ぼくらの家路

 

監督: エドワード・ベルガー

出演: イヴォ・ピッツカー, ゲオルク・アルムス, ルイーゼ・ハイヤー, ネレ・ミュラー=シュテーフェン, ヴィンセント・レデツキ

2013年

 

 

10歳のジャックは、6歳になる弟マヌエルの世話で毎日大忙し。シングルマザーの母は優しいが、まだ若いため、恋人との時間や夜遊びを優先する。そんなある日、ある事件をきっかけにジャックは施設に預けられることに。そして母に会う為に待ち続けた夏休みが来るが、迎えが3日後になるとの電話が入り…。10歳と6歳の幼き兄弟が、突然姿を消した母親を捜す、感動の3日間を描いた珠玉作! 

 

シングルマザーの母は仕事に恋に忙しく、10歳のジャックは6歳のマヌエルの世話をする。

子どもたちは、ママが大好きで、ママも子どもたちをかわいがる。一見、ほほえましい家庭。

 

ところが、風呂場でマヌエルがやけど。ママは、保護者に不適切と判断され、ジャックは施設に預けられることに~。弟のマヌエルは、親せきの家に預けられ、離れ離れに~。

 

ジャックは、いじめを受けながらも、施設でなんとか過ごしてい。夏休み、ママが迎えに来れないという。ジャックは、施設を抜け出し、弟を連れだして、ママに会いに家に戻るが・・・・・・・・

 

ママに会いたい一心の子どもたちの気持ちが、いじらしい。

ママはいったいどこへ行ってしまったのか?

 

ママは、子どもをかわいいと思う気持には変わりはないのだろうけど、自分のことの方を優先し、恋人に夢中になると、子どものことは、ほったらかし。大人になりきれてない。

それに比べて、ジャックの方が、余程、大人。これから、どうすれのが一番いいのかを判断したジャックは、えらいなあと思うけど、こんな判断をしなければいけないとは、・・・・・・・・・。

 

お気に入り度★★★★