【NY CONV.】3日目・「折り紙きゃらばん」の事 | おりがみライター日記

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最近はOrigamiATCの情報が中心。

NYコンベンションのレポートも、これで最後です。
3日目、月曜日は講義や技法の解説などが中心になり、
ここで参加者はグッと減ります。

講習作品が飾られていたひな壇も撤収されて、
少々淋しい感じがしてきます。

3日間の教室プログラムは、OrigamiUSAのサイトで、
折り紙講習の見本写真付きで見ることができます。
==>> 土曜日はこちら
==>> 日曜日はこちら
==>> 月曜日はこちら

       

今年は、マイケル・ラフォース氏の講義と、
招待作家のホルヘ・パルド氏の講義に出てみました。
・・・爆睡しました。

講義に出るのは諦めて、昼からはホテルに戻って、
軽くパッキングをしました。

これで、残るは「Monday Night Dinner」(懇親会)です。

       

ちょっと話を戻して、表題の事などを。

おりがみはうす代表の山口真氏は、
3.11の震災が起きてすぐ、折り紙で何か貢献したいと
「折紙きゃらばん」計画を立ち上げました。

おりがみ用紙と本を被災地に届けに行こう、というものです。
出版社や折り紙メーカー、折り紙愛好者に呼びかけ、
本と紙を集めました。

最初は2011年4月15日~18日
2回目は2011年5月1日~4日、3回目は2011年10月11日~12日。
許可を頂いた避難所や小学校へ行って本と紙を寄付し、
時間や場所があれば、折り紙教室を開いたりもしました。

4回目は1012年の夏。
「外国人が日本人に折り紙を教える」というのは、
変わっていて面白がってくれるのはないか、
という山口氏のアイデアで、
8月に開催される東京の折り紙コンベンションに参加した
外国人14人のグループを結成。

3つの仮設住宅の集会所を訪れ、折り紙と本を寄付して、
一緒に折り紙を楽しむことができました。

==>> 折紙きゃらばんの活動詳細はこちら

       

今年の夏も、外国人による折紙きゃらばんを計画しています。

今回のNYコンベンションでは、
OrigamiUSAの協力の元、その活動への募金を行いました。



山口 真・作の「ブーツ」を小さく折って箱詰めして、
1個5ドル以上で販売。
(5ドルというのは最低ラインで、多めの支払いはOK)

すると、1人で何足も購入してくれる方が出現!



全部柄が異なる紙を使ったので、どれにするか迷う人もいました。



こうして90足用意したミニブーツは、3日間で完売。
多くの折り紙愛好家が、東日本大震災を気にしてくれていると感じました。

今年は、気仙沼の集会所を訪問することになりました。

「みなみまちcadocco」という場所をお借りして、
8月21日、10時~12時、13時~15時の2回、
折り紙教室を開きます。

今回の募金は、その移動のための交通費にあてられます。
(滞在費や食費は各参加者もちです)
大きな車をレンタルして、ひたすら東北を目指して走ります。

↓その告知チラシも貼っていただきました。
 日本語ですが・・・



「Monday Night Dinner」(懇親会)の会場では、
集まった募金約600ドルの授与式も行われました。



折り紙で支援活動、というほど大それたものではありませんが、
この企画で、1人でも多くの被災地の方々が、
折り紙を楽しんでくれたらと思います。    

追記:山口真氏から
「会場の近くにお住まいの方、参加は勿論、
 お手伝いしてくれる方を歓迎します」

とのことです。


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