『謙信びいき』
『天地人』の原作者、火坂雅志氏のエッセイ本であります。
歴史の隅に隠れた才能溢れる男たちのお話
旅に関するお話
地方の食に関するお話と
バラエティー豊かな内容となっておりました。
ちなみに謙信ネタはありませんでした。
中でも利休ゆかりの茶器をめぐって、
茶器と歴史人物たちとの関わり合いを描いた話は秀逸の一言。
火坂氏が歴史小説家を目指したのは
司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んだのがきっかけらしい。
私もそう。
土方さんにハマり、
歴史小説にハマった。
司馬氏の小説で歴史小説を好きになった人は多いのではないでしょうか。
他、
大河ドラマに決まってからのドタバタぶりは笑えました。
NHKの発表までは箝口令が敷かれたそうです。
天地人が決定したことは親にも言ってはいけない…。
大変なんだなぁ…と