皆さん こんばんは、


造形太郎です。


先日出来た屋根の下に以前から置こうと思っていたものがあります。


それは、タイルで出来た流し台。


多少、小さいタイルがはがれているものの程度はそこそこなので設置しようと思っていました。


うちのスタッフはこれを見たことがないと言ってました。


どんだけジェネレーションギャップ?おかしいな?


結構、雑誌なんかにも載っていそうなんですがね!



花工場のブログ

台のタイルは剥がれてしまっているので、暇なときでも手持ちのタイルで貼り直そうと思っています。


花工場のブログ
とりあえず、小屋の隅に降ろしました。

さて、お待ちかねの涼しくなるかならないかは、分かりませんが『本当にあったお話!』


私が小学生頃、地元では子供達だけの夏祭りがありました。

自分たちで御輿を作り家々を回りお小遣いをいただくというお祭りです。


御輿を作るのに近くの公会堂を使うのですが、そこは小さな神社があります。そして大きな杉と樫の木の大木があります。幹回りは、1メートルくらいはあったでしょうか?


毎年のように御輿を組み立てている時のこと。


『これ、何だ!』という年長のガキ大将分が声を上げる。

自分も何かと眺めると、それは、よく怪談話などに出てくるアレ!


『藁人形』が1体。


この神社は普段は人気のない場所なので、誰かが作ったものであることは間違いないのですが、ただなんの為にと思うと子供心ながら、急に怖くなってきました。


藁人形は、夜の丑三つ時(現在の夜中の1時~2時くらいでしょうか?)に人目に触れぬよう、木に取り付け怨みのある人間に重ね合わせ、5寸釘を藁人形に数日間、打ち込むというものです。


その人形にたとえられた人は病気になったり、最悪の場合は、死に至るというものです。


今、私が住んでいる場所にも大きな大木のある○○神社があります。

まるでトトロの森のような大きな木が神社を覆い茂っています。距離にして200メートルくらいでしょうか?

私の2階の寝室の窓からそこはよく見えます。


数年前の夏のある夜、」寝苦しく、夜目が覚めました。

夏は、暑いので以外と窓は開けたまま寝ることが多いのですが、その○○神社の方から『ト~ン』・・・・『ト~ン』と一定のリズムで音が鳴っているのです。


その日は、特に気にならなかったのですが、また数日後、やはり同じ夜中の1時~1時半ごろになると同じ音色の音が・・・・・『ト~ン』・・・・ 『ト~ン』・・・・『ト~ン』・・・・


どうも音の音色は、木に釘でも打ち込んでいるような響き。釘をトンカチで打つと金属音ですが、木槌で叩くと低い音になるのです。藁人形の場合は、木槌を使います。


その夜も、多少気にはなりましたが、ある程度続いた後には音は止みます。


その次の日は、気になり時間になるともう眠れなくなりました。


やはり、その時間ころに『ト~ン』・・・・『ト~ン』・・・・と鳴りだしました。


今日こそは、布団から起きて、その○○神社の方を窓から覗いてみようと思いました。

とっても嫌な気分でしたが、眺めてみることにしました。


恐る、恐る、レースのカーテンを開け、その○○神社に目をやると、暗がりでよく見えません。(この辺は、夜でもあまり電灯は無く暗いのです。)

誰か人気は無いかと目を凝らして見ました。神社の建物が陰になっているのか?よく見えません。


その時!


『アッ!』と思った瞬間見つけたんです。


『まさか!』


『嘘だろう!』


『こんなことってあるのか!』


私の窓を見つめるその後ろで『ト~ン』・・・・『ト~ン』と鳴っているんです。




それは、まぎれもない嫁の寝息だったんです。


最後までお読みいただきありがとうございます。


『本当にあったお話です。』


逆に暑くなっちゃいました。



それでは、また明日。