酵素料理教室とTPPと秘密保護法案と | 野菜料理教室「はなのうてな」

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昨日は、滋賀県の近江八幡市にて「酵素料理教室」をさせていただきました。
場所は安土コミュニティセンター。
以前、手づくり酵素教室に来てくださった方からのご紹介です。

「酵素がいいって聞くには聞くけど、何を食べたらいいの?」
「酵素何とかっていっぱい売ってるけど、どれを飲んだらいいの?」
「美味しいの?」
「そもそも、酵素って何なの?」

などなど、ご質問を受けての開催。
酵素の働きや、いつ、何を、どのように食べるのが効果的かをお話した後、みなさまで調理していただきます。

ただ、30名のご参加と聞いて、ちょっとびっくり!

私の酵素料理教室で使う塩麹や甘酒などは、全て私が手づくりしたものを使っているので、準備が
がんばりました。


献立は
・グリーンスムージー(柿、みかん、りんご、小松菜)
・野菜で野菜を食べるサラダ・2種のドレッシング(にんじんのクリーミードレッシング・大根おろしドレッシング)
・発酵ビビンバ丼(甘酒コチュジャンと塩麹ナムル)
・白菜の味噌スープ
・フルーツ甘酒


今回ご参加いただいたのは、私のお母様世代の方々です。
みなさま、めっちゃお元気でテキパキされていて、ノリがよくて、酵素足りていらっしゃいます~って思いました(笑)



まるで、宴会の風景のような試食会。
超山盛りのサラダが不思議です(‐^▽^‐)


そして、酵素をたっぷりいただいた午後からは、TPPの学習会が開催され,
私もあらためて一緒に勉強させていただきました。


問題だらけのTPP、
しかも秘密交渉・・・
私たちにとって、何のいいところもないです。
少なくとも、私には。


TPP参加で困るのは農業ばっかりみたいなメディアの報道の仕方も戦略的で、全部で24項目ありますね。
今回の講師は普段農業をされている方で、通れば、普通の百姓は本当にこれ以上やっていけない、これからみなさん家庭菜園をどんどんされた方がいいとおっしゃっていました。
でないと、まともなものは手に入らなくなるからと。
例えば、今ならポストハーベストの問題も、「〇〇使用」と商品に書いてあるから買うのを避けることもできるけれど、何も表示されなくなる。
私はたまにスーパーに買い物に行くと、食品の原材料の欄を見て歩くのが趣味なのに、添加物の表示もしなくてよいことになるんだって

でも、私たちがかしこくて、国産のものや近所で作られた安心できる物しか食べないなど地産地消の動きが高まってアメリカのものが売れないとする。
すると、ISD条項により損害を国が賠償請求されるかもしれない。
賠償金は私らの税金から出ていく。
実際、ドイツの原発廃止制作に対し、もうけが失われるとドイツ政府を訴えた外国の会社があったりする。
よその国の一企業のもうけのために政策変えるわけないだろうと思いたいけど、日本はアメリカのどこぞにいわれたらすぐ変えそうですね、今もか?
というか、それ以前に日本を代表する他国籍企業に支えられた日本政府でしたっけね。


家庭菜園していれば安心といっても、すでに種もF1品種しか出回っていないということで、在来種をつなぐことにも話が及びました。
こういう話は元気が出るね
その方もこの地でご先祖さまがずっと作ってきた「ねぎ」を守られているようです。
ねぎの中にごはんを詰める郷土料理があるそうです。
食べてみたい!!

私もやっと自分の畑を持てることになったので(お借りします)、安土の在来種のねぎを分けていただき伊賀で育ててみようと思っています。


そんなこんなで朝から夕方まで盛りだくさんの勉強会。
みなさま一日大変お疲れさまでした。
濃い一日でした。


ありがとうございます。
よろしければ、また、呼んでください。