星やどりの声


朝井リョウ 角川書店 2011年10月


星やどりの声/朝井 リョウ
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星やどりの声 (角川文庫)/朝井 リョウ
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星になったお父さんが残してくれたもの―喫茶店、ビーフシチュー、星型の天窓、絆、葛藤―そして奇跡。東京ではない海の見える町。三男三女母ひとりの早坂 家は、純喫茶「星やどり」を営んでいた。家族それぞれが、悩みや葛藤を抱えながらも、母の作るビーフシチューのやさしい香りに包まれた、おだやかな毎日を 過ごしていたが…。

就職活動しているが内定がもらえない長男光彦
黒いカメラをぶら下げている小学生の三男真歩
顔だけ似ているが、服装も行動も全然違う双子の小春とるり
ストリートミュージシャンの佑介と付き合う小春
母親の作った弁当を食べない二男凌馬
店を手伝いに来たり朝食を作りに来る結婚している長女琴美

これには、みんなにわけがあって、それは、父親に関係したことで・・・・・・・・・・
気持ちがざわざわした。みんなが抱えている悩みが切なくて・・・・・・

父親の死を受け止められないでいる子供たちが、それぞれに答えを見出して、成長していくってところが好き。

家族がまとまって、いい感じだった。


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