皆さん、お元気ですか。

10シーベルト、
10,000ミリシーベルト超の放射線が測定されたそうですね、
福島第一原発1号機と2号機の間から。

東日本にお住まいの皆さん、マスクくらいしましょうよ。
街を見渡すと、あまりに無防備で驚きます。
小さなお子さまをお連れの親御さん、
いつかは子どもを産もうと思っている女性たち、
若い皆さんは特にです。

今朝、テレビに、イベントに参加する幼稚園児の姿が映っていました。
場所は上野。パンダのポストが設置されたとか何とかで、
近所の幼稚園児がセレモニーにかり出されたということらしいです。

無邪気に笑っている園児たち、
誰一人としてマスクをしていません。

大丈夫でしょうか。

画面のどこにも
「子ども達の安全と健康に十分配慮しております」
とか、何かそういう注釈もありませんしね。
第一、各自の防備以外に配慮しようがないんです、vs 放射能。

夏休みのニュースで遊園地や動物園などに
たくさんの子どもたちや若い人たちがいる映像を見ても
やっぱり私は、この子たち大丈夫だろうか、と思ってしまいます。

国や行政が信用できない、というのは生活しづらいことですね。

「放射能バリア」みたいな素材が開発されて、
イベント会場をすべて覆うとか、
高性能で正確な「放射線洗浄機」が開発されて、
絶対安全なスペースを確保できるとか、
そういうことが可能になったら、
それこそ画面下部の注釈一つで
私も安心してテレビを見ることができるのです。

会場の放射線量をゼロに保持しております。
…的なね。
もちろん、テレビ局を信頼できれば、ですが。

あるいは、屋外に子どもや若い人を呼ぶ場合は、
会場の入口で、高性能で間違いのない、
しかもちょっとオシャレな「防護服」を配布し、
必ずこれを着用すること、とか…。

その場合の画面の注釈は、

放射線被曝を避けるため
特別な防護服を着用して頂いています。


あるいはもう少しやわらかめに、

お客さまに安全にお楽しみ頂くために
特殊素材のユニフォームを着用して頂いています。


…こんな感じ?

何しろ、そんな時代にならないうちは、
マスクくらいしましょう。

目に見えない放射線が、被爆した本人ばかりでなく
その子孫まで苦しめる恐ろしいものだということを知ってください。
そして私たちは、これから、この「放射線」と
長くつきあっていかなくてはならないのです。

若い皆さんに特にお願いです。
ご自分を、お子さまを、どうぞ全力で守ってください。