先週の金曜、ソフトバンクの本社

ジャーナリスト田原総一朗さんとソフトバンク孫正義社長による対談がありました。

テーマは「デジタ
ル教育は日本を救うのか?」。


会場には教育関係従事者が200~300名が集い

私はありがたいことに、招待席の最前列で拝聴させていただきました。

ご興味のある方は詳細をこちらからご覧ください


日本のデジタル教育の遅れに対する、孫さんからの提言は

かつて世界が農業社会から工業社会へと革命を起こしたように、

今度は、工業社会から情報社会へと意識革命を起こさなければならない。



どういうことかと言うと、

もはや私たちはキーを叩けば、いかなる情報も手に入るようになった。

その技術は今後さらに進化を遂げ、30年後にはパソコンが目の前になくても

「これ何だろう?」と思った瞬間目の前にスクリーンが表れて情報が出てくるような社会になる。



さて、こんな時代だからこそ、どういう教育が望まれるべきなのか?

それが孫さんの問いかけでした。


孫さんの提言は、

「情報は誰でも手に入る。だからこそ私たちは人間にしかできないこと、

つまりその膨大な情報をもとに、新しい思考をする、新しいものを造りだしていく。

そういう仕事に専念しなければならない」と。

そして、そういう人間を育てていくために、教育者は30年後の社会を想像し、

何が必要なのかをゼロから考えなおさなければならない、と。



まさにその通りですよね・・。


大学受験のために、無駄だな暗記競争に従事しなければならない日本のこどもたち。

極めて残念なことですが、

それを政府規模、国という規模で変わることを期待しても当分は難しいでしょう。

私たちにできることは、政府や国全体が変わってくれることを期待して待つのではなく、

私たち自身が変わり、家庭でできること、私たちのレベルでできることから取り組むことだと思います。

2歳の後半になる花ももはや私よりipadを使いこなしで自由に世界のアプリで遊んでいます。

それを取り上げるのではなく、そこから彼女にどんな発想ができるかを教え、

豊かな思考が得られる方向に導いてあげる工夫をする。

親として、そんなことから始めようと思います。