出てきますが、日本のタイムアタック界隈は基本Sタイヤで争っているのです
近年はクルマの作り込みがGTマシンみたいなものも増えているので、
いずれは、海外のようにスリックタイヤを使うクラスができるかもしれません
逆に、市販車然とした外観にラジアルタイヤで争うクラスはすでにあります
ひと口にタイムアタックといっても、いろんなクルマがいくつかのクラスに分かれていて、
単純にタイムが速ければ凄いってことでもないんです
これも意外と奥深くて広い世界なんですよ