45万キロのY31 | 花屋とGT-R

花屋とGT-R

GT-R☆FREAKS
NISSAN SKYLINE GT-R
BNR32 銃銀 (1994) 
【ENNGINE】
 lartefice SPL
 BCNR33 N1spec改
 REIMAX street cam
 HKS piston
【TURBINE】
 BNR34 N1spec
【MainECU】
 APEX Power-FC
 [D-Jetronic pg改]

今日の仕事先・・・のお隣さん、86才のおじいちゃん

 

軽くあいさつしていたら色々と話しかけられて・・・

 

というのはよくあることなんですが、

 

そのおじいちゃん、元タクシードライバーらしく話が面白くて

 

仕事が終わってから1時間以上もいろんな話を聞かせてもらいましたw

 

 

タイトルの45万キロというのは、このY31の走行距離です

 

おじいちゃんが個人タクシーとして使っていた車体

 

7年前まで仕事していたと聞いたので、79歳までタクシードライバーだったらしい

 

仕事を引退された後は、普段のアシグルマとして使われているそうです

 

そう86歳にしてまだ運転は現役

 

しかしクルマには傷ひとつなく、それも納得

 

 

 

エンジンはもちろんタクシー仕様(LPG)に変更されていますが、

 

ベースは、RB20のシングルカム、しかもキャブ仕様!

 

こういう仕様、はじめて見たかも

 

 

 

ここまでLPガスが液体で流れて、ここで気体に代わってキャブに送られるのだとか!?

 

 

長く調子よく乗るコツは、やはり無理な運転をしないこと

 

ブレーキは早めに軽く、止まる寸前にはリリースする

 

食事は粗食、肉は食べないw

 

クルマも人間もすごく説得力のあるお話でしたw

 

 

他にも、

 

70年前には製材所で働いていて、その時はトントン馬車と呼んでいた

 

重油で走る運搬車を運転していたとか、

 

そのあとは、日野の木炭トラックに乗って土建屋さんで働いていたとか、

 

その当時、北九州の若戸大橋の工事にもかかわっていて、

 

福岡の香椎浜の砂を手積みで一日3回戸畑まで運ばれたとか

 

その砂は若戸大橋のコンクリートに使われているとか!?

 

その後、タクシー運転手になった頃に個人タクシーの制度がはじまり

 

10年間無事故無違反で個人タクシーの資格をとり、

 

当時出たばかりのローレルをタクシー仕様にして使っていたとか・・・

 

 

さすが、もとタクシードライバーだけあって話もエピソードも面白くて、

 

トントン馬車で使われていたバッテリー液の比重とか、

 

木炭自動車のエンジンのかけ方とか、事細かく教えていただいて、

 

あっという間に時間がたってしまいました

 

 

自分も86歳まで生きていられたら

 

あんな風な元気で楽しいおじいちゃんになりたいなと思いました

 

それに、そのころGT-Rがまだ手元にあれば最高ですね