祈りの幕が下りる時

東野圭吾 講談社 2013年9月


祈りの幕が下りる時/講談社
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悲劇なんかじゃない これがわたしの人生。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…。


これは、加賀刑事シリーズだったのですね。何も知らずに読み始めて、加賀さんの名前が出てきてびっくり!加賀刑事の母親のことが明らかになり、興味深かった。それに、加賀がなぜ、日本橋署にいるのかも理由も明らかに・・・・・・
最後まで読むと加賀刑事に異動が・・・・・

父親の臨終に加賀刑事が立ち会わなかったことは、知っていたけれど、その理由もわかり、切なくなった。


殺人、失踪・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな事件が絡み合い、一つのおおきな事実が明らかになる構成はとてもよくできていると思う。さすが、東野さんだ。


あの親子の逃避行はつらかっただろうな・・・・・・・・


お気に入り度★★★★