「瓢喜」銀座三丁目店で過ごす、ちょっと特別な夜・・・♪

昨日は、ちょっと特別な日のお夕飯。

選んだお店は「京都瓢喜銀座3丁目店」。

「出汁しゃぶ」が有名な京都のお店で、東京には2014年4月2日にオープンした高級料亭です。

銀座ど真ん中のビルの地下にあるのですが、なんかそんな感じがしない高級な佇まい。

地下におりる階段で、なんだか雰囲気が良すぎて胸のときめきが止まりません。

完全個室のお店で、「月波」の間に通していただきました。

完璧なまでに、気持ち良いおもてなしをしてくださいます。

礼儀作法もしっかりしていて、常に気持ち良い動きと接客。素晴らしいです！！

今回、コース料理をオーダーしました。

メニューはこちら。

料理が順番に運ばれてきます。

【八寸】

食用鬼灯・稚鮎蓼味噌焼き・新水雲酢・新丸十オレンジ煮・翡翠寄せ・川海老唐揚げ

1人前ずつ取り分けてくださいます。

上品かつ繊細なお味で、最初からビジュアルでも楽しませてくださいます。

ほおずき、初めて食べるかも！プチトマトをフルーティーにして、少し後味に独特な香りが残る、珍しいお味でした。忘れられないお味！！

【お造り】

鱸抹茶洗い・縞海老

海老はプリップリ！！あんなに身が濃厚な海老は本当に珍しいです！！

白瓜の器も、珍しいです。

思わず「これは食べられるのですか？」と聞いてしまいましたが、「白瓜はスライスしないと食べられるのですが、この器のままだと硬いかと・・・」との事でした。失礼致しました。

黄色いお花は、よく見ると胡瓜のお花！かわいいですね。

こんな使い方があったなんて！斬新です。

【出汁しゃぶ】

これが名物、出汁しゃぶ。

珍しい紙の鍋には、食欲をそそるお出汁の香りがふわっと。

お肉：高級ブランド豚「白金豚」のロースとバラ2種盛り。

お野菜：レタス・ほうれん草・椎茸・豆富・九条葱・エリンギ・榎茸・たもぎ茸・鶏団子・葛切
・麩（菖蒲麩・蓬麩）

お出汁の中にお野菜を入れていただき・・・

そこに豚をしゃぶしゃぶします・・・

贅沢過ぎて、すみません！！

白金豚の甘みが口の中でふわ～っと広がります。幸せ～！！

お野菜はどれも出汁との相性がよく、麩も目で楽しめて、四季を感じます。

この名物「出汁しゃぶ」は、薬味も名物なのです。

つゆ（つけ汁）に、柚唐辛子と葱をたっぷりと入れていただくスタイル。

こちらの薬味はおかわり自由！

ネギって、実はあまり得意ではなかったのですが、こちらの葱は、流水に30分浸しているだけあって、臭みが全然なく、シャキシャキの歯ごたえがヤミツキになります！

お肉との相性も抜群！！

この上ない至福のひと時でした。

【一品】

箸休めの一品は、「土佐ゼリーがけ」

金糸瓜・オクラ・プチトマト・蛸酒煎り

さっぱりしていて、ツルッと食べられます。

しゃぶしゃぶの後なので、口や胃がスッキリ！！

【ご飯物又は京蕎麦・京うどんから選択】

・ご飯物

鯛・とうもろこし・枝豆の炊き込みご飯。

こんな上品な炊き込みご飯、食べた事ない！！というくらい、出汁がとても上品！！

・京うどん

先程の、出汁が再度登場です。

京都の製麺所で、この出汁に合う為だけのうどんを、わざわざ作ってもらっているのだそうです。

お店の方に、全部作っていただきました。

うわぁぁ＝、本当に出汁と合う！！そして、先程の葱とも合う！！

結局、2人で葱を2杯半おかわりしちゃいました。

【甘味】

枇杷コンポート・白桃ババロア・黄桃・セルフィーユ

最後はバニラか抹茶のアイスでしめるところが多いですが、最後まで手を抜かないですね～！

上品で味が強すぎないので喧嘩する事無く、全てバランスが良いです。

お腹も心も満たされました。

ごちそうさまでした。