こんにちは。奥井まゆです。
「俺たち、これからもずっと二人で生きていくんだから」
といった男性の話をしようと思う。
これ、誰が言ったのか？
うちの、父です。（笑）
それも、最近のことらしい。
父、６７歳。
誰に言ったのか？
想像はつくと思うけど…
母に、です。（笑）
これにわたし、本気で本気で度肝を抜かれるぐらいびっくりしたんですよね。
うちの父は、典型的な企業戦士で団塊世代の次の世代で男性至上主義w
わたしの目から見ても「この人時代遅れだろw少しは優しくなれよw」とは思うこと多々。
感情的になる女は嫌いだし、世間体をすごく大切にしていて
家族を縛ることなんて当たり前www
こう書くと、めっちゃひどいねw
わたし、なんか父に恨みでもあるんじゃないのかってぐらいだねw
仕事面では世界で一番尊敬していたけど
オトコとしては全くだったんだよねー。
でも、
そんな一面を知っていたからこそ、母に放った
「これからも二人で生きていくんだから」
なんて言葉が父から出てくるなんて
夢にも思わずだったの。
そんなこんなで、今日は両親の話を書こうと思う。
わたしの両親は結婚して３１年。
夫婦生活ベテランカテゴリーに突入しています。
そんな両親の元をわたしが離れたのは、もう８年以上前になります。
もー、わたしの仕事観って、ほんまに父にそっくりらしくて
早く経済的に自立したくて仕方がなくて２０歳から家出貯金をしたほど（笑）
そんなわたしが、社会人になって一ヶ月も経たずに実家を出るのなんて当たり前w
それまでお嬢で通してきたんだけどね（笑）
母は賛成してくれたけど、父を説得することはとっても難しくて
勝手に家を決めて帰ったら（虚構とっぱ）
初めてなんか物を投げられたのは懐かしい思い出だわ。
で、
そんなとっても厳しい父と
女を絵に描いたような母。
もともと仲が良かったのか？といえば…
いいわけないw
わたしが成人したら離婚したいと母はずっと言っていたから。
もともと父と母の素質自体が真逆ぐらい正反対っていうのもあるんですけど
わたしがこれを知ったのは、社会に出てからだから、
子供の目線から言えば「なんでこの2人結婚したの？」で疑問がいっぱいだった。
お互い大切にしたいものが違いすぎたんですね。
なので会話も成り立たない時期があったわけです。
むしろ、お互いボールさえ投げ合っていないといいますか…（笑）
でも、結論だけ言うと、
今は結構仲良しです。
結構、というか…
かなり…か、かなり…
こっちが照れるぐらい…
父はもう会社員を引退していて、
強制的に運動するためにシルバーセンター経由でアルバイトをしている。
（６年前に会社を引退した時、
父を再雇用したいって申し出はたくさん来ていたのに…
うちの父は特殊な仕事をしていたもので、引く手数多だったのです。
それを全部ける父をもったいないと思ったのは懐かしい…だってあの人の給料知ってたw）
で、母はずっ専業主婦なんですけどね。
今でも手をつないだり腕を組んで歩いているし。
数ヶ月に一回は二人で旅行に行っている。
わたしが実家にいても、二人でお出かけしちゃうとか、普通にあるw
二人でお金貯めてイギリスとかいこうとしている。
（やめたらしいけどw）
でね、この仲良しの形がですね…
わたしはずっと、母の努力の賜物だと思っていたの。
手を繋ぐのも母からだし、
旅行も立案は母が多い。
ちなみに、うちは両親は別会計ですので
（この歳で別会計って珍しいよねw
お互いお金稼いでいるからなんだけど
まあ、ほぼ母が掌握しているんですけどね〜
昔は違った）
おごるおごらない戦争もあり（笑）
母が父に寄り添っていると、わたしは思っていたの。
でも、
違ってた。
まゆ「なんで今こんなに二人仲いいの？」
母「えー、仲良いっていうか、お父さんがあるとき言ったのよ〜」
まゆ「何を？」
母「なんかね、二人で別々にテレビ見てたとき（奥井実家は二人暮らしでもテレビが４台ありますw一人２台計算w）
お父さんが話しかけてきたときに、うるさいから黙ってって怒こったのよ〜
そのときお父さんが
”俺たちこれからもずっと二人でやっていくんだから、話を聞いてくれよ”
って言ったの。
そりゃそうよね〜
まゆちゃんは別に暮らしてて、
2人で暮らしているのに、コミュニケーションないっておかしいわ〜
って思い返して、
2人でもっと楽しく生きていこうと思ったのよね〜」
そこから、母が本領発揮。
ベタベタ生活が始まったw
でも、ここでまさかの展開だったんだけど
きっかけは、まさかの…父！！！！！Σ(ﾟдﾟ;) ﾇｵｫ!?
わたくし、厳しい父しか知らなかったもので
本当に度肝抜かれました。
確かに年々丸くなっている父は知っていた…
むしろ驚きつつも甘えていた。
バーバリーとか買ってもらっていたw
お迎えにも必ず来てもらってた…
荷物もいつも持ってもらってた…
でも、頑固親父の典型を型押ししたような存在の父が！
母にこんな言葉を言うなんて！
確かに、
2人しかわからない長年の付き合いもあると思う。
わたしがいない間の2人のやり取りもあると思う。
（まだまだ書けるネタは満載なんですけど）
そんな中、母は父を「運命の人だったわ、やっぱり」と言っている。
やめろ、ゲロ甘w
ではなく、
いい夫婦の形だなーて思った。
お互い、支え合って生きているな、と。
別にわたしが仲良しと言っているわけではなく
母が父に暗示をかけるかのごとく
「わたしたち仲良しだからね、わかってるよね？」
と迫る姿を何回か見ているのですが（笑）
母も「ああ、いいんだ、甘えて」とスイッチ変えてから、
どこに向かうか明確だったのだと思う。
でも、きっかけは父だったわけ。
男の人って、不器用だけど、優しいのね〜。
で、もちろん
それに答えるオンナであることもとっても大事ね、って思いました。
ここ最近、５億貯めているおっちゃんにも言われたんですが
「まゆさんは、両親に愛されている匂いしかしない」って。
匂い…え、香ばしい感じなのかしら…（なんか嫌）
そんなん自分ではわからないし、
わたし、その時なんて答えていいのかわかんなんかったんですけど
確かにそうなのかもしれないな、って
今回お正月に実家に帰って時に思いました。
両親に完全に巻き込まれている感じだけどねw
で、今日何が言いたかったのかと言いますと
夫婦仲がいいと、世界を平和にしますね。
そんなこと。
で、これだけじゃなくて
ここでどうしてこうやってうまくいく夫婦生活になっていったのか
母と会議をして、スピリチュアル的にも明確にしてみたw
母はもともと、エネルギーとかそういう話ができる人だったりするのです。
すごいやろ（笑）
それはまた、機会があれば。
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